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2016年4月~パタヤ沈没日記

ソンクラーン2日目も女子大生と水かけ遊び。ソンクラーンの遊び方。

投稿日:

沈没日記6

ソンクラーン2日目である。

昼間のブッカオとLKメトロのピヤック状態

昼間、ブッカオのメガネ屋に行く用事があったため、少しだけ外出。
サードロードでは、水かけを見かけない。これは移動がしやすい。
サードロードからブッカオへの通じるソイ内もほとんど見かけない。子供が小さな水鉄砲で遊んでいるくらい。これくらいならかわいいものだ。
ブッカオでは、バービア前で散発的に水かけをやっている程度。うまく回避すれば濡れずに済みそうだ。
ブッカオ沿いのメガネ屋の前にバイクを止める。ここまでまったく水に濡れていない。

と、思いきや、通りかかったピックアップトラックの荷台から、思いっきり水をぶっかけられた。
ああ、油断していた。
濡れたままエアコンの効いた店内に入ると寒い寒い。

用事を済ませてから、ソイLKメトロを偵察してみた。
ソイダイアナ側から入ると、水気はゼロ。かろうじてタイヤの轍の水跡が残るだけ。

ソンクラーン2日目 (2)

閑散としたいつもの昼間のLKメトロだ。

が、ビラボンバーでL字コーナーを曲がろうとすると、その先は水びたしだった。

ソンクラーン2日目 (3)

ああ、真っ昼間から派手にやっているよ。
こりゃあバイクで通り抜けようとすると、全身ずぶ濡れになるパターンだ。
すごすごと引き返す。
水かけは夕方からで十分だ。

なお、水に濡れることをタイ語で「ピヤック  เปียก」という。正確な発音は知らない。ピアックとも表記できるかな。
水鉄砲を持ったタイ人に「アオ ピヤック マイ?」と聞かれることがある。
直訳すれば「水に濡れたい?」という意味で、水をかけてもいいかと聞いているわけだ。
まあ、こんな親切な聞き方をしてくれるのは稀で、ほとんどは問答無用で水をかけてくるけど。

バービアで水かけ

夕方5時頃、準備を整えてから外出。
スマフォや現金は防水ケースへ、タオルと着替えはバイクのヘルメット入れに収納しておく。

ブッカオの水かけが増えている。
バービアが開店して、どこもかしこも水かけだ。

ソイダイアナに入ってみると、バービア群前で盛大にやっている。

ソンクラーン2日目 (1)

車が渋滞してなかなか前へ進まない。
やはり、動きの止まったソンテウの荷台は格好の標的にされている。
到着したばかりと思しき小綺麗な服を着た中国人グループなんて、かわいそうなほどずぶ濡れだ。
予備知識がなかったんだろうなあ。
まあ、そういう祭りなんでしょうがない。

知り合いのバービアで軽く遊ぶことに。
やはりパタヤは水不足。バービアの水道の蛇口をひねっても水はまったく出ない。断水状態が続いている。
すぐにバケツに貯めた水がなくなってしまい、給水車の到着を待つ。

ソンクラーン給水車

補給代として60バーツを援助した。

はっきり聞いていないが、たぶん以前よりも給水の値段が上がっている。
1回100バーツだったところ、今は水不足の影響か120バーツや150バーツと言われる。氷は小さな袋入りで25バーツくらい、大きな塊なら1個80バーツくらい。

通りがかりにバービア前のバケツから水鉄砲に給水していくだけの人がいるが、本当はダメ。どさくさに紛れているんで、ほとんどわからないけど。
またドリンクを注文せずに水かけしようとする人もいて、これもダメだ。
水は有料。タダじゃない。
誰かがカネを出して、補充しているんだよ。

アラブ系やインド系がタダで水を使おうとして、バービアの従業員が追っ払っていた。
中国系は、きちんと説明すればわかってくれて、ドリンクをオーダーしたうえ、笑顔で水遊び。

おすすめの遊び方としては、基地となるバービアを決めておくこと。
余計な荷物があれば置かしてもらう。
もちろんドリンクはきちんと注文しておこう。これで水を使う権利は得た。
あとは好きなように遊べばいい。
水鉄砲を持って遠征してもいい。水がなくなったら、また基地のバービアに戻るか、遠征先のバービアでもドリンクをオーダーするべし。給水タンクが来たら、せめて20バーツくらいは援助してあげるべきだ。

バービアで遊んでいると、珍しくインドネシアからの観光客が隣に座った。
一人旅らしい。
インドネシアに水かけ遊びはないそうだ。
タイ周辺では、ラオスとミャンマーでは水かけがある。
広く東南アジア一帯で行われているわけではないのか。仏教由来なのかもしれないなあ。

おっと、小さなタイ人の女の子も登場。
熟女バービア嬢の実の娘とのこと。
まだ小学校低学年かなあ。かわいらしい。
この時期は学校が休みなんで、パタヤに遊びに来ているのだろうね。
10年後に期待したいところだが、お母さんの容姿を鑑みると、つい二の足を踏んでしまう。

ほどほどに水遊びしたところで、チェックビン。
ビール2本で140バーツ。
あと、水代援助の60バーツ。
計200バーツで楽しく遊んだ。

女子大生バービア嬢

ついで、昨日の女子大生バービア嬢が働くバービアへ移動。
移動途中もさんざん水をかけられるが、すでにずぶ濡れなんで、気にならない。
冷水は勘弁してほしいけど。

バービア到着。
ここは客が少ない。
バービア嬢が遊んでいるだけ。
女子大生は、バービアの奥で待機していて、水かけには参加していない。
服もまったく濡れていない。

「マイ ピヤック タンマイ ヤ」
濡れてないじゃないか、なんでやねん、と難詰。

化粧しているから濡れたくないと言っているが、お構いなしに水かけ現場へ強制連行じゃ。
スリムな体を抱きかかけて、バケツの前へ。
後ろから羽交い絞めにして、他のバービア嬢へ水をかけるように指令を出す。

女子大生は、「やめてやめて、きゃ~」と騒いでいるが、知ったことではない。

不敵な笑みを浮かべた熟練バービア嬢たちが桶を手に近づく。
頭から冷水をぶっかけ、服の中へ冷水を注ぎ込む。

女子大生の黄色い悲鳴が上がる。

あっという間にタンクトップとホットパンツはずぶ濡れに。
ピヤックマーク。

アルバイト女子大生バービア嬢

ぴちぴち肌に張りついたぴちぴちタンクトップと長い黒髪が、妙になまめかしい。
ぐへへ。
これぞソンクラーンだ。
楽しいなあ。

日が暮れてからも水かけは続く。
初日よりも長くなってきようだ。

しばらく、女子大生と水遊び、おしゃべり、ビリヤードと楽しく時間を過ごす。
お会計は、自分のビール代とレディドリンク代で200バーツほど。
安い遊びだなあ。

キャッシャーがペイバーしろと煽ってくるが、女子大生は「パイ メダイ」とあわてて拒否していた。
ペイバー不可は変わらないようで。
彼氏はいないそうだ。学業の間は彼氏を作らないと言っているが、本当かどうかは知らない。このルックスだもの、たぶんいるに違いない。
来月まで学校の休みが続くらしいんで、のんびりやるさ。
とりあえず、日中のデートか、仕事終わりのディスコデートでも誘ってみるかな。こっちは、冴えない中年外国人。モテるわけがない。ダメで元々さ。

まだ時刻は夜の8時過ぎだが、ちょっと疲れてきた。
Tシャツは着替えたが、下半身は濡れたまま。
一度、部屋に戻ることにした。

さて、夜の水かけはどうしようかね。

(夜の部へつづく)

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