広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

タイ国内情勢

規制緩和第3フェイズ再開予定候補は、スタジアム・マッサージ屋・映画館など。バーは不可。

投稿日:2020年5月26日 更新日:

タイ、6月1日から実施予定とされる規制緩和第3フェイズ。
まだ詳細は明かされていないが、現在協議中とのこと。
実施に向けたタイムラインと、営業再開予定とされる業種がある程度見えてきた。

広告

規制緩和第3フェイズのタイムライン

タイ政府広報により規制緩和第3フェイズのタイムラインが公表されている。

98201932_3232958236727568タイ政府広報5月25日

5月23日から24日にデータ収集
5月25日から26日にワーキンググループによる会合
5月27日に特別委員会による規制緩和内容の会合
29日にCCATによる会合
6月1日に規制緩和実行

ざっくりとこういう流れ。
おそらく5月29日には、内容が決定するだろう。
最終的には内閣の承認をえてから、6月1日に実施される。

なお、6月1日以降の非常事態宣言の一ヶ月延長はほぼ確定的。
また、6月末までのタイへの国際線旅客フライトの禁止措置の延長は正式決定している。

再開予定業種は?

現時点では、どういった業種が実際に再開されるかは不明。
前回の第2フェイズの時も、当初は再開予定と言われていたものが急遽取りやめになったり、逆に再開不可と言われていたものがいきなり再開可能となったりと、土壇場での変更が目に付いた。

とはいえ、ある程度の予想は立てられている。
バンコクポストが真っ先に上げるのは、ボクシングスタジアム、マッサージパーラーである。

具体的には以下のとおり。

映画館、ボーリング場、スケートリンク、カラオケ、遊園地、ウォーターパーク、動物園、学習塾、タイ古式マッサージ屋、スパ、セミナー、会議場、ホテルでのイベント、交易展示場、フィットネス、ボクシングスタジアム。

ただし、バーやバプといったナイトライフ娯楽施設は閉鎖されたままになる。

参考:Bangkok Post

英語の原文では、マッサージ屋のことを、Massage Parloursとあっさり表記している。
で、そのマッサージパーラーという単語に脊髄反射してしまうのは、夜遊び好きなら毎度のこと。
くどいようだが、この場合のマッサージパーラーとは、マッサージ屋全体のことを指す。
いわゆるMPではない。
パーラーはショップとほぼ同義語。
政府系の広報でも、マッサージ店のことをマッサージパーラーと表記していることもある。
早とちりしてはいけない。
いや、MPはマッサージ屋の一形態なので、間違ってるわけではないが、まあそのあたりはゴニョゴニョと。
バンコクポストの記事でも、より詳細な内容を記してあるパートでは、しっかりとThai traditional massage parloursと書いてある。
古式按摩店を指しているのは明白。
というわけで、日本人夜遊び好きのいうMPの再開はちょっと厳しそうだ。
が、古式按摩もMPも同じマッサージパーラーということで、再開の可能性がないわけでもないだろうけど。

古式限定とはいえ、本当にマッサージ屋が再開されるだけでも嬉しい。
マッサージ再開ネタでは毎度のことながら、パタヤのソイハニーとソイチャイヤプーンのグレーゾーンマッサージ店の営業再開が気になるところだ。

その他の再開予定とされる業種には、ずらりと娯楽系が並ぶ。
すべてが実際に再開されるわけでもないだろうけど、マッサージ屋以外で目を引くのがボクシングスタジアムだろう。
バンコクのムエタイスタジアムで集団感染が起きたのが、タイではそもそもの発端だった。3月6日のルンピニースタジアムでの出来事だ。
現在の状況を作ったともいえるスタジアムをこの段階で再開するのか、非常に注目される。

今のところ、正式に決定していることは何もない。
6月1日実行は確定的ではあるが、それも変更になるかもしれない。
マッサージパーラーとかムエタイスタジアムといった単語にいちいち反応しないのが無難というもの。

ルンピニースタジアムと並ぶもう一つの集団感染が、バンコクのパブで起きていた。
そんなパブやバーといったナイトライフ施設は、いまだ再開の目処が立っていない。今回の第3フェイズからも外されることがほぼ決定的。
やはり最終段階の第4フェイズまでお預けとなりそうだ。
計算上は、6月15日が第4フェイズの実施日となる。

なお、規制緩和第3フェイズでは外出禁止時間の短縮も検討されている。
現在は午後11時から午前4時。これは5月17日からの規制緩和第2フェイズで実行された。
6月1日からの第3フェイズでは、深夜0時から午前4時までに短縮すると。
これもまだ決定ではない。
たぶんそうなりそうという話だ。

まとめ

現時点では何も正式決定はない。
過度の期待をせずに粛々と正式発表を待つだけ。
もう慣れてきた。

かりに上掲の業種がすべて再開となれば、残りはナイトライフ関連だけになる。
長距離バスや国内フライトもすでに再開している路線もある。6月1日からはさらに増えていく。
タイ国内に限定すれば、6月いっぱいでなんとか元通りにはなりそうな雰囲気になってきた。
あと一ヶ月ちょっとだ。もう少しがんばっていこう。

広告

-タイ国内情勢

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.