タイ入国情報

マレーシアとタイのワクチントラベルレーン(VTL)詳細

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開国が進む東南アジア。
マレーシアでは新たにタイとカンボジアとの間でワクチントラベルレーンを開設し、空路での隔離なし往来を実現させた。
3月15日からの運用開始との発表があったが、詳細はよくわからなかった。
3月17日付けで在マレーシア日本大使館が詳細を明らかにした。

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マレーシア・タイ間及びマレーシア・カンボジア間の「ワクチン・トラベル・レーン」(VTL)に関する手続

以下、在マレーシア日本国大使館のホームページより、マレーシアとタイの空路ワクチントラベルレーンについて抜粋していく。

枠組み名称
馬泰空路ワクチン・トラベル・レーン(Vaccinated Travel Lane by air)

渡航元・渡航先
タイからマレーシアへの渡航

対象者
・マレーシア又はタイ国内の全ての国の国籍者で、ワクチン接種完了者
・全てのVTL要件を満たす渡航者に同行する満12歳未満の子供(ワクチン接種証明の提示は不要)

渡航目的
制限なし
(ただし、乗継ぎ(transit)又は乗換え(transfer)目的での利用は不可)

滞在期間
指定なし

事前手続の流れ
・渡航予定日の2~7日前にMySafeTravelポータルサイト(https://mysafetravel.gov.my/ )上で登録、ワクチン接種証明書及び出発前2日以内のPCR検査(※)の陰性証明をアップロード。短期渡航者(商用及び公用目的の渡航者を含む)の場合は保険証券もアップロード
(※実施施設の限定あり。以前にVTLを利用した際の出発前又は入国時の検査結果がマレーシアへの出発前2日以内のものであれば、当該結果を再度利用可能。
過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、PCR検査の代わりに専門家が行う迅速抗原検査で可。2歳以下の子供は検査免除)
・マレーシア到着時のクアラルンプール国際空港(KLIA)内のBPセンター(BP Clinical Lab Health Screening Centre)でのPCR検査(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査で可)の登録及び支払いを事前に済ませる
・マレーシアへの出発前連続14日間はタイ又はマレーシアに滞在する必要あり
・(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)の場合)COVID-19関連の治療及び入院費用最低10万リンギを保障する海外保険に加入し、保険証券の電子的又は物理的コピーを携行。
・MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録(12歳未満の子供及び特別の事情により携帯端末を使用できない者は、同行する両親又は法定後見人の扶養家族として登録可能)、「Traveller」アイコンから「Pre-Departure Form」及び「COVID-19 Test Registration」フォームを記入
・出発空港でのチェックイン時に航空会社職員に以下の書類を提示
(1)マレーシアへの出発前連続14日間のタイ又はマレーシアでの滞在を証明する、有効な旅券又は国際的に認められた渡航文書
(2)タイで発行されたワクチン接種電子証明書又はVTLの下でマレーシアが承認したワクチン接種証明書(電子的又は物理的コピー)
(3)出発前PCR検査(又は専門家が行う迅速抗原検査)の陰性証明(英文、電子的又は物理的コピー)
(4)到着時のPCR検査(又は専門家の監督下での迅速抗原検査)の登録及び支払いの証明
(5)MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録済みの携帯端末
(6)MySafeTravelポータルの登録証明
(7)(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)のみ)保険証券の電子的又は物理的コピー
(8)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券

渡航手段
・クアラルンプール・バンコク間の直行航空便で、マレーシア・タイ両政府から指定されたもの(2022年3月15日現在、1日計6便)
・クアラルンプール・プーケット間の直行航空便で、マレーシア・タイ両政府から指定されたもの(2022年3月15日現在、1日計4便)

マレーシア到着後の流れ
・クアラルンプール国際空港(KLIA)到着時に検温等の健康確認を実施、BPセンターでPCR検査を受検
(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査を実施し、その場で結果を確認)
・入国手続を実施。入国審査時に以下の書類を提示
(1)タイの空港チェックイン時の提示書類の(1)
(2)搭乗券
(3)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券及び宿泊先の証明
・(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者を除き)空港での手続終了後直ちに、申告した宿泊先まで、自ら手配した移動手段、タクシー又はハイヤーで移動し(公共のバスや鉄道は利用不可)、到着時のPCR検査の結果判明(24時間以内)まで待機。その際、ワクチン接種を完了した、渡航歴、到着日及び自己隔離要件が同一の家族とのみ同室可。それらが異なる場合は、渡航者は、専用の洗面所付きの隔離部屋で自己隔離しなければならない。
・マレーシア滞在中、渡航者はマスク着用、安全な距離の確保等の一般的な公衆衛生措置等を遵守。短期渡航者は、マレーシア滞在中はMySejahteraアプリケーションを常時アクティブとする必要あり。マレーシア滞在中に陽性になった場合はマレーシア保健省の要請よりMySejahteraアプリケーション内の全てのデータを提供

滞在期間終了後の流れ
・マレーシアへの渡航後、タイに再入国する際は、タイ側の入国規制を要確認(※手続きの詳細についてはタイ当局の発表も合わせて御確認ください)

https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17032022.html

簡単なまとめ

なんだか少々ややこしいので簡単にまとめる。

ワクチントラベルレーン(VTL)はタイからマレーシアへの一方通行。
マレーシアからタイに入国する際はタイのTest&Goを使うわけで、VTLは関係ない。

VTLの対象者は、マレーシア国籍者もしくはタイ国内にいるすべての国籍者。
つまりタイに滞在している日本人も対象となる。ただし、マレーシアへ出発する直前タイ国内に連続14日以上滞在していることが条件。日本からタイへTest&Goで隔離なし入国して、14日以内にVTLを使ってマレーシア入国することは不可。

観光目的でのVTL利用可。

事前に用意する書類は、ワクチン接種証明書と出発前2日以内の陰性証明書、短期滞在者は最低10万リンギットをカバーする海外保険加入書。
短期滞在者は、マレーシア出国航空券とマレーシアでの宿泊施設の確認書が必要。つまり旅行者ならホテルの予約となるが、タイのTest&Goのように特定の対応ホテルである必要はなさそうだ。

タイからは、バンコク発クアラルンプール行き、プーケット発クアラルンプール行きの指定フライトのみ利用可能。(どの航空会社のフライトかは記載されておらず不明)

クアラルンプール空港到着時に検査センターでPCR検査実施。
空港からタクシーで事前に手配した宿泊先まで移動。
検査結果が判明するまで自己隔離して待機。陰性結果で自由行動。

Test&Goでのタイ入国と大きくは変わらない。
Test&Goと違い、到着初日のホテルとPCR検査と空港送迎のセット予約が不要なことくらい。
あとはほぼ同じ。

タイ在住日本人がマレーシアへ行く際にはワクチントラベルレーンの利用ができる。
Test&Goでのタイ入国と、VTLでのマレーシア入国はほぼ同じ条件だ。
完全な検疫フリーというわけではないにせよ、到着時検査で陰性が判明すれば、あとの行動は自由。

タイとマレーシアの隔離なし往来が実現した。

4月1日マレーシア開国

と、せっかくワクチントラベルレーンが開始されたのだが、マレーシアは4月1日に全面開国することになっている。

4月1日からのマレーシア入国要件
・専用アプリへの情報登録
・出発前2日以内のPCR検査陰性証明書
・医療保険加入
・ワクチン接種証明書(必須ではない)
・入国時検査は不要で、入国後24時間以内に専門家による迅速抗原検査を受けること
・ワクチン接種済みであれば入国後の隔離は不要
・ワクチン未接種の場合は強制隔離5日間

最終的な入国要件はまだ完全に発表されていないが、在マレーシア日本大使館によれば、以上のような要件となる見込みだ。

つまり、VTLを使わずとも、どこの国からでもVTLより緩いルールで入国できるようになる。
空港到着時のPCR検査は不要になり、迅速抗原検査でよくなる。入国後の待機も不要だ。

4月1日からマレーシアがこの要件で開国したら、ワクチントラベルレーンは実質的に意味がなくなりそうだ。
もしくはさらに緩和された条件でVTLを実施するかもしれない。

東南アジア各国は一気に開国に動いている。
入国要件もどんどん変わっていく。
渡航を考えている人は必ず公式の最新情報をチェックするようにしましょう。
本当にころころ変わるんで。

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