沈没日記5
昨日4月13日はソンクラーン初日だった。
初日といっても、場所によってはフライングで12日から水かけが始まっているもの。
12日の夜11時頃に、ソイ7を偵察しに行ってみたが、さすがにこの時間ではどこも水かけをやっていなかった。
ソイ7
ただ、水かけ用のバケツが転がっていたり、路面が濡れていたので、たぶん昼間はやっていたのだろう。
小さな子どもが水鉄砲を抱えていて、もっと遊びたいような雰囲気。いや、早く寝ろよ。
ちなみに、ソイ7のこのバービア密集地のあたりは、パタヤ最大の水かけ激戦区の一つである。
ちょっと写真がボケているが、行けばわかるんで、水かけを楽しみたい人はぜひ訪れてみてほしい。
ソンクラーン開幕
さて、あけて13日。
晴れてソンクラーン初日。
まさに快晴だ。
本来のソンクラーンは13日から15日までだが、パタヤのソンクラーンは19日まで続く。19日が最大の祭り「ワンライ」となる。
16日から18日は、中日で休みのはずだが、パタヤでは断続的に水かけが続く。
よって、パタヤのソンクラーンは丸7日間開催されるのだ。
ああ、おそろしい。
まさに地獄の一週間。
外国人長期滞在者や地元の金持ちタイ人たちは、すでにパタヤの外へ脱出している。
もしくは、自宅に篭もるかである。
知り合いのバービアボスファランは、タイ嫁と一緒にサメット島へ避難してしまった。
ここ2年ほどは、わたしもソンクラーン時期を外してパタヤに滞在していた。過去2回ソンクラーンを経験して、もういいかなと。
が、今回はソンクラーンと日程が重なっている。
重なった以上、遊ばないともったいない。
まあ、1週間すべて遊ぶつもりはないが、2,3日は遊ぼうかなと。
というわけで、初日は軽くバービアで水かけ遊びすることに。
女子大生と水かけ
実は、ソンクラーン前日に、知り合いのバービア嬢から一人の女性を紹介されていた。
なんでも大学生で、学校が休みのこの時期だけアルバイトでバービアで働いているという。
これは狙い目。
喜び勇んで遊びに行くと、確かに若いバービア嬢がいた。
色白でスリム。顔も整っている。
年齢は20歳。
非イサーン出身。なるほど色白なわけだ。
チョンブリーの大学に在学中とのこと。
ドリンクを奢って仲良くなりソンクラーン当日に一緒に遊ぼうという流れになっていた。
バイクで宿を出発。
時刻は夕方5時くらい。
ソイブッカオは、各所で絶賛水かけ中。
渋滞で停車したソンテウは格好の標的。
乗客は逃げようがないので、両サイドからバケツで水をぶっかけられていた。
到着したばかりの旅行者相手でも容赦なし。綺麗な服もカバンもすぐにずぶ濡れ。もう無茶苦茶である。
当然、バイクに乗っていようがお構いなしだ。
横から、バケツでざぱ~ん!
後ろから、水鉄砲で狙い撃ち。
目当てのバービアに着いた時には、わたしもすでにずぶ濡れとなった。
バービア前にバイクを停車するやいなや、さっそく冷水を浴びせかけられる。
冷てえ
大きなバケツの中には、でかい氷が入っている。
これがとにかく冷たい。勘弁してくれ。
バービアで女子大生と再会。
タンクトップとホットパンツが色っぽい。
当然のように一緒に水かけである。
タンクトップの背中へ冷水を注ぎ込む。
きゃ~という悲鳴がかわいい。
ホットパンツの後ろからも冷水を注ぎ込む。
イェンイェンとおしりとおまたを押さえる姿がかわいい。
ピチピチ女子大生相手の水かけは楽しいな。
これぞ、ソンクラーンだ。
まあ、ビールを2本奢らされたけど、それくらいマイペンライだ。
通りかかるファランの水鉄砲野郎には、バケツの冷水をぶちかます。
奴らは、顔を直接狙ってくる。気をつけろ。
水がなくなったら、給水車から補充する。
一回100バーツくらい。
ちなみに、パタヤ中心部はすでに断水していた。
ただでさえ水不足と言われているのに、これだけ水かけしていれば、そりゃあ水がなくなるよ。
自前のタンクで水を用意していない家やバーは、まったく水が出ない状態だった。
ホテルは自前のタンクを備えているんで、たぶん大丈夫。
ウォーキングストリートも巨大なタンクがあるんで、これまた大丈夫。
年に一度の祭りに節水を求めたところで、意味なし。
女子大生と日没まで水かけを楽しんだ。
濡れたシャツで体が冷える。
「ナオ ナオ」と言いながら体を寄せて、温め合う。
ええなあ、ソンクラーン。キモイ中年オヤジの楽園である。
日本で鬱屈している男性諸氏は、パタヤのソンクラーンで身も心も清めるべきである。まあ、身も心も汚れていくだけのような気がしないでもないが。
本来のソンクラーンのお清め用の水
また明日も遊ぼうねと女子大と約束してバイバイ。
ペイバー不可嬢だけど、LINE交換もしたし、じっくり攻めてみようかな。
最後は別のバービアへ移動。
日が暮れたので、そろそろ水かけは終了。
でも、たぶん、ソイ7とかソイ6、ウォーキングストリートでは夜遅くまで続いているはずだ。
そこまで遊ぶ体力は残っていない。
バイクのヘルメット入れに着替えとタオルを用意しておいた。
体を拭いてから、乾いたTシャツに着替える。
ずっと濡れたままだと風邪を引いてしまう。
エアコンのきいたゴーゴーバーでは、特に気をつけよう。
できれば着替えがあったほうがいい。
ソンクラーン記念なのか、近所のバービアのボスが来て、リンガベル2連発。
またしてもタダ酒がまわってくる。
夜食にママーを使ったクイティアオを。
冷えた体に、熱いスープが染みわたる。
うめえ。
だらだらと夜11時くらいまで飲んで、ソンクラーン初日は終了。
夕方から遊び始めただけでもクタクタになってしまった。
昼から深夜まで遊び続けるファランたちの体力、おそるべし。
今回はたまたま女子大生アルバイトバービア嬢と仲良くなれたんで、楽しいソンクラーン開幕となった。
これから一週間、どうしたもんだろう。