アンヘレス4日目は、ホテルアメリカに滞在。
思ったより安い価格で出ており、ついつい飛びついた。
アンヘレスベテランからは何度も聞かされたホテルだ。
ちょっと古いが、部屋は広い。なによりバスタブが付いていて、湯量もたっぷり。
ついでに幽霊譚もあるが、そんなものは気にしなければいい。
ウォーキングストリートからはちょっと離れるものの、ぎりぎり徒歩圏内だ。
アンヘレス好き日本人から人気が高いのも納得。
目次
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ホテル アメリカ (Hotel America)
ウォーキングストリートを出て、フィールズアベニュー沿いをプリメタ方面へ歩くこと10分くらい。
七色のカラフルな建物が見える。
それがホテルアメリカだ。見落とす心配不要。
正面玄関
入ってすぐのところにエレベーター。
右際の一段下がったところにレセプションがある。
チェックインは簡単。
パスポートを提示して、書類にサインするだけ。バウチャー不要だった。
チェックインは午後2時からだが、12時過ぎには部屋に案内された。
ベルボーイが荷物を運んでくれて部屋まで。
建物は10階建て、部屋は9階だった。
廊下をぐるっと歩いて、部屋まで。建物は大きい。
スタンダードダブルルーム(スタンダードルーム浴槽付き)
ホテル予約サイトによって名称が異なる。
現地ではスタンダードデラックスという名前のようだ。
9階の角部屋だったため、ひょっとするとアップグレードされているかも。
カードキーをかざして解錠。
カードを挿すと通電できるタイプだ。
部屋は広い。
これまで泊まってきた3000円前後のアンヘレスのホテルの中では、一番広くて豪華な内装と言えるほど。
ダイニングテーブルもある。
ソファーもある。ちょっとクッションがへたっているが、まったりはできる。もう一人くらいなら、ここで眠れそう。
なによりベッドがでかい。
キンスサイズでほぼ正方形。どの向きでも横になって寝れる。3人でも余裕でしょう。
片側だけサイドテーブルあり。照明とコンセントもある。
しかもベッド下にも収納スペースがあるほど、高さもある。
ちょっとだけ自分が偉くなった気分。
大きなクローゼット。
中には、セーフティボックスとスリッパあり。
冷蔵庫も大きい。
中はミニバーとなっている。冷蔵庫の上にあるお菓子も有料。
案内してくれたベルボーイがミニバーの個数を確認して記入。間違えなければ書類にサインする。
ダイニングテーブルの上に、コップと1階レストランのメニューなど。
コンセントもあり、PC作業にも向いている。
できれば、電気ポットとインスタントコーヒーがほしかった。
エアコンは埋め込み一体型ではなく、壁掛け式。
効き目はばっちり。問題なし。
壁掛け式液晶テレビ。
映りは良好だけど、日本関連のチャンネルはNHKワールドくらいなもの。ちょっと残念。
室内喫煙可能。
当初は、NO SMOKINGのステッカーが貼ってあった。
が、喫煙希望の意を伝えると、その場でステッカーを裏返しにするベルボーイ。
ちゃんと灰皿も持ってきてくれた。いいサービスや。むろん、チップ進呈。
バルコニーはないが、大きな窓はある。
開閉可能。
9階だけに見晴らし良好だ。
フレンドシップ方向となり、邪魔な建物は皆無。山の稜線も見えますな。
夜はこんな感じ。
また、眼下にはホテルのスイミングプールが見える。
夜間は外からの騒音はまるで聞こえない。クラクションを鳴らす音が遠くから漏れ聞こえてくる程度。
あとは、ホテルの廊下を歩く音がする。これは客次第。
たまたま同じ階に中東系と思しきグループ客いて、頻繁に部屋を行き来したり、ドアを開けたまま大声で話したりと、少々うるさかった。しかもドアを思いっきり叩きつけて閉めるため、これまたうるさい。
でも夜は早めに寝てしまうのか、睡眠中は気にならなかった。
室内はやや古くさいが、おおむね清潔に維持されていると思う。特に汚いとは思わない。
ただ、床はフローリングで、これはかなりくたびれている。
ちゃんと拭き掃除もしているようだが、少々埃っぽいか。
個人的には許容範囲ですが、潔癖症の人は我慢できないかも。そういう人はそもそもアンヘレスの街自体、耐えられないとも思うけれど。
浴室内
ドアを開けると、いきなりバスタブが飛び込んでくる。
壁のタイルは一部カビが生えているし、バスタブにも汚れ有り。まあ、これも許容範囲。
シャワーはバスタブ内で浴びることになる。シャワーカーテンがついていて、トイレと洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
湯の温度と水圧はばっちり。熱々のお湯を張ることができる。
これは素直にうれしい。
浴室に窓があり、換気もできるし、外光も入ってくる。
洗面台が2つもある。
よくわからん設計。
アメニティは、シャンプー、バブルバス、歯ブラシ、あとバスクリンみたいな入浴剤(ただの石鹸かも?正体不明)。
タオルは、バスタオルとハンドタオルが2セット。わりといい素材のタオルです。
広さは充分。一部汚れはあるものの、普通に清潔。アンヘレスでは上位クラスでしょう。
何よりフィリピンで初めて体験するバスタブだった。
ほどよく体を預けられる傾斜がついていて、リラックした体勢で湯船につかれる。
二人でも入れるサイズ。
ぬるぬるしたローションを持ち込んで、バスタブ遊びをするフィリピンベテランも多いそうだ。
なるほど。それで、一部のアンヘレスマニアから人気のホテルなわけね。
納得。
Wi-Fi無料
パスワードを入力するだけのタイプ。
さくっと、ぬるっと繋がります。
快適にネットサーフィンできた。
ジョイナーフィー無料
当然、JF無料。
ホテル玄関入ってすぐにエレベーターに乗ればいいだけ。
実際には確認していないが、おそらくIDカード預けはなさそう。
スイミングプール
1階ロビー奥を進むと、スイミングプールがある。棟によっては部屋から直接行けるでしょう。
わりと大きめかと。
でも、水はあまり綺麗には見えない。
ほとんど客はいない。
ビーチベッドはきちんと揃っている。
廣州レストラン
ホテル1階が中華料理レストラン。
スイミングプール脇にも入口あり。
食事付きプランはここで朝食を取るようだ。
メニュー
やはり中華メイン。
洋食とフィリピン料理もあり。
ブレックファーストは200ペソ。
ルームサービス可能。
週末の土日は食べ放題ビュッフェを開催。
300ペソ。
午前10時から午後2時、午後5時から11時。
いずれも食べておらず詳細不明。
ホーンテッドホテル?
アンヘレスでは有名な幽霊ホテルのようだ。
バーでママさんから聞いたところによると、こんな話。
…ベッドの下から異臭がするので、開けてみたら腐乱死体が転がっていた。それ以来、夜な夜な浮かばれぬ霊が現れるとかなんとか。
世界各地で流布される定番のゴーストネタだ。
パタヤでもまったく同じ話を聞かされたことがある。ビーチロード沿いのあのホテルね。
バンコクならナ○ホテルだろうか。
この手のネタはほぼ間違いなく都市伝説系の与太話なのだが、それを信じて、怖がる現地の人も多い。幽霊など存在しないと、どんなに理路整然と科学的根拠を並び立てても、こればっかりは気持ちの問題なのでどうしようもない。
ママさんによれば、ホテルアメリカへ行きたがらないバーガールも一部いるそうだ。
ま、幽霊への恐怖よりも現金への渇望のほうが大きいはずだから大丈夫でしょう。
地図と周辺施設
ほぼ真正面にSMクラークが見えるが、直進はできないので、ジープニーターミナルを抜けて行く必要あり。
ウォーキングストリート入口まで徒歩10分。ゆっくり歩くと15分近くかかるかも。
でも途中にもバーがたくさんあって、退屈はしない。
コンビニはフィールズアベニュー沿いにセブンイレブンあり。
レストランは、フィールズアベニュー沿いにたくさん。
パンがメインでいいなら、Angel's Bakeryはおすすめ。
関連記事:【アンヘレスのベーカリーカフェ】Angeles Bake&Coffee
最近改装を終えて、広くなった。
フレンドシップ方面へ進んでもバーがたくさんある。
フェニックスホテル横のバー群までは徒歩10分弱。
要するに、ウォーキングストリートとプリメタバー群のちょうど真ん中に位置している。
中途半端な立地とも、どちらへも歩いて行ける便利な立地とも言える。
プリメタ地図
フレンドシップ方面、クラークトンホテル横の韓国系バー群へは、さすがに遠い。徒歩だと20分以上かかると思う。
ジープニーターミナルからジープニーに乗るのがベター。8ペソ。
関連記事:【アンヘレス】フィールズ~プリメタ間のジプニーの乗り方
それほど悪い立地だとは思わない。
少し慣れてくると、意外と便利。
でも、アンヘレス完全初心者が泊まるのは、やっぱりやめたほうがいいかも。
最初は、もうちょっとウォーキングストリート寄りの立地がベター。
950コンドテルかスコアバーズあたりにしておくのがいいでしょう。
関連記事:【アンヘレスのホテル】950 コンドテル (950 Condotel)宿泊レポート
関連記事:【アンヘレスのおすすめホテル】スコアバーズホテル SCORE BIRDS滞在レポート
でも、どうしてもバスタブ付きがよければ、あえてホテルアメリカを選択してもよし。
アンヘレスの地理は単純なので、1,2日で慣れます。
宿泊料金と予約先
ホテルズドットコムで予約した。
アゴダよりもはるかに安かった。
アゴダがこの価格
スタンダードダブルルームが、税込み4,671円。
ホテルズドットコムがこちら
スタンダードルーム浴槽が、税抜き2,635円。税込みで3,215円。
おそらく、1550ペソの計算。
それぞれ名称は違うが、おそらく同じ部屋。
ホテルズドットコムはエクスペディア系列。エクスペディアでもほぼ同じ価格で出ているはずだが、両方チェックしたほうがいいかも。
もちろんアゴダのほうが安いケースもある。
このグレードの部屋に3215円で宿泊できるのは、かなりお得だと思う。
ウォークインでの現地価格は以下のとおり。
スタンダードデラックス:1700ペソ
スーパーデラックス:2000ペソ
スーパーデラックスツインベッド:2500ペソ
すべてバスタブ付き。
まとめ
部屋は広くて快適。とにかくベッドがでかい。
たまたまだろうけど、窓からの眺めは良かった。
そしてバスタブ付き。アンヘレスで風呂に入るなんて思ってもみなかった。実に気持ちよかった。
幽霊譚は無視しましょう。
1500ペソ(3000円)前後で宿泊できるアンヘレスのホテルとしては、トップクラスにコスパがいいと思う。
ただ、1泊4000円を出すほどのレベルじゃないとも思う。
バスタブがいらないなら、もっと安上がりでいいホテルもある。
このあたりは、難しいところ。それぞれの好みによりけりでしょうな。
とりあえず、バスタブがあって、広い部屋に泊まりたい人にはおすすめできます。また喫煙派にもおすすめ。
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