タイは現在、非常事態宣言のまっただなか。夜間は外出禁止令が出ている。
レストランは営業していてもテイクアウトかデリバリーオンリーで店内飲食は不可となっている。
テイクアウトで買いに行く手間を考えると、ネットでオーダーしてデリバリーしてもらうのが楽でいい。
というわけで、パタヤのデリバリー店舗をいろいろと見ていると、日本式カレーの店を見つけた。
場所はダークサイドにあるようだ。この状況でわざわざダークサイドまで行く気になれない。そこでさくっとネットでオーダーすることにした。
Curry Blah Blah
カレー屋の店名は、Curry Blah Blah。読み方は不明だが、カリーブラブラでよさそう。
日本風に発音するなら、カレーブラブラ。
店のロゴには、Japanese home curryと書いてある。
日本式家庭カレーか。
パタヤのフードデリバリーサービスはグラブフードなどいくつもあるが、カレーブラブラはフードパンダで扱っているもよう。
検索する時は、curryとでも入力すればすぐに出てくる。
このスクリーンショットは夜中に撮ったため閉店となっているが、昼間はちゃんと営業している。
カレーブラブラのメニュー
ハウススペシャルのBlah Blah Curry with Riceが149バーツ。
ソーセージ、クリーミーオムレツ、カツ入り。
カツは、ポークかチキンを選択できる。どちらでも値段は同じ。
シンプルなカツカレーは129バーツ。
ソーセージカレーも129バーツ。
店のFacebookに掲載されたBlah Blah Curryはこんな感じ。
これはうまそう。
フードパンダで即オーダー。
実はフードパンダを使うのは初めてだったが、特に難しいことはなにもなかった。
オーダーを確定する前にログインが必要だが、Facebookで代用可能。
配達先の住所を指定して、電話番号を入力。
支払いはキャッシュを選択。
オーダー完了すると、すぐに手配開始。
調理中、ライダーがピックアップ中、配達に向かってます、などなど逐一報告してくれる。
オーダーから37分で到着。
「着きました(トゥンレーオカップ)」と電話がかかってきた。
日本の出前と違って、マンションやアパートでも部屋までは上ってきてくれないので、玄関まで取りに降りる。
その場で現金と引き換えに商品を受け取るだけ。
149バーツに対して160バーツを渡す。
お釣りの小銭はチップで。「釣りはいりません(マイトントーンカップ)」と言えば、喜んでくれるでしょう。非常事態宣言下で配達してくれるライダーにはそれくらいしてあげてもバチは当たらないかと。別にチップは渡さなくても問題ない。
カレー実食
袋から中身を取り出す。
カレーとご飯と具材はそれぞれ別皿。
カレールーはこぼれないようしっかり蓋がしてある。
トンカツがばらけているのはまあしょうがない。
ちょっと撮影用に手直し。
小袋の中には、薬味のネギとニンニクフライ。
カレー皿に下にご飯とオムレツとソーセージが入った丼。
おお、なかなか豪華だ。
オムレツのふわふわ感が伝わってくる。
なんだかルーをオムレツとご飯の上に全部かけてしまうのがもったいないような気がして、まずはカレールーから一口。
見た目には、人参も玉ねぎもジャガイモも入っていない。
でも、味は深い。
おそらくは、野菜類はミキサーにすりつぶしてルーに溶け込んでいる。
もうどっからどう切り取っても日本のカレーの味である。
タイのローカル日本食屋のカレーは甘いことが多い。お子様向けかというほど甘い。
でも、ここのカレーはしっかり辛い。
最初に口に入れた時はマイルドな味わい。でも、舌にからめていくとしっかりと辛さが広がっていく。
ただしそこまで辛くはない。日本のインスタントカレーでいうところの小辛くらいだろうか。
あとで知ったが、辛さの追加もできるとのこと。
注文時に1から3の段階で辛さを指定できるようだ。1辛、2辛、3辛ってところか。
ネットでオーダーする際は、追記欄に、more spicy level 3 pleaseとかなんとか書けばよさそう。
ご飯はもちろん日本米。
やっぱり日本式カレーには日本米がよく合う。
薬味のニンニクがまたいい。かりかりに揚げたフライドガーリックだが、香ばしい上に辛さも加わって、カレーの旨味が増す。
カレーとニンニクの相性がこんなにいいなんて初めて知った。
今度カレーを自炊するときに試してみよう。
オムレツはふわふわ。
カレーとご飯とオムレツもまたいい相性だ。
ソーセージはいたって普通。これは別になくてもいいかな。
カツはあまり分厚くないし、衣の付け方が今ひとつ。すぐに肉と衣が分離してしまう。ちょっと揚げすぎ。
とはいえ、普通に日本のトンカツだ。
味は普通で、量は多い。
丼に半分ほどのカツを載せてみたが、まだまだ残るほど。
とにかくカレールーの味はばっちり。
むろん好みは人それぞれだが、具材なしのCoCo壱番屋タイプのカレールーが好きな人なら気に入りそうだ。
どことなく味もCoCo壱番屋に似ている。
深みがあるのにさらっとして食べやすい。
スプーンが止まらない。
ニンニクを加えるとさらに食欲が増幅されて、もうどうにも抑えが効かなくなる。
オムレツもうまいし、一気に完食。
トンカツは少し残しておいたが、それでも満腹になった。
食べ終わった直後はもっと食べたいと思わせるカレーだ。
たぶん、タイ人経営でタイ人向けのローカル店なのだろうけど、ここまで本格的にちゃんとした日本カレーを出せるとは、驚くやら嬉しいやら。
豪華な内容で149バーツ。
決して高くはないと思う。
広告
店舗紹介
店のFacebookがこちら。
⇒https://www.facebook.com/curryblahblah/
投稿が今年の2月中旬頃に始まっているので、まだオープンして間もないはず。
地図
住所:254/6 Sukhumvit-Pattaya 75, Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
パタヤタイからスクンビットを渡った先のソイ75にあるようだ。
こんなソイ入ったことがないので詳しいことは不明。
本来の営業時間は12時から24時のようだが、現在は夜間外出禁止令が出されていることもあって、デリバリー時間を11時から22時までに制限している。おそらくオーダーの締め切りは22時より前になるはずだ。
どうやらカフェとオイスターバーも経営しているようだ。
現在は当然テイクアウトないしデリバリーのみでの営業だが、オイスターバーは気になるところ。
非常事態宣言が解除され、事態が終息したら、一度実店舗にお邪魔してみたい。
大きな岩牡蠣をじゅるっと食べてみたい。1個60バーツ。6個で300バーツ。
詳細は不明だが、フードパンダの店紹介では、Curry Blah Blahはパタヤタイに店舗があることになっている。
パタヤタイの地図
単に支店があるのか、デリバリー拠点にしているだけなのか、よくわらかない。
そのうち調べてみる。
なにかと現地移動取材が制限される状況下なのでしばらくのお待ちを。
このパタヤタイの立地なら、ウォーキングストリートにも近いし、かなり利用しやすい。
どのみち現在は店内では食べることができないが、いずれは食べられるようになる。
カレー好きの人は覚えておいてほしい。
まとめ
最近は自分でカレーを作ることにしているが、たまには店のカレーを食べるのもいいもの。
しかもルーがうまい。
パタヤのローカル店でもこのレベルの日本式カレーが食べられるようになった。
これならわざわざ自分でカレーを作る必要もないかも。
とりあえずリピートは決定。次回は辛さアップで3辛にしてみる。
広告