沈没日記38
(つづき)
ポテトと23歳新人バービア
カラオケ嬢が帰宅してから、しばらく部屋でまったり過ごす。
晩飯は、フライデイで購入したフィッシュバーガー&チップス。
これをテイクアウトして、バービアに持ち込んで食べることにした。
ビールでフィッシュバーガーとポテトを流し込む。
隣の席ではイングランド出身の常連ファラン客が座っている。
はたしてここは、ロンドンかパタヤか、よくわからない状況だ。
ただし、本場ロンドンのスタンドで食べるフィッシュアンドチップスよりは安くてうまい。
ビールも安い。
ロンドンは大好きな街で過去何度か訪問しているけど、やっぱりパタヤがいいね。
腹が膨れたところで、ビリヤード遊び。
ほどほどに遊んで、次は女探しといきますか。
カラオケ嬢がどうなるかわからないし、次の候補探しは欠かせないのだ。
別のバービアへ移動。
つい先日パタヤへやって来たばかりの23歳新人バービア嬢が笑顔でお出迎え。
バービア嬢同士で購入したおつまみのフライドポテトをポッキーゲームの要領で食べさせてくれる。
両端から食べ始めて、すぐに唇同士がドッキング。さらに舌まで舐めてくる。
まだレディドリンクも奢っていないのに、このサービス満点ぶり。
ポテトはお腹いっぱいだけだけど、これなら喜んで食べられる。
ポテトもうまいが、23歳の少しぷっくりした唇もうまい。
まあ、結局は、レディドリンクを奢ってしまうわけで、彼女の策略にあっさり乗せられてしまったことになる。
この子は、男を手玉に取る優良嬢になりそうだ。
まだ擦れきってはいない今のうちにペイバーしてしまいたい。
が、カラオケ嬢がやって来る可能性があるんで、今日は無理。
たとえペイバーしても証拠を残すわけにはいかない。
22歳バービア嬢
ついで、また別のなじみのバービアへ。
たまに顔を見かける22歳のバービア嬢が横に座ってきた。
小柄で童顔。
日本人好みだが、ブッカオという場所柄、客はほとんどファランだという。
パタヤ歴4ヶ月で、英語はそこそこ話せる。
以前は何とも思わなかったが、なんだか急に可愛く思えてきた。
なんでやろ。
この子もいいなあ。
今日のところは保留しておき、カラオケ嬢の動向次第ではペイバー案件に入れておこう。
カラオケ嬢連絡なし
バービアで楽しく飲みつつも、やはりカラオケ嬢の動向が気になる。
彼女からの連絡は一向にない。
こちらからLINEでメッセージを送っても既読にすらならない。
直接電話しても応答なし。
おいおい、何やってんだよ、まったく。
深夜になってカラオケ嬢からの音沙汰は無し。
まあ、この二日間は何かと大変だった。
今日のところは一人寝が気楽でいいや。