ラオス・イサーン旅行記21
ウドンターニーに1泊して、パタヤへ帰還する日がやって来た。
結局、イサーンはトータル2泊だけ。
ラオスよりも気軽に来られるんで、またの機会にイサーンめぐりをしよう。
とにかくパタヤへ帰ろう。
従来はウドンターニーからパタヤへの407バスを利用していたが、ウタパオ空港とウドンターニー空港を結ぶエアアジア便が就航した。断然、飛行機が便利で早い。
よってエアアジアでパタヤへ帰ることに。
搭乗するのは、エアアジアFD2002便。ウドンターニー発が午前8時55分となる。
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目次
ウドンターニー市内からウドンターニー空港への行き方
まずは、宿泊しているトップマンションからウドンターニー空港まで。
ウドンターニー空港から市内へは、空港リムジンタクシーが出ている。これは乗り合いスタイルで一人80バーツと、ほどほどにお手頃価格。
関連記事:パタヤ・ウタパオ空港からウドンターニーまでエアアジアで移動してみた。シティトランスファー利用。
が、どうやら、市内から空港への乗り合いタクシーはないようだ。(旅行代理店で手配可能かも。)
よって、自力移動となる。
トップマンションのフロントで聞いたら、トゥクトゥクが120バーツとのこと。
午前7時過ぎだったが、ソイサンパンタミットにはトゥクトゥク(サムロー)が何台か客待ちしていた。
空港までと告げると、言い値は150バーツ。
トップマンションで120バーツって言われたよと告げると、すぐに120バーツでオッケーをもらった。
やはり、120バーツが適正価格のもよう。
トゥクトゥクに乗車したのが、午前7時13分。
市内は学校や会社へ向かい車で軽く渋滞していた。
まあ、バンコクの渋滞に比べればかわいいもの。
ウドンターニー空港に到着したのが、7時35分。
所要時間22分。
渋滞がなければ、20分以下で行けそうだ。
国内線は1時間前に空港へ到着しておけば充分。
まだまだ余裕たっぷりだ。
トゥクトゥクにきっちり120バーツ渡して、コップンカップ。
ウドンターニー国際空港
のどかなウドンターニー空港の玄関口。
国際線もあるようで、ウドンターニー国際空港となっている。
エアアジアのチェックインカウンターはターミナルBとなる。
どうやらターミナルBは新設されたかリノベーションされたみたい。
ターミナルAから少し歩くだけ。
途中にはお土産屋さんなんかが並ぶ。
奥にはフードセンターあり。
テキサスチキンやバーガーキングなどのファストフード系。お値段はそれなりにします。
エアアジアのチェックインカウンター
チェックインカウンターに入るには荷物検査あり。
機内預け荷物がある場合は、チェックインカウンターへ行かざるをえない。
でも、預け荷物がない場合は、手前のキオスクでセルフチェックインをしてしまうのがいい。
先にWebチェックインを済ませておき、SMSで送られてきたバーコードを機械にかざすと、搭乗券が印刷されてくるシステムだ。(チェックイン自体もキオスクで可能だと思うけど。)
ちょうどエアアジアの地上係員がいて、すべてやってくれた。
これでチェックインカウンターはスルーして、そのまま搭乗口へ行ける。
厳しくなったエアアジアの重量制限がクリアできる可能性が高まる。あとは搭乗口でひっかからなければいい。
国内線なので、もちろんイミグレーションはない。
2階に上がって、保安検査で荷物のX線検査を受けるだけ。これは荷物重量は無関係。空港の保安検査だ。
おっと、呼び止められた。
どうやら、モバイルバッテリーが問題らしい。
注意書きあり
タイ語のみではっきりしないが、とりあえず20,000ミリアンペアまでは自由に持ち込みオッケーのようだ。
わたしが持っていたのは、5000mAh/18.5Whで、余裕セーフ。
これまで何度もエアアジアを利用しているが、チェックを受けたのはこれが初めて。
・バッテリーのついたものは機内預け不可で、機内持ち込みのみ。
・20,000mAhまでのバッテリーはいくつでも持ち込み可能。
・20,000mAhから32,000mAhまでのバッテリーは最大2個まで。
・32,000mAhを越えるものは、持ち込み不可。
どうやらこれが国際基準のようです。
大容量モバイルバッテリーを持っている人は少々注意が必要ですな。
↓わたしが使っている小型のモバイルバッテリー
↓コンセント付きで楽々充電可能なタイプ。機内持ち込み可能のアンペア。
エアアジアFD2002便搭乗
ターミナルBの搭乗口はとても綺麗。
待合室にも、カフェあり。
プライオリティパスで入れるラウンジもある。
なお、喫煙室は見当たらなかった。
タバコは空港の外で吸う必要があるみたい。
ほぼ予定通りに搭乗開始。
最終的に荷物重量検査はなかった。
実際に自分で計量はしていないが、ノートパソコンも含まればカバンの重量が7kgをオーバーしていたはず。
が、完全にスルー。わたしより大きなスーツケースを引きずっていた人もノーチェック。ゆるいなあ。
ボーディングブリッジを通って、直接機内へ。
3列×3列シート。
日本とタイを結ぶエアアジアX国際線よりはシートピッチが狭いが、たった1時間のフライトだし、まったく問題なし。
意外と人気の路線のようで、前方のクワイエットゾーンをのぞいた一般席はほぼ満席状態。
タイ人がほとんどで、ファラン少々といった具合。
定刻より10分遅れの午前9時5分離陸。
さらばウドンターニー国際空港。
ウタパオ空港に降り立ったのは、午前9時55分。
50分ほどのフライト。
離陸した、ちょっと飛んだ、降りた。そんな感じのあっという間のフライトだった。
ウタパオ空港には沖止め。
バスでターミナルまで移動。
ウドンターニー空港以上ののどかな風景の空港です、ここは。
国内線到着フロアへ。
もちろんイミグレーションもなく、荷物受け取りがなければ、そのまま外へ出られる。
バスを降りてから、ものの1分か2分です。小さい空港は移動が楽でいいや。スワンナプームだと出るまでが大変。
ウタパオ空港からパタヤ市内へ
さて、ウタパオ空港は、別名パタヤ空港とも呼ばれる。が、実際にはパタヤへはかなりの距離があって、移動には時間がかかる。
ウタパオ空港からパタヤ市内への移動は、タクシーと乗合ミニバスの2択。
ほぼ間違いなくソンテウはない。大型エアポートバスもない。
到着エリアのバゲージクレームを抜けた先が、タクシー&ミニバスのチケット売り場となっている。
右手に同じようなカウンターがずらりと並ぶ。
どこで買っても料金とサービスは一緒。
乗り合いのミニバス(Mini Bus)が一人250バーツ、チャータータクシーが一台1000バーツ。
タクシーはもちろん、ミニバスもパタヤ市内の好きな場所まで連れて行ってもらえる。
細かい行き先はドライバーへ告げればいい。
距離から考えると、乗り合いミニバス(つまりはロットゥ)の250バーツは割高。
でも、これしかないんで、ミニバス利用となる。4人以上の人はタクシー利用ですな。
ミニバスのチケット現物
(蛇足ながら、このチケットの電話番号にかければ、パタヤのホテルからウタパオ空港への送迎を頼めるはず。ドライバーに確認したところ、パタヤからウタパオ空港へも250バーツ。)
空港を出たところに、たくさんのミニバスとドライバーが待機している。
どれに乗ってもいいみたいで、好きなドライバーを選べばいいだろう。
ドライバーには目的地をはっきり告げておきましょう。
好きな場所に座ればいい。
大きなスーツケースも収納可能。
ドライバーが乗客を集めてきて、ある程度の人数になったら出発。
数年前に利用した時はほぼ満員だったが、今回は3人のみ。
広々快適です。
10時15分出発。
50分ほどでパタヤ市内へ。
あとは、乗客の降車希望場所を順番にまわっていく。
乗客数と運次第では、けっこう時間をくってしまう。
幸い乗客は3人しかおらず、わたしが一番最後だったが、11時25分にはソイブッカオで降りることができた。
エアアジアのシティトランスファーでは?
なお、エアアジアにはシティトランスファーというサービスがある。事前にミニバスも込みで航空券を販売している。
パタヤの出発地は、セントラルフェスティバルだ。
関連記事:パタヤ・ウタパオ空港からウドンターニーまでエアアジアで移動してみた。シティトランスファー利用。
ウタパオからパタヤへ行くには、タクシーカウンターと同じ並びにエアアジアのカウンターがあるので、そこで手続きすればいいみたい。
おそらく、ウタパオ発のミニバスもセントラルフェスティバルで全員降ろされるものと思われる。(ひょっとして各自のホテルまで送ってもらえるかもしれないが。)
シティトランスファーの追加料金が210バーツほど。よって、セントラルフェスティバル付近のホテルに滞在予定なら、シティトランスファーを利用したほうが安くて便利ということになる。
でも、セントラルフェスティバルから離れたホテルだと、別途移動代が必要となり、乗り合いミニバスを利用したほうが楽。
ウドンターニーからパタヤへの移動方法まとめ
というわけで、午前7時過ぎにウドンターニーのホテルを出て、パタヤのソイブッカオの宿についたのが午前11時25分。
4時間ちょっとの道のり。
なんとまあ、朝にウドンを出て、正午前にはブッカオに着いちゃったよ。早いなあ。
あっという間のパタヤ帰還となった。
今回の航空券は搭乗2日前に購入して1000バーツだった。プロモーションなら500バーツから700バーツほどで買えることが多い。
ウドンターニー市内から空港へのトゥクトゥクが120バーツ。
ウタパオ空港からパタヤのホテルまでのミニバスが250バーツ。
合計1370バーツ。
ウドンからパタヤへのルートはこれまでずっと407という会社のバスを利用していた。
快調に走っても11時間から12時間はかかる。(現地情報によれば、コラートでの食事休憩がなくなって、少し時間短縮されたそうだが。)
バスの運賃がVIPクラスで、636バーツ。
ウドンのホテルからバスターミナルへは徒歩で行ける。
パタヤの407バス停(スクンビット路上)からソイブッカオまでバイタク利用で60バーツほど。
というわけで、合計700バーツとなる。料金的には飛行機よりも安上がりだが、所要時間が桁違い。
まあ、VIPクラスのシートは快適で、昼間に走るなら車窓を眺めておけば、それほど苦痛じゃないけれど、さすがに12時間はきつい。
でも飛行機なら1時間。
以前は1日1便だけの運行だったはずが、現在は1日2便に増えている。
8時55分発と、16時20分発の2便。
夕方の便でも充分パタヤの夜に間に合うなあ。
プロモ価格で550バーツだし、もう断然、飛行機がおすすめ。407バスより安いってどういうことだ?
ウドンターニーからバンコクへのフライトは数社が運行しており便数はとても多い。また、プロモ価格も頻繁に出ている。
タイスマイルエアはスワンナプーム空港利用で便利だが、やや料金高め。スワンナプームからパタヤヘはエアポートバスを使えば安上がりで早い。とはいえ、やはりそれなりに時間がかかるし、エアポートバスが満席だと待ち時間がさらに長くなる。
エアアジアとタイライオンエアとノックエアーは航空運賃は安いけれど、ドンムアン空港利用となり、パタヤへの移動が少々面倒で、時間もかかる。
よって、ウドンターニーからパタヤを直接目指すならば、素直にウタパオ空港行きのフライトを利用するのがベター。パタヤ市内へのミニバスが高いけど、利便性は素晴らしい。
パタヤからウドンターニーはもう遠いイサーンの田舎ではない。
フライト時間はわずか1時間。
ホテルからホテルのDoor to doorでも合計4時間ほどの近場である。
さくっと往復できてしまう。
ウタパオ空港を敬遠している人もいるかもしれないが、パタヤ好きにはかなり便利ですよ。
ウタパオ空港バンザイ。あとは、エアポートバスを運行してくれ。しつこいようだが、ロットゥの250バーツはやっぱり高いぞ。
追記:2018年5月にも同じルートでウドンタニーからパタヤへ戻った。
⇒パタヤへの帰還。ウドンタニー空港からウタパオ空港へ。
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