パタヤ千夜一夜

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パタヤ近況

パタヤにモノレール建設計画

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パタヤ市広報によれば、パタヤにおける新しい都市交通計画について公聴会を開催した。
パタヤにモノレールを建設するのがいいだろうという結論に至る。
増大する交通渋滞を緩和し、パタヤのみならずチャチュンサオ、チョンブリ、ラヨーンにかけての東部経済回廊プロジェクトの一環とのこと。

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パタヤの交通渋滞解消へ

パタヤ市内には公共交通機関がない。
電車もないし地下鉄もないしモノレールもないし路面電車もないしローカルバスすらない。メータータクシーもほとんど機能していない。
あるのはソンテウだけ。

ソンテウ (2)

まあ、巡回するソンテウがうじゃうじゃ走っており、狭い範囲の移動に関しては、すごく便利。
ただ、ルートが固定された乗り合い路線は限られている。
少し外れた場所へ行くには、バイクタクシーを使うか、自分で移動するしかない状況。
最近でこそGrabタクシーが使えて便利になってきたが、以前はソンテウやタクシーと面倒な交渉をせざるをえなかった。

ここ数年は、パタヤ各地の交通渋滞がひどくなってきた。
特に夕方から夜にかけての時間帯は、大きな交差点で大渋滞となる。
またビーチロードではウォーキングストリート付近を先頭に大渋滞。まったく動かないこともあった。
スクンビット通りでもやはり渋滞は起きる。

現在はまったく旅行者がいないけれど、来年以降は大量のパタヤ訪問客が予想される。
数は増えいてく。そして渋滞も増えていく。
この渋滞を解消するには、公共交通機関が必要となる。

パタヤモノレール計画

パタヤに都市交通機関を新設する計画は、以前から何度も話題にのぼっている。
地下鉄だ、モノレールだ、路面電車だと。
いつの間にか話を聞かなくなり、と思いきや、また忘れた頃に話が出てくるといった具合。
都市交通が必要なのは行政側も重々承知しているが、まったく話は進まない状況だった。

今回の新しい都市交通計画についての公聴会では、実現可能性の調査、環境への影響の評価、鉄道移動システム開発のデザインなどについて、意見を集めた。

当初検討された交通システムは、路面電車(トラム)と地下鉄とモノレール(BTS)の大きく分けて3種類。
調査と公聴会の結果、モノレールが他のシステムよりも建設費用がかからず、建設中の影響も少ないと合意された。
パタヤの狭い道路には、高架鉄道を作るのが適していると。

BTS

バンコクのBTSを想像すればわかりやすい。
大きな道路の上に高架橋を並べて列車を走らせる。

パタヤモノレールルート案

検討中のモノレールのルートも発表された。

ルート
PR Pattaya モノレールルート (1)
(PR Pattayaより)

国鉄パタヤ駅から、高速道路、ノースパタヤロード、ドルフィンロータリー、セカンドロード、タップラヤー交差点を経て、終点がバリハイ埠頭まで。
全長9kmのルートとなる。

このルートだと、多くの土地を新たに収用する必要はなく、地域住民への影響も少ないと予想されるとのこと。

上掲ルートマップには駅設置場所らしきポイントも記載されている。
まだ完全な計画段階、いや計画前段階というべきで、細かい駅の場所を現時点であれこれ考えるのは無駄だろうけど、いちおう予想してみる。

1が出発地点の国鉄パタヤ駅。

パタヤ駅

このパタヤ駅は不便な場所にある。パタヤ中心部までは徒歩移動は困難。でも、移動手段は駅前に待機している乗り合いソンテウしかない。とはいえ、バンコクからパタヤへの列車は一日一往復のみ。あまり意味はなさそう。

関連記事:バンコク(ドンムアン空港・ファランポーン駅)からパタヤへ列車で行く方法

ただ、いずれバンコクならびにスワンナプームとウタパオ空港を結ぶ高速鉄道が開通するとして、そのパタヤ駅が現在の鉄道駅付近となるならば、かなり意味を持ってくるだろう。

2がモーターウェイ7号線出口付近。
もしも、ここのモノレールの駅ができたなら利便性はアップする。
たとえば、スワンナプーム空港からパタヤ行きエアポートバスに乗って、この高速出口で下車。そのままモノレールに乗れば、パタヤ中心部へ楽々移動できることになる。市内の交通渋滞とは無関係。

3は、ノースパタヤバスターミナル前あたりだろうか。
これもやはり便利。バンコクからのバスが到着して、すぐにモノレールに乗り換えることができる。
現在は、バスターミナル内からの乗り合いソンテウを利用する人が多いけれど、あちこち回るし渋滞にもはまるしで、目的地へ移動するにはかなり時間がかかる。
もしモノレールが開通したら、渋滞知らずでバリハイ埠頭まで移動できる。

4と5は飛ばして、セカンドロードに入る。

6は、ドルフィンロータリーとターミナル21パタヤ近くだろう。
7は、ソイ6向かい側あたり。
8は、パタヤカンとの交差点近く。
9は、センタン前あたりだろうか。
10は、ロイヤルガーデン前付近。
11は、サウスパタヤロード(パタヤタイ)の交差点付近。すなわち、ウォーキングストリート最寄り駅となる。

まあ便利で胸躍るような停車駅が続くこと。

12は、サードロードとタップラヤーの交差点だろう。この手前の道路はまがりくねっているのだが、高架を通すことができるのだろうか。
あとは、13のバリハイ埠頭へ。ここが終点。

さらに、他のルートも検討されている。

PR Pattaya モノレールルート (2)
(PR Pattayaより)

緑が上掲のメインルート。
赤は、ドルフィンロータリー付近からスタートして、ジョムティエン方面へ。さらにはチャイヤプルックのスタジアムまで。
紫は、パタヤタイ路線で、ざっくりウォーキングストリート近くからダークサイド方面へ。
黄は、現在の鉄道線路沿いのルート。

これらのルートがすべて実現するとは到底思えないし、実現するとしてもはたして何年かかることか。
まあ、ほとんど夢物語といった程度に考えておけばいいかと。

参考:PR Pattaya
参考:Bangkok Post

まとめ

すべては計画前段階に過ぎない。
今はようやく公聴会を開いた段階だ。
これから実現ヘ向けて、さらに調査や計画を詰めて行く必要がある。
鉄道駅からバリハイ埠頭までのモノレールルートが実現するとしても、まだまだ先の話だ。
そもそも実現するかも未知数。
過去何度も立ち消えしてきた。
こういったネタはいつかできたらいいねくらいに捉えておくのがいい。

とはいえ、パタヤの渋滞はたしかにひどくなっている。
遅かれ早かれ、都市交通システムは必要となる。

まあ、ビーチロードとセカンドロード付近をうろうろするだけなら、ソンテウで充分。むしろ、ソンテウのほうが楽でいい。
日本からパタヤに到着して、ソンテウに乗り、ビーチロードで海を眺めながら走ると、なんともいえない帰郷感と感慨に浸れるもの。
好きな場所で、ほぼ待ち時間ゼロで乗り、好きな場所で降りる。
あの紺色のボディーのソンテウこそがパタヤの代名詞と言えるほどだ。
でも、そのソンテウの多さが渋滞の一因ともなっている。

もしも本当にモノレールが開通したら、パタヤの景色もだいぶ変わるだろう。特にセカンドロードは一変しそうだ。
バンコクのスクンビット通りだって、ほんの一昔前はBTSが走っておらず、高架もなく、陸橋がたまにある程度。
今ではBTSがあるのが当たり前。
バンコク市内を赤バスで移動して、街の熱気と排気ガスを浴びていたものだが、今では当然のようにBTSや地下鉄を利用する。
パタヤもいずれ変わっていくし、住人や旅行者もそれに慣れていく。
そういうもんでしょう。

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