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パタヤヒルにある秘密のハッテン場で貞操の危機に陥った話

公開日: : エッセイ

先日、パタヤヒル(プラタムナック)地区を散策した時のこと。

日中だけ入ることができる公園がある。

ビューポイントへの続くワインディングロードの途中に入り口があって、公園内には車道と遊歩道があり、健康志向のファランがジョギングしていたりする。

公園入口
パタヤサインへの公園内の道

まあ、いたってのどかな公園、というよりただの雑木林みたいなところだ。

車道をバイクで走っていると、遊歩道へ降りる箇所があって、バイクが何台止まっている。
ちょうど男二人乗りのバイクが停車したところだった。
二人は、そのまま遊歩道へ進んでいった。

パタヤヒルプラタムナックの秘密のハッテン場 (3)

ふむ。なんだろう。

ちょっと興味が湧いたので、わたしもバイクを停車。
二人組の後を追うようにして、遊歩道へ進んでいく。

パタヤヒルプラタムナックの秘密のハッテン場 (1)

雑木林の中にある遊歩道だ。
パタヤ市内の喧騒を忘れるにはぴったりの雰囲気。うーん、すがすがしい。

パタヤヒルプラタムナックの秘密のハッテン場 (2)

しばらく進んでいくと、ベンチがあって、さっきの二人組が腰掛けている。
ただの雑木林の中にあるベンチである。
もう少し開いた場所だとパタヤ湾の眺望がのぞめるが、木々が邪魔で景色もへったくりもない。

変なところに座っているものだなあ。

二人組の前を通りすぎて、さらに遊歩道を進む。
妙に二人組の視線が痛い。

まあ、気のせいだろう。

すると前方に、一人の男がふらふらとたたずんでいる。

そのファッションをどう表現すればいいのだろうか。

髪の毛をカラフルに染めて、服も原色に近い色を多用したひらひらしたファッション。

一昔に前にテレビを賑わせた志茂田景樹を思い出していただきたい。
顔の黒さを隠すためか、白い粉を顔に塗っているし、薄く化粧もしているようだ。

参考資料(グーグル画像検索結果キャプチャー)
スクリーンショット_022416_045616_PM

パタヤの志茂田景樹は、本家と同じくなよなよとした歩き方をしており、ちょろちょろとわたしのほうになよなよとした視線を向けてくるではないか。

ここに至り、わたしは悟った。

いや、脊髄反射的に理解したと言ったほうがいい。本能が危機を叫んでいる。

ゲイの集まりだ。

いわゆるハッテン場といわれるところに違いない。

よりによって、なんでこんな公園内に出会いの場を作るんだよ。ややこしいことしやがって。

ここまま直進すると、パタヤの志茂田景樹にぶつかってしまう。
その先にもどんな強敵が待ち構えているかわかったものではない。
まずは引き返すべきだろう。

が、後ろにはさっきの二人組がベンチで待ち構えている。
この二人も間違いなくゲイだ。
真っ昼間から獲物を探しにやってきたのだ。

そうとは知らず、ゲイの穴に迷い込んでしまった子羊一匹のわたし。

ああ、前門の虎ならぬ前門の景樹。そして、後門の狼。

わたしの肛門は狼に食われてしまうのか。

虎穴に入らずんば虎児を得ずというが、ケツの穴だけはずっと守ってきたのに。

悪いのは、のこのこと彼らのテリトリーに入ってきたわたしのほうだ。
知らなかったとはいえ、どうかこの無礼を許して欲しい。

意を決して、踵を返す。
二人組から目をそらしたまま、早足で出口を目指す。

二人組に近づいたその時、ベンチから一人の男(ゲイ)が立ち上がる。
視線の片隅でとらえた彼の顔は、にっこりと微笑んでいた。いや、ゲイ特有のにんまりとしたスマイルだ。

ああ、終わった。

わたしの貞操は、このパタヤヒルの雑木林の中で奪われてしまうのだ。
ずっと守り続けてきたのに、とうとう終わりの時が来たか。

その昔、90年代末期のユーゴスラビアの鉄道駅のトイレを思い出す。
ユーゴ分裂のあとで、とにかく治安の悪い駅だった。雰囲気は最悪である。
隣で立ちションベンしているユーゴの男。
にやけた顔をして、わたしのほうを見ている。
あ、立ちションベンしていると思いきや、自分で自分のナニをしごているではないか。
怖かった。ユーゴ内戦よりも怖かった。

あのときの戦慄がまたよみがえる。

ベンチから立ち上がった男が、わたしの数十センチ近くまで迫ったきた。
狭い遊歩道である。周囲は雑木林。逃げ道はない。

終わった。

が、二人組の片割れが、男を静止した。
「メチャーイ(違うよ)」と声が聞こえる。

そうだ、違うんだ。わたしはノンケなんだよ。

立ち上がった男は残念そうに、またベンチに戻っていった。

危なかった。

二人組の片割れが止めに入ってくれなかったら、そのまま雑木林の中で…

まさに危機一髪のところだった。
心臓がばくばくしている。
何とかバイク置き場までたどりつき、無事にシートに座ることができた。
もし襲われていたら、肛門の痛みでバイクに乗るどころではなかっただろう。

こうしてわたしの貞操は守られた。
白昼の悪夢であった。

 

ここが、秘密のハッテン場への入り口だ。地図を載せておく。

興味がある人は、のぞいてくれ。
でも興味本位はやめてくれ。本当に出会いを求めている人限定でよろしく。

自分のケツは自分でふきましょう。

なお、ゲイのみなさんの名誉のために付け加えておきますが、わたしはそっち方面の趣味がまったくないと同時に理解もしているつもりです。
パタヤは自由な街なんで、自由な出会いを求めに来てください。
お金を払って遊ぶ場所としては、ボーイズタウン(ビーチロードのソイ13/3~5)、トゥッコム裏手のボーイズマッサージ屋やカラオケパブ、ソイVCにあるSUNNY PLAZAなど、遊ぶ場所がたくさんあります。
ジョムティエンにはハッテン場として有名なサウナもあります。
どうか、自由に遊んでください。
でも、たまたま間違って迷い込んでしまったノンケはどうか見逃してくださいね。

また、志茂田景樹さんはゲイでもありませんので、これも付け加えておきます。単にファッションが似ていただけです。

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