観光客がいなくなったパタヤでは多くの施設が閉鎖ないし撤退を余儀なくされている。
タイ開国ならびにパタヤ開放したといっても、観光客が大挙して押し寄せるわけではなく、いよいよ力尽きた施設が多く出てきている。
バーのようなナイトライフ施設だけでなく、一般施設も同様だ。
市場も閉鎖される事態となっている。
広告
メーウイライ市場閉鎖
パタヤカン沿いのセカンドロード交差点近くにあるメーウイライ市場。
表にはカオニャオマムアン屋があり、中は屋台村となっていた。
ローカルで雑多ば雰囲気がありつつも、外国人観光客でも利用しやすい屋台村だった。
料理もそれほど高くなく、利用したことがある人は多いはずだ。
日本語表記ありのカオマンガイ屋などもあった。
が、先日、市場前を通りかかると、完全に閉鎖されているのを確認。
内部は取り壊し作業に入っている。
なんだか悲しい光景。
ここ数年は、中国人旅行者が多く利用している印象だった。
中国人観光客がほぼゼロとなってしまった今では存続が難しかったのだろう。
ローカルタイ人旅行者が細々と利用している程度だった。
次に何ができるのかは不明。
建物自体は取り壊されていない。
内部はかなり老朽化していたので、ひょっとして、新しい市場に作り変えるだけかもしれない。
そうなれば真新しい屋台村が誕生する可能性もある。
現在のパタヤでは市場ですら元の姿での存続が困難な状況となっている。
特に観光客が多いエリアでは非常に厳しい。
ソイブッカオ南端の火金市場は更地になり、場所を少し移転して再出発している。
カオニャオマムアンメーサイトーン移転
メーウイライ市場にはパタヤ屈指の人気を誇るカオニャオマムアン屋があった。
カオニャオマムアンメーサイトーンという店名。
関連記事:今が旬!一度食べると病みつき?カオニャオマムアンは、もち米にマンゴーをのせた甘くておいしいタイ名物お菓子
市場閉鎖にともない、カオニャオマムアンメーサイトーンも移転を余儀なくされた。
(ただし、市場からソイを挟んだところにある別のカオニャオマムアン屋はそのまま健在)
カオニャオマムアンメーサイトーンの移転先は、同じくパタヤカン沿いのサードロード近くだ。
(サードロード側から見たところ)
地図
隣にはこれまた有名なもつスープ屋のKhun Sriがある。
カオニャオマムアンは80バーツ。
ここ数年で元々の60バーツから80バーツに値上げされている。
まとめ
火金市場の閉鎖と移転、ソイメイドインタイランドバービア群の取り壊し、そしてメーウイライ市場の閉鎖などパタヤ中心部での景色が一変してきている。
ひさしぶりにパタヤを訪れる機会をえた人はびっくりすることだろう。
在りし日のパタヤの姿はもはやない。
1年8ヶ月も新規外国人観光客がほとんどいないパタヤではこれが現実だ。
復活への道は遠く険しい。
広告