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深夜の修羅場。嫉妬に狂うカラオケ嬢が部屋を飛び出す。

沈没日記36

カラオケ嬢が帰ってから、しばらくPC作業。
いろいろ忙しくなってきた。
ブログネタもたまっているが、更新する時間がなかなか取れない。
はい、がんばります。

パタヤカンの唐揚げとバミーヘン

昼飯に食べたガパオプラームックだけでは、お腹が空くのが早い。
なんだかがっつり食べたくなってきた。

いつもより早めに晩飯へ。

まず、パタヤカンにあるパタヤ一うまいと評判のフライドチキン屋へ。

パタヤカンソイ16唐揚げ屋 (1)
関連記事:まさかの唐揚げ一個2バーツ?パタヤ至高のフライドチキン。

お、前回はなかった10バーツ唐揚げが置いてあるぞ。

パタヤカンの唐揚げ屋 (1)

10バーツのわりには巨大でうまそうだ。これを二つと、15バーツの唐揚げを一つの計35バーツ分購入。

唐揚げ入の袋を手に、ソイをまたいでファミリーマート前のバミー屋台へ移動。

ここのバミーヘンがおいしいのだ。

パタヤカンのバミー屋 (1)
関連記事:パタヤカンソイ14屋台のバミーヘン(汁なしラーメン)うまし

今回もバミーヘンを注文した。汁なしのバミーである。40バーツ。

できあがるまでに唐揚げをつまむ。
10バーツ唐揚げ、うまいぞ。少しだけ骨がついているが、あとは身と脂。衣がさくさくだし、揚げ立てで中はほくほくしている。

↓ドラムじゃないのが10バーツ唐揚げ
パタヤカンの唐揚げ屋 (2)

バミーヘンもおいしい。

パタヤカンのバミーと唐揚げセット

汁なし麺をすすりながら、唐揚げをかじる。
ジャンクな食事と言うなかれ、うまいものはうまい。

唐揚げは一つか二つお持ち帰りして、あとでビールのあてにしようと思っていたが、あまりのうまさに一気に食べきってしまった。
無上にうまい組み合わせでお腹一杯。

75バーツでこの満足感と満腹感ハンパなし。

この2店舗のコンボはおすすめです。

カラオケ嬢と連夜の宴会

動く気力がなくなったので、部屋に戻ってPC作業しながら、だらだら過ごす。

と、夜11時過ぎ、カラオケ嬢から連絡が入る。
知り合いのバービアで飲んでいるから今すぐ来いとの指令。
そろそろ出かけたい頃合いだったのでちょうどいい。

バーにつくと、カラオケ嬢の目の前にはビールとワインが鎮座していた。
すでに酔っ払い気味のカラオケ嬢。

腹が減ったから、ガイトート(唐揚げ)を買ってこいといきなりの指令。
いやいや、唐揚げはさっき食べたところだし。
そんな他人の意見など一切無視して、ガイトートが食べたいと繰り返すカラオケ嬢。
見つからなかったらムーピン(豚串)でもいいからと少しだけ譲歩してくれたのは幸い。

バイクを走らせて、ガイトート探し。
パタヤカンの唐揚げ屋はもう閉まっているだろうし、唐揚げ屋台を探すものの見つからない。
かろうじてムーピン屋台を見つけたので、これで我慢してもらおう。

ムーピン

ムーピンかじりながらビールとワインと流しこむカラオケ嬢。
次のリクエストは、またしてもヤードーンである。
タイのハーブ酒だ。

(容器のビンは中身と関係なし)
ヤードーン

すぐにヤードーン屋に電話して持ってこさせていた。
120バーツの支払いはもちろんわたし。

ビール、ワイン、ヤードーンをかわるがわる飲むカラオケ嬢。
見る見る間に酔いが加速していく。

さらにつまみとしてルークチン(つみれ)とマムアンプリアオ(酸っぱいマンゴー)を追加。
正体不明のソムタムっぽい料理もやって来る。

ソムタム

けっこうな宴会ですなあ。
もうカラオケ嬢は、どろどろに酔っ払っているよ。

そろそろ潮時かな。
ヤードーンがなくなった頃合いで、チェックビン。
バーへの支払いは150バーツほどなんで安上がりだけどね。その他のつまみやヤードーンで250バーツほど。

深夜の大げんか

ふらふらのカラオケ嬢を部屋に運び込む。

すぐにベッドに倒れ込むカラオケ嬢をなんとか起こして、洗面所へ連れて行く。
せめて、真っ黒に汚れた足だけでも洗ってもらわねば。
ついでに小用を足すカラオケ嬢。
すると、突然何かを発見して大声を上げた。
カラオケ嬢の指がつまんでいるものは、小さな輪ゴムだった。
髪の毛を結うための小さな色付きゴムバンドである。

カラオケ嬢のゴムバンドは黒色。
でも、そのゴムは色違い。

「誰のものよ?」

と、カラオケ嬢が声を荒げる。

あちゃ~

たぶん、先日まで部屋に入り浸っていた30歳バービア嬢のやつだな。おとつい泊まっていった20歳バービア嬢は使っていなかったはずだし。

こういうシチュエーションでは口から出まかせで乗り切るべし。

「おれおれ、おれが使ってたの。先週散髪するまで髪が長かったんだよねえ。ほら、肩まで髪が伸びていて、邪魔だからゴムでしばっていたんだよ、ははは。わかった?」

というようなことをタイ語とジェスチャーで伝える。

が、カラオケ嬢は冷徹な薄ら笑いを浮かべるのみ。
で、一言「ゴーホック(嘘つき)」と。

女でしょと詰め寄ってくるカラオケ嬢。

「違うよ、違うよ。女(プーイン)じゃないよ、友達(プアン)だよ。鍵を忘れて自分のアパートに入れないって言うもんだから泊めてあげたんだよ。ほんとだよ、ほんと。あはははは。」

まったく信じてくれないカラオケ嬢。
さらに追求はエスカレートしていく。
「じゃあ、その人に今すぐ電話しなさいよ、直接話をして確かめるから。」
とカラオケ嬢はわたしの携帯電話を奪おうとする。

ひええ
女は怖いよ~

彼女の手を制止するが、さらに暴れはじめた。
ベッドに押し倒して、覆いかぶさる。
すごい力で抵抗するカラオケ嬢。
この小さい体のどこにそんな馬鹿力があるのか。

やばいよ、こわいよ、女はおそろしいよ~

最初はサイドポジション(柔道の横四方固め)で抑えこんでいたが、カラオケ嬢は力まかせに逃げ出そうとする。柔道の心得なんかないだろうが、たくみにエビも使っている。ベッドの弾力もあって、あっさりと脱出されてしまった。

彼女の手がわたしの携帯に迫る。

あ、これはやばい。

寸でのところでバックを取り、ベッドの上に反り投げをかまして危機を回避。
それから、すばやくマウンドポジションへ移行した。

これなら動けまい。

じたばたあがくカラオケ嬢。
これまたすごい力だ。

総合格闘技ならば、このポジションからパウンドでパンチを落とせば勝利確定だが、まさか殴るわけにもいかず、ただバランスを取るしかできない。

すると、カラオケ嬢がするりと体を反転させる。それに対応してバックマウントポジションへ。
おっと、彼女の下半身がベッドのふちからするすると落ちていく。
その勢いで脱出されてしまった。

カラオケ嬢の手がまたしてもわたしのスマフォに延びる。
今度は彼女の首にうしろから腕をまわして阻止。
スリーパーホールドの体勢でベッドに引きずり倒した。
そのまま胴締めスリーパーでがっちり固定。

ああ、もう勘弁してくれ。

なんなんだ、こりゃ。
なんで、深夜のベッドの上でグランドレスリングを展開しなきゃいけないんだ。
それも比喩じゃなくて、本当にレスリングだし。
夜の営みがしたいだけなのに。

ようやく大人しくなったカラオケ嬢。
直接自分で電話することは、あきらめてくれたようだ。

 

が、その女にテキストメッセージを送りなさいと命令が下る。
しかも、文面は指定する通り打ち込みなさいと、非情なまでの命令である。
セーム・シュルトを血だるまにするまでパウンドを打ち込んだセルゲイ・ハリトーノフの冷酷な表情が目に浮かんだ。
ヒョードルの氷の拳なみの破壊力だ。
怖い。戦慄だよ、女は。

絶対零度の戦慄におびえたわたしは、彼女の命令にしたがう他なかった。

I have new girl friend.Not talk everything to me again.You understand?

それがカラオケ嬢の指定する文面であった。

最後に、I’m sorryとつけたそうとしたら、思いっきり怒られた。
とどめの氷の拳を食らった。

ああ、送っちゃたよ。
ごめんよ、30歳バービア嬢。
別に嫌いになったわけじゃないからね。

が、それでもカラオケ嬢は満足しなかった。
やっぱり電話もしなさいと命令。

これはさすがに拒否する。

すると、カラオケ嬢は、何かを悟ったような表情でベッドから立ち上がった。
鏡の前で服と髪型を整えて、ハンドバッグに自分の荷物を入れる。
それから、大きな人形を抱えて、絶対零度の声で「パイ(行くね)」と一言。
ほてっている体温が一気に10度は下がるほど冷えきった声だった。

ドアを開けて、彼女はあっさりと出て行った。

わたしには彼女を引き止める気力は残っていなかった。
というか、面倒だった。出て行くならそれでかわまない。むしろ、楽になっていい。

 

一人になった。
なんだかもぬけの殻になった気分。
まったく味のしないタバコをベランダで吸う。

まあ、いいか。
時刻はまだ深夜1時。
気晴らしに飲みに行くか。

とか考えていると、ドアをノックする音が聞こえた。
カラオケ嬢だった。
戻ってくるの早いぞ。

イヤリングの忘れ物をしたからと言って、ベッド周りを捜索し始める。
わたしも協力してさんざん探しまわるが、見つからない。
二つあるはずが、一つしか見つからない。

もういい疲れたとカラオケ嬢。
人形を抱えてベッドの上にごろり。

いつしか彼女は寝入ってしまっていた。

 

なんなんだよ、カラオケ嬢。

さっぱりわからん。
出て行くんじゃなかったのかよ。

カラオケ嬢をほったらかしにして飲みに出かけるわけにもいかず、悶々とした時間を過ごす。
寝ようとするがなかなか寝付けない。

まったくひどい夜だった。

 

読者よ、ペイバーした女性が帰ったあとは、髪留めの小さな輪ゴム一つたりとも落ちていないかチェックすべし。
本命に見つかると、大変に事態になるぞよ。
あと、下手な嘘は通じませんな。

それと、夜のベッドテクニックを強化するのもいいですが、肉弾的な喧嘩になったときに相手の体をコントロールするグランドテクニックも磨いておきましょう。
若い頃から農作業で鍛えたイサーンの女は意外と力が強いです。
かといって、男が力まかせに対応すると相手に怪我させかねないし、うまくコントロールするテクニックが必要ですな。

ああ、疲れた。


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