パタヤ千夜一夜

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パタヤ近況

トラベルバブル:日本とタイの二国間協議で旅行泡圏は形成されるのか

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トラベルバブルとは?

英字メディアで最近目にするようになった単語がある。

Travel Bubble(トラベルバブル)

うん、国境がオープンとなり、海外旅行が自由にできるようになると、旅行バブルが起きるよね。ずっと旅行できなかった海外旅行好きが一気に海外へ繰り出す。金も人も動く。まさに旅行バブルだ。
トラベルバブルという単語を最初に目にした時は、そんなふうに短絡的に思い込んでしまった。
が、よくよく記事などを読んでみるとそうではないとわかった。

トラベルバブルとは、国と国同士が結ぶ渡航協定みたいなもの。
国内感染状況が同じようなレベルで落ち着いていて、お互いの安全性がきちんと確保されているのが確認できれば、協定を結んで、二国間にかぎり旅行者の往来を認める。他国は排除する。
いわば、一つの同じ泡の中に二国が入っている状態なので、これをトラベルバブルと呼ぶ。
必ずしも二国間にかぎらず、同じ泡の中にはいるのは3カ国でも4カ国でもいい。トラベルバブルのグループ圏が形成されることになる。英文では、Travel Bubblesと複数形で表記されることも多い。

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このトラベルバブル、すでにオーストラリアとニュージーランドで形成されているとのこと。バルト三国でも同様。

現在、世界中の多くの国が鎖国に近い状態にある。きつい入国制限を課しており、国と国との往来はかなり厳しい。
タイでは国際線インバウンドフライトを全面禁止しており実質的な鎖国状態にある。外国からの入国を禁止しておけば、外部からのウイルス進入を防ぐことができる。

が、いつまでも鎖国状態を続けるわけにはいかない。
でも感染流入は避けねばならない。
無条件にどこの国からの入国を認めるなんて無理。

そこで、トラベルバブルか。
なるほど、たしかに同じレベルに感染を抑制できている国同士で一つのグループを形成して、その泡の中だけでの往来ならば、閉ざされた状態に変わりはない。
泡の外は危険かもしれないが、泡の中は安全のまま。実際には危険はあるが、それは国内感染とて同じこと。

問題は、どことどこの国でトラベルバブルを形成するか、となる。

日本とタイのトラベルバブル

ここ数日ニュースになっているが、日本は入国制限緩和に向けて動きだしている。
緩和対象としているのは、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国。そこに台湾も加えてほしいという打診があったようだ。

本日6月6日朝のニュースでは、日本政府は制限緩和に向けて、各国政府と個別に協議を進めていくとのこと。
順番としては、ビジネス目的や技能実習生などの入国から初めていく。
出国前にPCR検査での陰性証明証を用意し、さらに入国時にも検査を行う。
入国後も一定期間は移動先を限定し、滞在計画書を提出することで、2週間の検疫措置を免除する案も検討とのこと。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200606/k10012460541000.html

タイを含めた入国制限緩和のニュースはタイ旅行好き日本人に少しの希望を与えたかもしれない。
日本の入国制限が緩和されれば、同じようにタイの入国制限も緩和されるだろうと。

あくまで日本側からの規制緩和の動きだが、それに対して、タイのプラユット首相も「歓迎する」とのコメントを発表した。
が、入国制限の緩和は慎重に行うという態度は崩さなかった。

昨日のタイの現地報道では、タイ観光大臣が、「タイ政府は、観光客を受け入れる用意がある国ないし国のグループと交渉する準備ができている。すぐにとりかかる」とコメントを発表。これは首相の命令だということだ。
バブル形成合意は現在検討中で、可能性があるのはタイへの飛行時間が6時間以内のアジアの国となるだろう。
すぐに観光客の全面的受け入れを意味するものではない。まずはビジネス客などの特定のグループからとなる。
タイへのフライト搭乗前には健康診断書と保険加入証を提示する必要があり、タイ入国時には検査を受け、さらに追跡アプリケーションをダウンロードする必要もある。

参考:https://www.khaosodenglish.com/news/business/2020/06/05/govt-debates-reopening-foreign-tourism-amid-virus-threat/

また、Bangkok Post紙でも報道あり。
今は国内旅行の回復を最優先さぜるをえないが、日本などとのトラベルバブル形成にも言及している。
トラベルバブル形成の実現可能性について、アジアのどの国がパンデミックをうまく管理し、良好な経済関係を築いているのかを調査する。
ただ、トラベルバブルを形成しても、ウイルスの新規流入を避けるため、バブル内の旅行者の数は制限することになる。
最初の旅行グループは、ビジネス目的の訪問者や健康分野の旅行者となるだろう。

参考⇒https://www.bangkokpost.com/business/1930044/tat-focuses-on-domestic-tourism

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タイでは、非常事態宣言が2ヶ月以上続いている。
店舗の営業禁止や夜間外出禁止など厳しい規制が実行されており、パタヤにおいてはビーチに入っただけで逮捕されるような状況が続いていた。

パタヤビーチ閉鎖立ち入り禁止 (5)

国内の新規感染者がほぼ見つからなくなった状況で、ようやく規制解除が進んでいる。
苦しい思いをして感染拡大を防いできた。

ここで拙速に国境を再オープンさせると、今までの苦労がそれこそ水の泡となってしまう。トラベルバブルどころではない。

タイと日本の感染状況を見比べると、正直、日本側はまだまだ苦しい状態だと思う。欧米諸国と日本を比べれば、日本は圧倒的によくやっている。でも、ベトナムやタイと日本を比べると、日本はまだまだということになる。
むろん、国によって事情は異なり、取りうる対策も変わってくるので、一概にどこがいいとは言えない。
でも、タイからすれば、日本からの渡航者を日本側と同じ条件で受け入れるのはまだ早計というのが素直な感情ではないかと思う。

まとめ

現在のところ、タイと日本との二国間協議に関する具体的な情報は出てきていない。
これからタイ側も日本側も慎重に検討していくことになるだろうし、いずれはお互いの受け入れ再開合意に至るのは間違いない。
全世界へ向けて一気に無条件全面的受け入れ再開など不可能なので、段階を踏んでいくしかない。
トラベルバブルという言い方はともかくとして、なんらかの枠組みを作って、その中で入国制限を緩和していく。
今はようやくその一歩を踏み出そうという段階。
外国人観光客のタイ入国がいつになるのかという公式な決定は一切出ていない。

いや、考えれば考えるほど、先の道のりは長い。
日本とタイを自由に行き来できるようになるのはいつになることやら。
でも、日本とタイでトラベルバブルが形成されるようになれば、一定の規制はあるものの往来は可能となる。
トラベルバブルという言葉が定着していくかはわからないが、海外旅行好きなら頭に入れておいたほうがいいかも。
日本とタイでトラベルバブル形成してくれれば本当にありがたいのだが。

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