イサーン遠征編後半9
ノンカーイには2泊した。
もう充分でしょう。
次はコンケーンを目指すことに。
ノンカーイとコンケーンの間にはウドンターニーがあるが、すでに滞在済みなのでスルー。
一気にノンカーイからコンケーンへと移動した。
ついでに、少々ややこしいコンケーンのバスターミナル事情についても少々解説。
広告
ノンカーイ発コンケーン行きのバス
ノンカーイバスターミナルで調査。
時刻は午前10時半過ぎ。
客引きしていおじさんに話を聞くと、この時間帯はコンケーン行きがないという。
次は12時だそうな。
ウドンターニー行きのバスに乗って、ウドンターニーでコンケーン行きに乗り換えるのがいいと教えられる。
もうすぐ出発するから、すぐにチケットを買えと急かされて、ついつい購入してしまった。
40バーツ。
いや、待てよ。
12時まで本当にバスがないのか。
他のバス会社もあたってみる。
すると、あっさりとコンケーン(Khonkaen)の文字を発見。
ノンカーイ発、ウドン、コンケーン、マハサラカム、ロイエット、ヤソートーン経由ウボンラチャタニー行きバスのようだ。
窓口のお姉さん曰く、次のバスは11時発。
運賃は155バーツ。
購入決定。
ああ、あのおっさんに騙された。
何がコンケーン行きのバスは無い、だ。
おっさんに文句を言いに行くが、どこかに消えていた。
バス会社の窓口(といっても、ただテーブルがあるだけ)で、嘘つかれたから返金してくれと言うも、「知らん。返金むり。」とばっさり。
ここで食い下がっても余計に嫌な思いをするだけ。
目の前でチケットをぐしゃぐしゃにして地面にポイ。
きちんと自力で聞いて回らなかった自分が悪い。40バーツをムダにしてしまった。
まあ、あのおっさんはバス会社からいくらかマージンをもらっているんだろうね。
バスターミナルには、たまにタチの悪いのが紛れているので要注意。ほとんどはいい人だけど。
ノンカーイからコンケーンへ
嫌なことは忘れて、コンケーン行きバスに乗る。
バス横には、目的地がシーサケットと書かれているが、間違いなくこのバスだ。
シートピッチが広くて快適。
これで155バーツなら文句なし。
乗客は少ない。がらがらだ。
予定より10分遅れの11時10分出発。
12時過ぎにウドンターニーバスターミナルへ。ここで一気に乗客が増える。ほぼ満席に。
なお、ウドンターニーからコンケーンへは、ローカルバスの他、ロットゥも出ている。運賃はおそらく84バーツ。
乗り場は、セントラルプラザ前。ノンカーイ行きロットゥと同じ場所。
詳しくは以下の記事で。
関連記事:ウドンターニーからノンカーイへ行くにはロットゥがおすすめ。50バーツ。
ウドンを出て、一路、コンケーンへ。
午後1時45分、コンケーンに到着した。
ノンカーイからコンケーンまでの所要時間は、約2時間半。
少々バス代を無駄にしてしまったが、快適なバス旅だった。
本当にコンケーンへの直行バスがないなら、ウドン経由も考えたほうがよさそう。
時間帯によっては、そのほうが早いかも。
ロットゥを乗り継ぐ方法も使える。
ノンカーイからウドンのロットゥが50バーツ。ウドンからコンケーンのロットゥが84バーツ。合計134バーツ。
最安での移動手段は、もちろん鉄道でしょうね。
ノンカーイからバンコク行きの列車に乗れば、かなり安いはず。
コンケーンのバスターミナル到着後
さて、コンケーンに着いたはいいが、ここはどこ?
今回のイサーン旅行はガイドブックを持ってきていない。どうにもわからんなあ。
以前コンケーンは訪れたことがある。
その時は、コラートからバスに乗って、コンケーンエアコンバスターミナルに到着した。ここは中心部から近くて、徒歩で移動可能。
でも、今回降ろされたバスターミナルは、明らかにエアコンバスターミナルではなさそう。
かなり大きなバスターミナルだ。
長距離バス乗り場もあれば、ローカル路線バスも走っていて、さらに大量のソンテウも並んでいる。
方角がさっぱりつかめない。
暑いし、腹減ったしで、いらいらしてきた。
飯でも食べて落ち着こう。
ターミナル内のぶっかけ飯屋で、イサーンらしくラーブを食べる。
ラーブガイにカイダーオ(目玉焼き)をつけて、お値段なんと30バーツ。
安っ!
これがイサーンのローカル価格か。
まあ、むちゃくちゃ辛かったけど満足です。
冷静に地理の把握に務める。
わかった。これは、普通バスターミナルだ。つまり、旧バスターミナルだ。
とすると、中心部からは少し離れているはず。
ソンテウの使いかたもよくわからない。
こんな時は、Hey!トゥクトゥク。
宿泊予定のホテルは、トゥッコムのすぐ近くにある。
60バーツと言われたのでオッケーする。
なんだか昭和歌謡風のプロマイドがたくさん貼ってあるトゥクトゥクだなあ。
途中、エアコンバスターミナル横を通過していった。
ああ、やっぱり別物だ。
ホテルまではけっこう距離があった。これは徒歩では無理だなあ。
あと渋滞も激しかったし、トゥクトゥクで正解だったか。
とにかく無事に到着したのですべて良しとする。
コンケーンにはバスターミナルが3つ!
あとで調べてみたところ、コンケーンにはバスターミナルが3つあることが判明。
地図
ノンカーイからのバスが到着したのは、一番古いバスターミナルとなる。
タイ語で、ボーコーソー・ヌン(数字の1)ですな。ボーコーソー・ガオ(旧)でも通じるかも。地図上では、Bus Terminal1。
で、エアコンバスターミナルとして知られているのが、ボーコーソー・ソーン(2)。わたしも以前使った。長距離エアコンバスは、ここで発着していた。地図上の、Air Conditioned Bus Terminal。
現地には、まだ看板が残っている。
が、現在では、大型バスの発着がなくなった。
厳密にいえば、チャンツアーやナコンチャイエアのオフィスは残っていて、チャンツアーのバスは近くに乗り場があるが。
長距離バスはなくなったが、ロットゥ乗り場として使われている。
現在の様子
えらく閑散としている。
こんなに狭かったのね。
このエアコンバスターミナルが廃止となり、新しくできたのが、第3バスターミナルだ。
ボーコーソー・サーム(3)。または、ボーコーソー・マイ(新)。地図では、Bus Terminal3。
パタヤ行きバスの記事で登場予定だが、この新バスターミナルは、コンケーン郊外にある。
車でおおよそ15分から20分かかる。かなり遠い。
そして、バカでかい。
何もない田舎の風景に、巨大なバスターミナルがいきなり登場する。変なの。
長距離路線は、ここに発着するのが基本らしい。
とはいえ、あまりにも不便なものだから、コンケーン第1バスターミナルにも立ち寄るという形を取っているようだ。
まあ、詳細はわからないけど、現在のところは、どちらも使えるということみたい。
もしも、コンケーン行きのバスに乗って、コンケーン市街地に滞在予定なら、ボーコーソー1で降りるようにしましょう。
ボーコーソー3で降りても何にもありません。
以上、コンケーンバスターミナル情報でした。ご参考までに。
とはいえ、ころころ情勢が変わるんで、あとは現地で何とかしましょう。
困った時は、ヘイ!トゥクトゥクで。
広告