一大歓楽街であるアンヘレスのウォーキングストリートだが、意外と朝は早い。
アンヘレスのウォーキングストリート、午前10時ころの様子がこちら。
ほとんど通行人はいないし、店が開いているようにも見えない。
が、奥の方に進んだり、一歩裏手に入ると、すでに動き出している。
そう、アンヘレスでは午前中から遊ぶことができるのだ。
Shobu(勝負)
店名は日本語だし飾り付けも日本を意識しているが、別に日本人オーナーというわけではないようだ。
場所はウォーキングストリートの裏側。
以前、Tropixというバーがあった場所だ。
午前10時にはすでに営業していた。
前方に横長のステージがあって10人ほどが立っている。
立っているだけで踊ってはいない。
衣装もほぼ私服姿。
韓国人らしき客が数組座っていた。
朝早いねえ。
席について、コーラをオーダー。120ペソ。
すると、ママさんがやってきて一言。
ブレックファーストいかがですか?
一瞬、本当にブレックファーストがオーダーできるのかと勘違いしてしまった。
わたしがきょとんとしていると、ステージ上を示すママさん。
なるほど、朝にバーファインするからブレックファーストと言っているのか。
おもしろい。
あらためてじっくりとステージ上に並んだ食材を吟味してみたが、まったく食指が動かない。
こればっかりは趣味と好みなんでしょうがあるまい。
ちなみにブレックファースト代は3000ペソとのこと。
少々お高いようで。
Bad boy(バッドボーイ)
続いてのブレックファースト品評会は、ウォーキングストリート内にあるバッドボーイへ。
午前10時半頃の入店だが、店内は客がたくさん。
中にはビールを飲んでいる人もいるが、ほとんどがコーヒーや紅茶を飲んでいるようだ。
アイスティをオーダー。100ペソ。
少々甘ったるいがよろしい。よりブレックファーストっぽくなった。
ステージには文字通り女があふれている。ステージに乗り切れない女は通路に降りてきている。
平均レベルは明らかに勝負よりも上に見えた。衣装はやはり単なる私服姿。せいぜい、ちょっと露出度が高めのドレスを着ているくらい。
数は多いけれど次々召喚されていくため、どんどんと減っていく。
おそらくすでに何人も連れ出されているのだろう。
開店時間が10時だと思われるので開店即バーファインが流れのようだ。
多くが韓国人客。動きが早い。
ママさんに聞いたところ、バーファインは2500ペソ。
日本円で5000円ちょっと。
ブレックファーストバーファインとしてはまずまずお手頃価格かと。
その他のブレックファーストバーファイン店
ウォーキングストリート内の有名所では、Cos play(コスプレイ)、Leopard(レオパルド)なども朝から営業している。
たぶん、午前11時くらいから。
コスプレイは人気あり。
たしかにレベル高めだ。
また、ウォーキングストリートを出たところのフィールズアベニュー沿いにもオープンしている店がある。
SOYA(ソヤ、小夜)だ。
いずれもバーファインは2500前後と思われる。
さらにいえば、フレンドシップのクラークトンホテル横に並ぶ韓国系バーも午前中から営業開始。
たぶん11時くらいから。
こちらもバーファインは2500前後。
ただし、ウォーキングストリート以上に熾烈な争奪戦必至。早いもの勝ち&予約必須の世界なんで、ゆっくりと品定めしている余裕はないかも。
意地でもブレックファーストバーファインにありつきたいなら、まずは10時オープンのバッドボーイと勝負をのぞく。
で、コスプレイとレオパルドものぞいてから、駄目だと思ったら、すぐにクラークトンホテル横まで移動という流れが良さそう。
まとめ
午前中オープンの店でも、夜の部と同じく、バーファインにはショートとロングの区別がない。
ただ、実際にはショートが多いようだ。
これは相手次第。
うまくやれば夕方くらいまではいてくれそう。ブレックファーストのおかわり可能。
相性とタイミング次第では翌朝までの超ロングもオッケーかも。
朝から営業しているアンヘレスのゴーゴー。
いろいろと夜に働けない事情を抱えた女性たちにとっては、格好の職場。
朝でも夜でもいつでも遊びたい客にとっても都合がいい。
まあ、個人的にはそこまでがつがつとブレックファーストを食べたいとは思わない。
のんびり食べたいじゃないの、朝食くらい。
でもせっかくのアンヘレスだ。
ブレックファーストの準備をしてくれているのなら、それに乗っかるのも一興。
朝から元気に溢れている人はブレックファーストバーファインをどうぞ。