ここ数日話題になっているパタヤロックダウン。
パタヤに至る道にチェックポイントを設けて、人や車の出入りを禁止するというものだ。
本日パタヤで会議が行われて、ほぼ概要が決まったようだ。
まだ完全に決定したわけではないが、4月9日午後2時からパタヤ閉鎖となる予定。
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パタヤ都市封鎖
概要は、パタヤ市広報で読むことができる。
地元英字紙でも解説記事あり。
⇒The Pattaya News
4月7日発表によると、チョンブリ県の感染者のうちバンラムン(パタヤ)の感染者が30人で、県内で一番多い。
パタヤでの感染例の多くは、パタヤを訪れた外国人によるもの。
これを抑制するために、パタヤを出入りする道路にチェックポイントを設置して、パタヤを閉鎖するこにした。
暫定的なチェックポイント地図
(緑色のバツ印がチェックポイント。赤は進入禁止。紫色の矢印は迂回路。緑地の道路内は自由に移動可能。)
スクンビット通り、高速道路7号線のセクション5(交通警察詰め所の前)、ソイチャイヤプルック(鉄道踏切手前)などがチェックポイントとなる。
これらのチェックポイントを越えないとパタヤ市内へ入ることはできない。
ただし、まだ確定はしていない。
とりわけ、いわゆるダークサイドとパタヤ中心部との行き来については明らかとなっていない。
もしもダークサイドとパタヤ中心部が隔絶されてしまうと、ダークサイドの住人が大きなスーパーや病院やイミグレーションオフィスに行けなくなってしまう。市当局が言うには、必須である場合の往来は許可されるだろうと。
物資や医薬品の輸送は当然許される。
パタヤの外からパタヤ市内へ働くために入る際には、許可証が必要となる。
公務員の場合は公務員証を提示。
一般人がパタヤ市内の職場へ向かうには通行証が必要。
パタヤ市が提供した見本
・名前、IDカード番号(パスポート番号)、電話番号、会社名、役職、会社の住所、会社の責任者の名前と役職
・証明写真
また、スクリーニング検査ポイントでは、氏名や時間を記入をする必要あり。
外国人は常にパスポートの原本を携行する必要あり。タイ人はIDカードが必要。
スクリーニング検査ポイントでは、検温や症状の有無がチェックされ、疑いがあればすぐに病院へ行く必要がある。また移動利用も質問される。
封鎖開始は、4月9日午後2時からを予定。
封鎖期間は、3週間となる見込みだが、確定はしていない。
また、外出時はマスクの着用は必須。おそらく罰則規定が設けられると思われる。
これらの提案は、チョンブリ県知事の正式認可を得てからとなる。
まとめ
まだ正式決定されたわけではない。
細かいチェックポイントの場所も確定していない。
ただ、4月9日午後2時から何らかの制限が加わるのは確かだと思われる。
外出禁止令が出ている夜10時から朝4時まで以外の時間帯の外出や移動の自由は制限されない。
パタヤの街全体でいえばロックダウンだが、その範囲内において個人の行動は自由。
ただし街の出入りには許可がいる。
とりあえず今わかっているのはそんなところ。
細かい規制はおって正式発表を待つ必要あり。
このさきもパタヤ市内に滞在するのなら、特に変化はないはず。
昼間は自由に外出できるし、買い物もできる。
買い占めや買いだめの必要はまったくないと思う。
くれぐれもパニックをおかさぬよう。
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