アンヘレス夜遊び日記3
アンヘレス3日目となった。
2日目の様子⇒プリメタゴーゴーめぐりから、最後はフィールズアベニューでバーファイン
2日目滞在ホテル⇒【アンヘレスのホテル】クラーク インペリアル ホテル (Clark Imperial Hotel)宿泊レポート
フィリピン流朝食タプシログ
朝食は、クラークインペリアル近くのホテルサレー1階レストランで。
ここはフィリピン料理と西洋料理がお手頃価格で食べられる。
テラス席では喫煙可能。
朝食メニュー
アメリカンブレックファーストが170ペソ。
フィリピン式ブレックファーストは種類豊富。
Tapsilog 100P
Tocilog 90P
Longsilog 90P
などなど。
豚肉のトシログにしようと思ったが、豚が品切れだそうで、牛肉のタプシログへ変更となった。
コーヒーは、Instantが35ペソ、Brewedが50ペソ。ブルードコーヒーにしておく。
きちんと淹れたコーヒーだと思うのだが、まあインスタントと大差はないような気もする。量は多め。牛乳もついてきます。
次いで、タプシログの登場。実は、初めて食べます。
目玉焼きはいいでしょう。万国共通です。ご飯は、ガーリックライスですな。これもいい。
さて、メインのおかずの色合いの悪いこと悪いこと。これで牛肉です。牛のう○こじゃないです。
恐る恐るかじってみましょう。おっと、固い。筋が残っている。
じわっと滲み出てくるのは、甘さと塩っぱさ。
ちょっと塩分が勝っているが、これが意外とうまい。
いやいや、けっこういけますな。
固くて塩っぱくて甘い牛肉を咀嚼しながら、ほのかに香ばしいガーリックライスを流し込む。目玉焼きはアクセントで。
おかずに比して、御飯の量が多いのがフィリピン式か。
ご飯は残してしまったが、わりと満足です。
ここは旅行者向けレストランなんで100ペソするが、ローカル向け簡易食堂だと、おそらく60ペソくらいかと。
食後はコーヒーを飲みながら、一服。
合計150ペソの朝食となった。
朝マックやアメリカンブレックファーストもいいけど、たまにはフィリピン朝飯もいいね。
フィリピン料理全体に言えることだけど、おかずの色合いだけは何とかならんものかね。
基本、みんなう○こ色。
プリメタへ
部屋に戻り、チェックアウト。
お次は、プリメタのあるブーメランホテルへ宿チェンジ。
カバンをかついでジプニーに乗る。
でかいスーツケースだと厳しいかなあ。
ブーメランホテルは快適。
エアコンの効き目はいいし、Wi-Fiもさくさく繋がる。日本のテレビは映るし、申し分なし。
テレビ見たり、PC作業をしていると、あっというまに日没。
外へ出ると、案の定、通称三軒茶屋の客引きのおっちゃんに声をかけられる。
昨年遊んだ時の様子はこちらから。
関連記事:アンヘレス2日目はプリメタ地区で昼間から遊んでみる。これが三軒茶屋?
まあ、おもしろいところです。
怖いもの見たさで一度のぞいてみる価値あり。
どうなってもしらんけど。
今回はスルー。
健全にプリメタのゴーゴーバーをめぐる。
その前に夕食。
アメリカンリージョンでアメリカ飯。
詳細は個別記事にてアップするが、ここの食事はボリュームたっぷりでおすすめだ。プリメタではぜひ食べにいってほしい。
満腹になったところで、バーホッピング開始。
Luscious
ルシアス。
うん、ひどいね。
寂れまくっている。ヤサグレ感がすごい。
中央に小さなステージ。4人ほど踊っている。いや、踊ってなんかいない。立っているだけ。正確にいうと、ずっと座っていて、客が入ってきたら、しかたなく立ち上がる。で、客が選ばないとわかったら、また座り込む。
ま、これはアンヘレスやスービックの小さなゴーゴーバーではよくあることなんで、こういうものだと思うしかない。
こんな店でも、ウェイトレスやママさんはちょっと日本語が話せるんでびっくりする。
ビールは60ペソ。いつものようにサンミゲルアップルを飲む。
ちなみに、レディドリンクはシングル150ペソだ。
19歳だというダンサーを斡旋された。
顔立ちは、南国系といば聞こえはいいが、要はサル顔である。
体型は、肉感的といえば聞こえはいいが、要はデブである。
きついなあ。本当に19歳か。
バーファインしろとママさんが煽ってくる。
ここは、ショートとロングで価格が違う。
無料のやり部屋利用可能で、ショート2500ペソ。ホテルにつれて帰っても同じ。
ロングは3000ペソ。
いやいや、プリメタでその価格はないでしょう。
渋っていると、あっさりママさんは値下げ。
ショート2000、ロング2500となった。
それでも高いわ。
無理っす。
あえなく撤退。
Blue Sapphire
ブルーサファイア。
わりと広めのゴーゴー。
入って左にステージ。10人ほど踊っているかな。
ステージ上のラインナップはもちろん厳しい。ああ、厳しい。
でもすでに接客中のダンサーの中には、選べそうなレベルもいる。
客はファランばかり。
でも、一人だけ日本人の先客がいた。珍しい。
たまたまかもしれないが、プリメタに日本人が増えてきたような印象。
そうかそうか。この界隈の楽しさをわかってきたか。
Ice Bar
ブルーサファイアの隣にある、アイスバーへ。
薄暗い店内。中央には、木製ステージ。ダンサーは4,5人。
客は一癖も二癖もありそうな壮年ファランばかり。
奥にはプールテーブルがあって、ステージなどおかまいなしにビリヤードに興じるファランたち。
モニターからは、ストーンズやAC/DCといったわかりやすいロックが流れている。
いやあ、このやさぐれ具合がたまらないね。いやもうぞくぞくする。
ウェイトレスはとても陽気。ダンサーは脳天気。客も馬鹿になれる。
こんなところでも、やっぱり日本語はちょっと通じる。すごいね。
この雰囲気は、スービックのゴーゴーバーに酷似している。
もしもスービックで遊んでみたいと考えている人は、予行演習としてアイスバーを訪れると最適。
こういう雰囲気に馴染めない人は、スービックへ行っても無駄です。
わたしは大好物。
でも、お相手選びはほぼ不可能ですけどね。楽しく飲めればそれでいい。
関連記事:スービックで夜遊び。ゴーゴーバーをひたすらめぐってみる。
Det5
デット5へ。
やっぱり、この界隈では、デット5が一番まとも。
ダンサーの数は多いし、若くてスレンダーなダンサーも見かける。
どうやら2シフトあるようで、夜9時までと夜11時までの出勤時間に分かれている。その分、出勤時間もずれているみたい。たしか昼12時と2時だったような。
まあ、夕方から夜にかけての時間帯は全員集合だし、あまり深く考えてなくてもいいと思うが。
夜9時前に前半シフト組のステージが終わると、彼女たちは奥にある控室で着替え始める。
客用トイレもその一角にあって、トイレへ行くには彼女たちをかき分ける必要あり。
これもけっこう楽しい。
後半シフト組に、スレンダーで日本人受けしそうな顔立ちのダンサーを発見。
召喚して、レディドリンク進呈。もちろん、シングルである。150ペソ。
年齢は22歳。やっぱり子持ち。腹はちょっとだけ出ているが、まあ許容範囲内。
サービスにはそこそこ期待が持てそう。
ここのバーファインは2000ペソ。
夕方バーファインして朝まで一緒なんていう超ロングコースも可能。
が、彼女はショートのみとのこと。
明日以降はロング可能といっているが、どうにも怪しい。
今回はタイミングと相性が合わなかったということで放流決定。
そういえば、店内にはまた日本人客の姿がちらほら。
明らかに増えているなあ。
中には、大きなスポーツバックを肩からぶら下げている日本人がいた。たぶん、ばらまき用のお土産が入っているんでしょう。チョコレートや服とかかな。
ここまで大きなカバンを用意している日本人は初めてみた。やる気まんまんだ。素晴らしい。わたしは完全手ぶら派。
ここで一旦、バーホッピングは中断。
ちょっと疲れたんで、部屋に戻る。
ブーメランホテルまでは徒歩数分。あっと言う間に帰れる。
プリメタバーめぐりにはもってこいだ。
ウォーキングストリートへ
2時間ほど、日本のテレビを見たりして、まったり過ごす。
このまま夜を終わらすのはもったいない。
再度出撃。
時刻は深夜11時半過ぎ。
プリメタ界隈のバーはほぼ終了。
この時間から遊ぶには、ジプニーでウォーキングストリートへ行くしかない。
大通りでジプニーをつかまえる。
ちょうど帰宅するプリメタバーガールも多くて、道は暗いけど、特に治安の悪さは感じない。
さくっとウォーキングストリートへ入る。
パタヤのウォーキングストリートに比べるとかわいいもんだが、けっこう人がいますな。
プリメタとは大違い。
Shooterz
パタヤソイ7のシューターズとは、たぶん無関係でしょう。知らんけど。
ダンサーの数はそこそこ多い。
1ステージ15人くらいは立っている。
レベルもそこそこかなあ。
と、フィリピーナを連れたファランが入店してきた。ステージ上からは一斉に歓声が響き渡る。
すごい騒ぎだ。
DJも選曲を変更。アゲアゲのナンバーに。
ダンサーたちは、天井や柱をがんがん叩き始める。ウェイトレスは椅子を持ち上げて、床に叩きつけている。
うるさいなあ、これ。
すると、ファランが連れてきたフィリピーナがステージに近寄る。手には大量の札束。
闊歩しながら、札をばらまき始めた。
一段と大歓声が上がる。
パタヤのゴーゴーバーでも見かける光景だが、歓声のでかさが桁違い。さらに椅子を叩きつける音が加わって、すさまじい音量だ。
今度はファラン自ら、札束を持ってステージへ近づく。煽りに煽って、ばら撒き開始。
阿鼻叫喚のステージ上。
これはすごいね。
たぶん、このバーで知り合って懇意の関係となったカップルが恩返しとばかりにばら撒きにやって来たのだろうけど、ここまで盛り上がる状態は初めて見た。
とにかく、うるさかったなあ。
ちょっと気になるダンサーもいたが、それどころではなく、狂騒状態を見物するばかり。
まあ、面白かったけどね。
Salambo
お次は、サランボへ。
ステージ上は7,8人といったところ。
客席には余裕があり、ソファー席に陣取ると落ち着いて座れる。
が、いきなり、ウェイトレスたちに左右を挟まれた。
ちょっとだけ日本語が話せる二人だ。
いや、別に日本語はまったく必要ないのだが、まあ、日本びいきでいてくれるのは、悪い気がしない。
喉をさすりながら「アコ カワイソオ」というタガログと日本語混じりのドリンク攻撃を華麗にスルーしながら、ステージ鑑賞。
「カワイイ」とウェイトレスは煽ってくるが、いまいちだなあ。
いや、カワイイと言うついでに、また「カオイソオ」と繰り返すのはやめてくれ。
そのうち、一人のウェイトレスがどこかへ消えた。
が、またすぐに戻ってきた。手にはチョコレートの袋を2つ持っている。
日本人客からお土産でもらったと自慢げに見せてきた。
どうやら日本人のおじさまが、お得用チョコレート袋をばらまいている模様。
袋を見せてもらうと、カバヤとブルボンのチョコレートだった。
会社名を、ウェイトレスに教えてあげておく。
たぶん、この二袋だったような。
やや安いタイプとはいえ、大きな袋を2つもいっぺんに上げるなんて素晴らしい。
できれば、明治のほうがいいと思うけど、まあ別に何でもいいでしょう。日本製のチョコレートであるのが大事。
タイでも未だに日本製チョコレートの威力は残っているが、フィリピンではより絶大。
フィリピン土産にはチョコレートとカップヌードルシーフード味が昔からの大定番だ。
何かというと、プレゼントをばらまく同胞に対して冷笑を浴びせるような人もいるけど、いったい何がいけないのか。
彼女たちがそれで喜ぶなら、まったく問題ないと思うのだが。
もっとやれとも思う。
大きなスーツケースにはお土産たっぷり、カップヌードルはダンボール箱ごと持っていくのが、由緒正しきフィリピン旅行者というものでしょうに。
伝統は守り続けてほしい。
ま、わたしは荷物を増やしたくないし、チョコレートは自分で食べたいんで、お土産にしないけど。
ちなみに、フィリピンのコンビニでも明治チョコレートが売られていた。
小さな袋で38ペソ。80円くらい。日本の板チョコの2分の1から3分の1くらいの量だと思う。かなり割高。
やっぱり日本から持ち込みましょう。
個人的には名糖アルファベットチョコレートが一番好き。コスパナンバー1だと思う。
日本に帰った時は、冷蔵庫に常備して、日本のチョコレートの安さとうまさに酔いしれています。
お土産なんて、気持ちの問題だ。
あげたければあげればいいし、面倒だったらやめればいいだけのこと。
ばら撒きもがんがんやればいいと思う。
でもどうせやるなら、ニンジャ手裏剣のようにセコセコ20ペソや20バーツ札を飛ばすのではなく、100ペソや100バーツ札を大輪の花のごとくに盛大に広げて、場内が阿鼻叫喚のるつぼと化すほどばらまいてほしい。
アンヘレスのゴーゴーバーには、大きな筒型のクラッカーが各テーブルに置いてあり、中に札をつめて、一気に噴射可能。
これは盛り上がるんで、ぜひやってもらいたい。
誰も召喚することなく、サランボも終了。
会計時に両隣のウェイトレスからチップを要求された。カワイソオとまた独特のイントネーションでねだられたが、やっぱりスルー。
10ペソコインだけ置いておくのが限界。
いや、帰りのジプニー代のためにコインもきっちり回収したいくらいだけど、せめて10ペソくらいはねえ。
気分よく接客してくれたら20ペソ札を置いていくこともあるけれど。
うむ。
もうウォーキングストリートは満足だ。楽しかった。
本日これまで。またジプニーで戻る。夜中でもジプニーは平気。
プリメタに戻ると、深夜1時半。
さすがに、三軒茶屋は閉店済み。
ブーメランホテルも静かに寝静まっている。
3日目の夜は一人寝です。