昨日4月25日、少し外出してみた。
パタヤはあいにくの雨模様。
街全体がどんよりと沈んでいた。
雨模様のパタヤビーチ
ここ2,3日、パタヤは雨が降る。
セカンドロードの交通量は少なく、道路も濡れている。
昨日は昼過ぎにはまとまった雨が降っていて、一部では大きな水たまりができた。
排水がぎりぎり追いついているかいないかという程度のもの。
ビーチロードは冠水の一歩手前で、マンホールからは水が吹き出していた。
これで少しはパタヤの水不足が解消してくれればいいが。
広くて綺麗になったパタヤビーチの空には雨雲がかかっている。
ビーチ並びに遊歩道でのアクティビティは原則禁止となった。
どこからどこまでがアクティビティと呼べるのか議論が分かれるところ。数人のグループで集まったら駄目だとしても、一人で散歩したり遊泳するのも駄目なのかと。
難しいところだが、今は我慢するしかないと思う。
さすがにこの天候でもあるし、ビーチには人がいない。
でもほんの数人程度は見かけた。
子供連れで遊んでいるだけのようだ。こういうものまで禁止としてしまうのか。
やっぱり難しいところ。
遊歩道とビーチロードも閑散としている。
遊歩道でのジョギングも駄目とされるが、道を渡った先ではジョギングをする人を見かけた。
しかもマスクもせずにジョギングしている。マスク着用そのものも議論が分かれるし、それぞれの主張もあろうけど、現状、マスクなしでジョギングする行為は、他人や社会に対する配慮が著しく足りないと言われてもしかたない。
当の本人は何も考えておらず、ただ走りたいから走っているだけなのだろう。でも、健康のためなら死んでもいい、健康のためなら誰に迷惑をかけてもかまわない、そんな風に映ってしまう。
そもそも現在のパタヤではマスクせずに外出すること自体が禁じられている。
警察に逮捕されろとは言わないが、運動は部屋の中でやってほしい。
ウォーキングストリート
ウォーキングストリート入り口ゲート。
大型ディスプレイは利用されずに、パタヤ市による大きなボードが設置されている。
Welcom to Pattayaの文字と広くて綺麗なビーチの写真がどこか物悲しい。
現在のパタヤはロックダウン中。
外部からパタヤ中心部に入ることは禁止されている。
ましてやウォーキングストリートに来たところで何もない。
土曜日の夕方だが、ウォーキングストリート内はほぼ無人である。
日が暮れると完全に無人化してゴーストタウンとなる。
これが今のパタヤ。
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LKメトロ
LKメトロ内は昼間も夜も無人状態だ。
ソイブッカオ側入り口で屋台が少しだけ営業している。
ラムケバブで有名なMcDonelは営業時間を早めて昼間から営業。
あとは壊滅状態。
両替所の閉鎖
観光客の激減により、旅行者向けの施設は閉鎖を余儀なくされている。
両替所もしかり。
営業しても誰も利用者がいない。
ソイダイアナのファミリーマート前、LKレジデンス向かい側の両替所はクローズ。
ここは毎回高レートを提示していて、IDカードの提示も不要のため、重宝していた。
ソイブッカオ沿い、LKメトロ近くのTTカレンシーもついにクローズとなった。
ここは利用者が多い両替所だった。
ソイブッカオとLKメトロ界隈を訪れる旅行者なら利用した経験のある人も多いはず。
いつからクローズとなったのかは不明。
店先に貼られたレートは、1万円=2985バーツの表示で止まったままだった。
ソイブッカオ沿いには他にもTTカレンシーがいくつかあるが、ざっと見たところ、すべてクローズ。
ただし、パタヤのTTカレンシーが全店クローズになったわけではない。
ビーチロード沿い、ソイ8入り口近くのTTカレンシーは営業しているようだった。
現在パタヤにはまだまだ多くの外国人が滞在している。
ホテルだけでも2,800人と言われる。
その他、アパートやコンドミニアムやタウンハウスに住む長期滞在者や移住者はもっと多いだろう。
両替の需要がまったくなくなることはないが、やはり短期の観光客が一番の顧客。
このままでは営業再開できなくなる両替屋が増えていきそうだ。
なお、ソイブッカオのTree Townから常設市場にかけてのエリアは雨模様にあっても唯一にぎわっていた。
タイ人の買い物とファランの暇つぶしで軽い交通状態まで起きているほど。
また、Tree Town内では無料の炊き出しも行われていた。
炊き出しはあちこちで行われ、みんな助け合い精神でがんばっている。そんな景色を見ると泣きそうになってくる。
まとめ
雨に濡れそぼつパタヤ、雲に覆われたパタヤ、無人のウォーキングストリートとLKメトロ。閉ざされゆく両替所。
なんだか気分まで沈みこむ。
でもこれが現実だし、今は耐えるしかない。
明るい兆しもある。
パタヤではここ1週間ほど新規感染者が確認されていない。
油断はできないが規制やロックダウンの効果は着実に現れているようだ。
いつ終わるかはわからないが、とにかくもうしばらくは我慢。命があれば、また楽しめるさ。
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