29日目つづき
【再びウドンタニーへ】
無事にタイ再入国を済ませ、ウドンタニーに舞い戻ったのが、昼の1時半頃。
バスターミナルの外れにある407の事務所で明日の朝のパタヤ行きのチケットを購入する。
このまま夜行バスで帰るにはあまりにもしんどい。無理だ。腰が壊れる。
今晩はウドンで一泊しよう。
うまい具合に明日の朝のVIPシートが取れた。しかも最前列だ。これはラッキー。
ホテルとバービアの集まるサンパンタミット通りへ。バスターミナルからは歩いて5分ほどだ。
ウドンタニーのホテル
何度も泊まったことのあるTOP MANSIONへ。ハイシーズンには満室で断れることもあるが、今はガラガラ。1泊450バーツのスタンダードルームが取れた。
簡単なリノベーションが終了したようで、受付や室内がちょっとだけ綺麗になっていた。客室のドアも頑丈なものに交換してあった。
これは改修前の玄関
ちょっとだけ綺麗になった室内
ウドンタニーでホテルに泊まるなら、このトップマンションか、近くにある「@ホーム アト ウドン (@Home at Udon)」で間違いないと思う。
綺麗なのはアットホームのほう。ベッドはふかふかで、テレビも大きい。設備は断然トップマンションより上だ。少し値上がりして1泊700バーツほどだろうが、部屋数が少なく満室のことも多いので、予定が決まっているならあらかじめ予約しておこう。
@ホームアトウドン
ただ、どちらもプールやレストランは併設していないので、より大きくてしっかりしたホテルに泊まりたい人は、トップマンションとアットホームの間にある「ザ パナライ ホテル (The Pannarai Hotel)」がおすすめ。
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部屋に入り、ようやく一息ついた。
何時間バスに揺られていたことか。体がふわふわしている。
ネットやテレビを眺めてぼんやりする。
ふと思い出し、Bちゃんに連絡してみた。145センチのちびっ子バービア嬢だ。すでに帰省しているが、実家がウドンタニーの近所だったはずだ。
突如ウドンから連絡を入れたものだから、向こうもびっくりしていた。
最初は信じてもらえなかったが、ホテルの窓から見えるセントラルフェスティバルの写真を見せると納得していた。
Bの実家からウドンまでは2時間の距離だそうな。
今から遊びに行くと、冗談めかして言われた。
まあ、今日はウドンで夜遊びしたいので、実際に来られても困るんだけど。
パタヤでの再会を約束。
ウドンタニーのセントラルフェスティバル
夕方、セントラルのフードコートで食事。
がっつり肉が食べたかったので、ポークステーキ。
79バーツ。
ここのフードコートは、同じメニューでもパタヤに比べて10バーツほど安い。
マクドナルドやケンタッキーなども同様。10から20バーツほど安い。
物価の違いを実感する。
長期滞在にはウドンもいいかも。ビザランも楽チンだし。
ここに長期滞在しているファランは多いし、日本人もちらほらといる。実際に以前のビザ取りの際に知り合った日本人はビザラン目的でウドンに住んでいると言っていた。
物価も安いし、セントラルもあるし、生活には困らない環境だ。
【ウドンタニーのバービアめぐり】
日が暮れた。疲れているはずの体だが、夜遊びの虫がうごめきだす。
せっかくウドンまで来たことだし、バービア巡りくらいしておかないとね。
ちなみにウドンターニーといえば激安置屋で知られているが、あまり置屋遊びは好きじゃない。確かに安いのだが、どうにも好きになれない。ホテルの部屋へ連れて帰ることもできるけど、ただヤルだけってのもねえ。
(ちなみにウドンタニーの置屋の相場は、多少値上がりして400か500バーツくらい。ホテルに連れて帰るとショートで800から1000バーツ、ロングで1500から2000くらい。言い値は高いことが多いので要交渉。)
そこでバービアめぐりとなる。
去年ウドンを訪れたときは、現役女学生バービア嬢と仲良くなれた。自称二十歳だったが、例によって年齢詐称。翌朝、制服に着替えてホテルから通学していたっけ。
そんな出会いを求めて、ウドンのバービアめぐりスタート。
と言ったものの、ウドンのバービアの数は限られている。
トップマンション横にある「DAY&NIGHT」に15軒くらい。
サンパンタミット通り沿いに10軒ほど。
鉄道駅方面にあるナイトマーケット横にさらに15軒ほどだろうか。
実質40軒ちょっとだろうか。
すぐに全部まわれてしまう。
日本人をはじめアジア系の客はあまり見かけない。
ファランがほとんどだ。
特にナイトマーケット横のバービア群は、沈没ファランの巣窟といった感じで、ちょっと居心地が悪い。まあ、あまり気にせず、気になるバービア嬢がいれば突撃すべし。
ぐるっとすべてまわってみたものの、特に気になるバービア嬢は見当たらず。
去年の女学生のバービアは閉店済みだった。
さて、どうしたものか。
とりあえずビールが飲みたかったので、デイ&ナイトのバービアに入ってみた。
接客してくれたのは20歳のウドンっ子。ルックスはまずまず。働いて1週間ほどだそうな。
ペイバーする気にはなれず1杯だけで退散。
ちなみにウドンのバービアでは、ビル(伝票)はテーブルには置いてくれず、キャッシャーの近くに置かれたままだ。ちょっと不安になるけど、別にぼったくりではなく、そういうスタイルのようだ。ビール1本で70バーツほど。
【アメリカンマッチョガイと遭遇】
通り沿いにある別のバービアへ。
そこそこ可愛い子がいたが、接客中。
気にせずビールを飲む。するとハワイ出身のアメリカ人に声をかけられる。
筋肉ムキムキのマッチョ・ホワイトガイだ。てっきり軍人かと思えば、中国で教師として働いているらしい。なぜそんな奴がウドンにいるのだ。
で、そのマッチョ野郎、日本のアイドルが好きだった。
中でもパフューム大好きだという。
3人とも名前が言えるし、日本語の歌詞まで覚えている。
が、あ~ちゃんのことをエーチャンと発音していたので、修正してあげた。
BABYMETAL(ベビーメタル)も大のお気に入りで、これまた振り付きで歌っているじゃないか。
DOKIDOKI MORNING
♪イマナ~ンジ
日本のことを好きでいてくれるのは大いにうれしいが、ちょっと気持ち悪いぞ、マッチョ野郎。
まあ、その後はアメリカンロックの話になり、音楽全般が好きなナイスガイだとわかったけど。
ZZトップスからグリーンデイまで、YOUTUBEで検索してビデオを流していた。
しまった!
ウドンまで来たのに、アメリカ人と音楽の話ばかりして、ちっとも女遊びができていない。
ついつい楽しくてビールを3本も飲んでしまったじゃないか。
少々酔ってきた。
が、まだウドンの夜は終わらない。
ここで終わるわけにはいかない。
(つづく)