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2016年4月~パタヤ沈没日記

ジョムティエンビーチで夜遊び。レディボーイにビーチク噛まれて悶絶。

投稿日:

沈没日記4

ジョムティエンの夜遊び

夜10時前ようやく外出。
バイクでジョムティエンビーチまで。
目指すはバービアである。ジョムティエンのバービアはソイ7あたりに集中している。
ジョムティエンのセカンドロードはがらがらなんで、移動は早いけど、やっぱり遠い。

ジョムティエン (12)

やはりジョムティエンのビーチロード沿いバービアは、ソイ7が一番栄えている。
その次がソイ5だろうか。
あとは、各ソイにちょこちょこ点在している程度。
ソイ7とソイ5をぐるぐるまわってみたが、これといって収穫なし。
30代前後のバービア嬢が多い印象。
ジョムティエンのバービアは厳しいかなあ。

ソイ7からセカンドロードを渡って、巨大バービア群であるロンポーバービアコンプレックスへ。
ここは、とにかく敷地面積がえげつない。

(昼間のロンポーバービア群)
ロンポーバービア群

たぶんパタヤ最大規模のバービア群である。
バービアの数も当然多い。
が、ここもやはり若くてかわいいバービア嬢を探すのは困難。
そもそも敷地が広すぎて歩いて探すのも大変。

その一角にゴーゴーバーなのかコヨーテクラブなのか、よくわからないバーがある。

ロンポーバービア郡のクラブ

なんて名前なんだろう。
LEFT or RIGHT FANTASY AND DISCO CLUB(Secret...)と書いてあるが。

いちおう、営業しているようだが、ちらっと覗いたところ、ほとんどダンサーの姿は見当たらない。
謎の店である。

オカマに噛まれる

歩きすぎて、喉が乾いてきた。
どこでもいいんで、呼びこみを受けたバービアにてきとうに入ってみた。

レディボーイが横に座る。
すでに呂律がまわっていない。かなり酔っているようだ。
べったりと張り付いてきて、意味不明の英語で話しかけられる。
「ワンドリンクフォーミープリーズ シックスハンドレットバーツ」とか言っている。
60バーツの間違いなのはわかりきっているが、「ホックローイバー ロー?」とタイ語で質問返ししておく。
すると、「ノー。シックスハンドレットバーツ」とこれまた間違いに気づかないオカマ。英語の数字がわかっていない。

ああ、変なのが横についちゃったよ。
受け流していると、突然、オカマがわたしの胸に顔を埋める。
そして、乳首を噛んだ。
それも思いっきり。
むちゃくちゃ痛かった。
飛び上がりそうになった。
Tシャツ越しだからよかったものの、直接噛まれていたら、大出血していただろう。いや、噛みちぎられていたかもしれない。
それほど痛かった。

わたしが激怒すると、「ノープロブレム」と繰り返すオカマ。
ビッグプロブレムだ、ばかやろう。

これ、怒りっぽいファランならビール瓶で殴っていてもおかしくないレベルだよ。
で、大げんかとなる。
流血沙汰は避けられないところ。

ぐっと堪えるが、こんなところには、もういられない。
ポケットの中のコインをかき集めて、ビール代60バーツを叩きつけて、店を後にする。

酔っ払ったレディボーイはたちが悪いなあ。
まあ、もちろん、中には気立てのいいレディボーイもいるだろけど、酔っ払うと元々の男性性が現れるのか、素行が横暴になりがち。わかってはいるが、気をつけねば。

まったりバービア

カマバーを出てからも、怒りはおさまらず。
ずかずか歩いていると、優しそうな表情を浮かべたバービア嬢から呼びこみを受ける。
見た目は30前後だが、オカマと比べると、女神のように思えた。むしろ、菩薩さまだ。
気持ちが落ち着く。ジャイイェンイェンだ。

菩薩に誘われるまま一緒に座ることにした。
年齢を尋ねると28歳。スリン出身。子供ひとり。
まだバービア歴は浅いようだが、一生懸命英語で話していた。
ジョムティエンのバービアは、ブッカオあたりよりも英語で接客しようというムードが強い。
ブッカオのバービアなんぞ、初対面でもいきなりタイ語で話しかけられるもんなあ。
「ブッカオで遊ぶ日本人=タイ語を話す」みたいな図式ができているのかもしれないが。
ジョムティエンエリアは、がっつり夜遊派よりも、のんびりリタイア派のファランが多いせいだと思う。日本人はあまり見かけないし。
そのせいか英語がメインだし、雰囲気ものんびりしている。
レディドリンクの要求もおとなしめだ。

ロンポーバービア

いやあ、なんか癒やされるね。

さすがにレディドリンクを奢らないのも何なので、ビリヤードで勝ったらオッケーという約束でビリヤード勝負。
あえなく、わたしの3連勝。

悔しがるバービア嬢には、もちろんドリンク進呈。
レディドリンクは120バーツだ。
「ドーモ」と日本語でお礼を言われた。
間違ってないけど、中途半端に日本語を知っているみたい。
「アリガトウ」のほうがいいよとレクチャーしておく。

あとは、客のファランたちも交えて楽しく飲む。
ビリヤード歴65年だというおじいちゃんファランに気に入られて、ビリヤード勝負。
なんとか2勝1敗で勝ち越す。

というか、おじいちゃん、何歳なんだよ。
今でも現役みたいで、バービア嬢のケツを撫で回していた。
あんないかしたジジイになりたいもんである。

おっと、別のファランがリンガベルだ。
ただ酒がまわってきた。

ファランはフレンドリーだし、バービア嬢たちもがっついていない。
がっついていないけど、余裕のあるファランが多いせいか、レディドリンクはよく出ている。

さっきの乳首噛みオカマで嫌な目にあったけど、すっかり気分も持ち直して、ハッピーに。
やっぱりバービアはこうでなくっちゃね。

自分でビール2本オーダー、さらにリンガベルのただビール1本、レディドリンク1杯おごりで、トータル支払い240バーツ。
ビリヤードは8ゲームくらいしたけど、当然無料。
ここ、安いねえ。
ウォーキングストリート近辺のバービアの半額くらいかな。

まったり飲むなら、ロンポーバービア群はおすすめである。
ただし、オカマには気をつけろ。
そして、ジョムティエンのバービアで若い掘り出し物バービア嬢を探しだすのは困難だ。あきらめろ。

時刻は深夜1時過ぎ。
どうやら収穫はなさそうなんで、ジョムティエンの夜遊びはここまで。

ホテルに戻ると、ホテルで飼っているウサギがお出迎え。
ウサギって夜行性なのかね。

ジャングルリゾートのウサギ

月夜にウサギたちが大運動会。

まだまだウサギたちの夜は長そうだが、わたしは広い部屋の広いベッドで一人寝。
こういうリゾート系ホテルでは、あらかじめ相方を連れてきたほうがよさそうだ。
一人寝はさびしい。

それにしても、乳首が痛い。
ちょっと膿が出ている。
乳首の痛みがうずくたびに、あのカマの顔が思い出される。
誰か月にかわっておしおきしてほしい。

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