タイのセブンイレブンでは、日本と同じく弁当がたくさん売られている。
ガパオといったタイ料理がメインだが、パスタなんかもあったりして、使い勝手がいい。
量は少なめだが、値段は手頃だし、味もけっこういける。
食事を考えるのが面倒になったり時間がない時に重宝している。
さて、そんなタイのセブンイレブンの弁当ラインナップに日本食が揃ってきた。
味もいいと、バンコク在住の日本人からの評判は上々。
が、パタヤでは日本食弁当を売っているセブンイレブンがなかなか見当たらない。なんとか探し出して3種類全部食べてみた。
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タイのセブンイレブンの日本食弁当
現在のところ3種類あるようだ。料金はどれも59バーツ。
陳列ケースのスペースの問題か、種類限定の店もあるかも。
また、そもそも日本食弁当をまったく置いていないセブンイレブンも多い。
パタヤで購入可能なセブンイレブン店舗は後半で紹介。
まずは実食から。
親子丼
説明不要の親子丼である。
日本米使用を謳っている。
御飯と具は別々の皿に入っている。
電子レンジで丸ごとあたためてから、食べる際に御飯の上に盛り付ける親切設計。
蓋を開けると、ふんわりといい香りが漂ってくる。だしの効いた卵とじ独特の香りだ。それが鼻孔から脳天に達し、懐かしい思いが胸に広がる。
この時点で勝利を確信した。
写真の見た目は今ひとつだが、味はもうすっかり日本のもの。
ダシが効いているのがうれしい。
鶏肉もしっかり入っている。
さすがにとろふわの卵とじは無理だけど、このレベルのものがタイのコンビニで気軽に食べられるのだから、これ以上何を言うことがあろうか。
注意点としては、電子レンジで加熱しすぎないことかな。
やりすぎると卵が固くなってしまう。
鶏めし御飯
続いては、鶏めし御飯。
めしと飯がかぶっているような気もするがまあ気にしない。
どうやら新商品のようだ。
英語の説明書きでは、Fried Chicken with Katsuo Dashi Sauce + Soft-boiled Egg with Rice となっている。
焼いた鶏肉にかつおだしのタレをかけたもの。半熟ゆで卵付きだ。
フラッシュを焚いて撮影したもの。
この色合いがたまらない。
こんなのうまいに決まっている。
蓋を外してフラッシュ無しで撮影。
こいつはうまい。
鶏肉たっぷり。
少し甘いが、しっかりしたタレがまぶしてある。
海苔がいいアクセントになる。
半熟ゆで卵が絶妙。
がんがん御飯が食べられる。
スプーンが止まらずに一気に完食。
鶏肉にマヨネーズをかけたらもっとうまくなりそうだ。
ねぎ塩豚カルビ弁当
最後の一品は、ねぎ塩豚カルビ弁当を。
セブンイレブンの店員にレンジであたためてもらったが、あまりにも加熱しすぎたようで、容器が変形している。店員もあまりの熱さに「オーマイゴッ」とタイ人なのになぜか英語でびっくりしていたほど。
蓋を開けるとこうなる。
妙に肉が変色している。
電子レンジで加熱しすぎたせいか、元から焼きすぎなのか。
昔日本のコンビニでねぎ塩豚カルビ丼が初登場した時は、あまりのおいしさに何度もリピートした覚えがある。
塩ダレとネギと豚カルビと御飯(麦飯だったような記憶)がマッチしていた。
このねぎ塩豚カルビ弁当の味も、日本のコンビニのものと大差はない。
昔の記憶がほぼそのまま蘇った。
独特の塩ダレをきっちり再現している。
いいなあ、これも好きだなあ。
ただし、肉は焼きすぎ。というか加熱しすぎ。
肉の旨味がどこかへ飛んでいってしまっている。
購入の際は、焼きすぎていない肉を選んで、さらにはレンジで温める際にも注意しましょう。
部屋に電子レンジがあるなら、自分で温めたほうがよさそう。
パタヤのセブンイレブンで売っているのはどこ?
セブンイレブンならどこでも日本食弁当を売っているわけではない。
店舗の大きさ、客層などを考慮して、どの商品を仕入れるのかが決められているはず。日本と同じ。
人気がないと判断されたら、ラインナップから消えていくのも日本と同じ。
実は最初に買ったのはシーラチャーのセブンイレブンだった。
シーラチャー中心部のロビンソン周辺のセブンイレブンではどこでも日本食弁当を売っていた。さすがは日本人在住者の多いシーラチャーである。
が、パタヤでは厳しい。
ソイブッカオ沿いのセブンイレブンでは見当たらず。
ようやく見つけたのが、ビーチロード沿いのセンタン横のセブンイレブン。
地図
3種類とも扱っている。
(写真撮影時は鶏めし御飯は売り切れ)
他にも日本食弁当を置いているセブンイレブンがあるはずだ。
おそらく店舗広めのセブンイレブンのほうがチャンスあり。
パタヤタイにある巨大船形セブンイレブンには置いてそうな気もする。
関連記事:パタヤ最大のセブンイレブン
(追記)
巨大セブンイレブンには置いていなかった。
まとめ
この手の日本食ネタではいつも言っていることだけど、短期旅行者が無理して食べるほどのものではないと思う。
ふと日本の味が欲しくなったときに手をのばすもの。
3種類とも味は間違いなく日本のものだ。
まあ食事なんてものは、食べたくなった時に食べたいものを食べるのが一番。
おすすめは、鶏めし御飯。この味と内容で59バーツなら文句なし。リピート確定。
売れ筋商品として、このまま定番ものとして生き残ってほしい。
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