沈没日記4
さて、パタヤ初回のペイバーは22歳新人嬢だっが、次なるお相手候補は決まっていた。
前回のパタヤ滞在時に何度か部屋に泊まりに来た妖艶系ブリラム嬢である。
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どうにもはっきりしないが、特定のバービア専属で働いているわけではなさそう。
おそらく、サイライ(サイラーイ)と呼ばれるフリーランスだろう。
仕事に出るも出ないも自由というわけだ。こちらとしても、直接部屋へ呼べばバーファインがかからず、何かと好都合。
彼女に連絡してみると、絶好のタイミングでヘルプ要請が来た。
実家への仕送りをしたいから助けてほしいというもの。
よろこんで助けましょう。
が、彼女のほうに急用が入ってしまったり、わたしがバービアで酔っ払ってしまったりと、なかなかスケジュールがうまく噛み合わない。
うーん、あの妖艶かつ濃厚なサービスは何度でも味わいたいところなのだが。
若いバービア嬢
まあ、しょうがない。そのうち会えるだろう。
と、夜な夜なバービアで呑んだくれる日々が続く。
すると、とあるバービアでいかにも若いバービア嬢に遭遇。
幼い顔立ちは明らかに10代のものだ。
パタヤのバービアの年齢層は高いが、ごくまれに10代が紛れ込んでいる。こういった逸材を発掘するのがバービアめぐりの楽しみというもの。
そのバービアは以前からちょこちょこ通っており、キャッシャーとは知り合いだ。
特に気兼ねなく立ち寄る。
若いバービア嬢には、すでにファラン客がついていた。
すぐ近くの席だったので、英語での会話が聞こえてくる。
ファランが年齢を尋ねると、彼女の答えは20歳というもの。
うむ、見た目よりは上だなあ。
ちなみにファランは50代くらいか。
わたしが彼女に色目を使っているのを見越したキャッシャーが、「ハイドゥームマイ(ドリンクあげますか?)」と聞いてくる。
「トンニー ミー ルーカー(今、客がいるでしょ)」とわたしが遠慮して断ると、キャッシャーは「マイペンライ」と押してくる。
まあ、キャッシャーがそう言うなら、かまわないか。
オッケーと返事をすると、キャッシャーが彼女に話を振った。
ちょうどファランの奢ったレディドリンクが空になっている。
彼女はすぐにわたしの横の席に移ってきた。
間近で見ると、化粧っけのなさも相まって、20歳には見えない幼さだ。
わたしは決してそっち方面には興味はないが、これはこれでそそるものがある。
あらためてタイ語で年齢を尋ねると、今度は19歳だと答えた。おいおい、本当はいくつなんだよ。
子どもはいないという。
田舎からパタヤへ出てきてすでに数ヶ月ほど経つそうな。意外とキャリアが長いのね。でも、ちょこちょこ田舎へ帰っているし、店も変わっているらしい。
普段は飲むだけでペイバーは断っているとか何とか。本当かね。
彼女がスルメを欲したので、おつまみとして買ってあげる。
スルメをかじるうら若き乙女もいいものだ。おじさんが欲するものは、イカ臭い行為なのは言うまでもない。
次いでビリヤード勝負。
彼女はけっこう上手かった。
1勝2敗で負け越してしまった。まさか、10代の小娘の不覚を取るとは。
ペイバー決定
まあ盛り上がったから、それでいい。わたしの勝負はこれからだ。
ペイバー不可というが、ここは押しの一手あるのみ。
ナムソム(オレンジジュース)が飲みたいという彼女の声を拒絶して、テキーラカオ(透明のテキーラのことね。テキーラローズと区別するためにテキーラカオと呼ぶ)を追加投入。
あまり酒が強くないという彼女。酔わせてしまえば、こっちのものだ。
さらに、「ナーラックジャンルーイ(むっちゃかわいい)」「チョープマーク(大好き)」とおだてまくる作戦を展開。
あとはノリで決める。
「パイドゥアイガン(一緒に行こうか)」と最後に誘う。
「パイナイ?」と聞いてくる彼女には、もちろん「パイ ホーン ラーゴー ブンブン(部屋へ行ってからブンブン)」と即答。
一瞬戸惑いの表情を浮かべる彼女に間隙を与えず、即バーファインを支払う。
「パッ!(行くぞ!)」
まあ、実際のところは、これが初めてのバーファインなんてことはないだろう。
学生アルバイトでもなければ、ほぼペイバーは可能だ。どんなに若くてもね。
本当にペイバー不可なら、断固拒否するはずだしね。
さくっとわたしの部屋に連れて帰る。
わたしの宿では提示不要なのだが、念のため、IDカードの有無を尋ねると、「マイミー」との返事。部屋に忘れてきたとか。
で、本当は18歳なのと付け加えた。
もう知らん。18歳という言を信じることにしておこう。
別々にシャワーを浴びてから、ベッドへ。
うーん、さすがは子どもがいない18歳。彼女が子どもみたいなものだ。肌のハリが、20代の経産婦とは段違い。若いって素晴らしいね。
でも、というか、予測通りだが、安定の半冷凍マグロだった。
ま、そんなもんでしょう。
18歳に過剰なまでの濃厚サービスを求めるほうが間違っている。
先の22歳バービア新人嬢の時と同じく、こんなものは、肉体的満足感よりも精神的充足感を得るための行為だ。
つまり完璧なまでに自己満足の世界。
彼女はショートで帰るという。
ロングが好ましいが、最初から無理は禁物だろう。自分よりはるかに年上の見知らぬ外国人のおっさんといきなり一晩を一緒に過ごすなんて、やはり無茶な注文というものだ。
ショート遊びを受けてくれただけでも良しとしなければ。
チップは基本相場の1000Bにちょっとだけおまけして渡しておいた。
それにしても、あの若さとルックスなんだから、ゴーゴーバーで働けば、この2,3倍は稼げるだろうに。
うまく化粧してやれば、1軍として通用しそうな気もする。
ショートで2500か3000でも売れると思うんだがなあ。もったいない。
まあ、いろいろ事情があるんだろう。
そのおかげで、こっちは安いチップで遊ぶことができるわけで、どうかこのままでいてほしい。
バービアめぐりの醍醐味
これぞ、パタヤのバービアめぐりの醍醐味だ。
本当にごくまれにこのようなダイヤの原石が潜んでいる。
数年前まではちょこちょこと原石が見つかったものだが、ここ1,2年で急激に難しくなってきたように思える。
なかなか見つからない。見つかったと思いきや、アルバイト学生だったりして、ペイバーを断られることが多い。
でも、まだイケるね。
とにかく足が棒になるまで歩き回って探し出し、仲良くなり、あとはノリ一発で交渉すれば、何とかなる。
バービアでかわいい子を見たことがない、ペイバーなんか無理だと言っている人は、単に努力が足りないか、コミュニケーション能力が足りないか、ひたすら面食いかのいずれかであろう。
まあ、面倒ならば、人気ゴーゴーバーへ行けばいいだけの話。時間の使い方や遊び方やカネの使い方なんかは人それぞれだ。
別にバービアの原石探しが偉いわけでも何でもない。労力のわりに見返りが少ないのが常。しょせんは自己満足の世界である。好きに遊べばいい。
とりあえず、バービア好きはこんな遊び方や楽しみ方をしているっていう実例でした。
いやあ、えがったえがった。