いつ完成するのかとパタヤ民の間で話題になっていたターミナル21パタヤ。
工事は予定通り順調に遅れて、2018年10月19日、無事に開業にこぎつけた。
さすがにオープン当日やその直後はすごい人出だったようだ。
ようやく落ち着いた頃だろうと、遅れ馳せながら現地の様子を見に行ってきた。
なるほど、これはすごい。
目次
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ターミナル21パタヤ(TERMINAL 21 PATTAYA)
地図と行き方
地図
ノースパタヤ地区にある。
たとえば、ビーチロードのソイ10から行くなら、セカンドロードをソンテウで北上すればいい。
セカンドロード最北端のドルフィンサークル手前で下車。あとは道路を渡れば、ターミナル21。
ノースパタヤのバスターミナルから行くには、バスターミナルを出て道路を渡ったところで乗り合いソンテウをつかまえると安い。10バーツ。ただし、本数少なめ。
ターミナル内のソンテウは50バーツ。ちょっともったいない。
バイタクなら40バーツといったところか。
ソイブッカオやパタヤカン方面からバイクや車で行くなら、ソイAR(パタヤカンソイ12)を抜けて、ハリウッド近くの裏道からでもターミナル21へ行ける。
裏口から駐車場へ入れるが、夕方以降は出口専用となっていた。
駐輪場と駐車場
セカンドロード側の駐車場・駐輪場入り口。
バイクは右端のレーン沿いに走る。
矢印に沿って走るだけなので簡単。
駐輪場入り口に料金ゲートがあるけれど、現在のところ、無人。無料で駐輪可能。この先は不明。
駐車場の料金有無も不明。
駐輪場はばかでかい。
自分の駐輪場所を忘れがち。
一番近くの柱の番号を写真に撮っておくと後で見つけやすくなる。
また、屋外にも駐輪場あり。
飛行機
ターミナル21名物の飛行機は2機あり。
1号機
2号機
ターミナル内への入口は搭乗口を模してある。
ボーディングブリッジの脚はタイヤ。凝っているなあ。
というか、予定より大幅に遅れたとはいえ、この巨大施設をよく完成させたものだ。
ターミナル21館内
巨大である。
各フロアは、国や都市名を冠している。
パリ、ロンドン、イタリア、東京、サンフランシスコ、ハリウッド。
ターミナル21名物の超ロングエスカレーターもある。
メインゲート入り口から一気に東京フロアまで行ける。
奥の吹き抜けにはエッフェル塔。
さらに、ピサの斜塔まで。
東京タワーやスカイツリーはない。残念。
ロンドン名物ダブルデッカー。
上の階には、ゴールデンゲートブリッジもかかっている。
このあたり、バンコクのターミナル21と同じような作り。
とにかくバカでかくて、奥行きあるんで、歩き回るだけで疲れる。
が、見ているだけでも楽しめる。
東京フロア
とりわけ東京フロアはツッコミどころ満載。
まずは巨大招き猫がお出迎え。
JR有楽町駅。
東京メトロだが、路線図は岐阜周辺。
看板はこのとおり。
世界の願い
交通安全
街をきわいにレまレよレ
あちこちに居酒屋金陵本店の看板あり。
ようこそターミナルGinza21は黄色信号。
い深い。
いろいろとシュールで深い。
銀座駅の横にピサの斜塔。シュールだ。
弘樹と麻美。誰だよ。デュエットソングでも歌うのか。
どでかい提灯には、裕福の二文字。
日本語で、パタヤようこそ、と書かれると、なんだか照れるじゃないか。
みとちゃんは、水戸納豆のゆるキャラなのか。で、ごうりゅうとは何か。
まあ、とにかく日本人から見ればツッコミどころ満載。
なんだか面映ゆいが、これだけ日本をフィーチャーしてくれるのは、素直に嬉しいもの。
東京フロアは必見だ。
ターミナル21パタヤ日本関連テナント紹介
さて、膨大な数のテナントが入居するターミナル21パタヤ。
フロアごとに店舗の紹介をしていこうかとも思ったが、あまりにも煩雑。
というのは、東京フロアに日本の店舗がが固まっているかというと、これがばらばら。
吉野家がサンフランシスコにあったり、マツキヨがイタリアにあったりという具合。
インフォメーションセンターでフロアマップを配布しているが、これがまた見にくい。
地図が小さいうえに、店舗数が多すぎて、探すのが大変。無理。目が疲れる。
基本、自力で探しましょう。
ここでは、日本関連の店をかいつまんで紹介。
吉野家
来ました、日本が誇るファストフード、パタヤに初見参。
パタヤの牛丼店としては、セントラルマリーナのすき家に続く2店舗目。
関連記事:パタヤ初進出のすき家で牛丼とカレーを食べてみた。追加でラーメンと餃子もね。
気になる牛丼のお値段は?
牛丼並盛り129バーツ、大盛り159バーツ
豚丼並盛り119バーツ、大盛り149バーツ
その他、ビーフカレー189バーツ、照り焼き鮭定食199バーツ、肉うどん129バーツ、牛すき鍋249バーツなどなど。
ドリンクは、おかわり自由の緑茶がホット・アイスとも45バーツ。ペットボトルの水が25バーツ。
緑茶高い。
牛丼だけ持ち帰りしたい気分にさせられる。
丸亀製麺
帰って来ましたうどん屋。
パタヤでは、ビッグCエクストラに丸亀製麺EXPRESSが入っていたが、あえなく撤退してしまった。
今回は、EXPRESS表記なしの丸亀製麺で再登場だ。
EXPRESSにはなかった、釜揚げやざるがメニューに含まれている。
釜揚げうどん79バーツ、ざるうどん79バーツ、温玉ぶっかけうどん99バーツ、カレーうどん139バーツ
親子丼79バーツ、かつどん109バーツ、カツカレー149バーツ
オムやきうどん139バーツ、シーフードトムヤムうどん149バーツ
トッピング類もそろっている。
グランドオープン記念として、肉うどんのラージをオーダーすると、餃子が無料でついてくる。さらにドリンクも19バーツで買える。
吉野家も丸亀製麺も料金的には、なかなかのもの。
でも、このように二店舗が並ぶ様をパタヤで見る日が来るとは思ってもいなかった。
素直に歓迎しょう。
ラーメンみそや
パタヤ初登場とのこと。
炙りチャーシュメンが売りで、ラーメンにポテトが刺さっているともっぱらの話題。
AMPORN SEAFOOD
東京都の標識近くにあるシーフードブッフェ。サードロードにある同名姉妹店。
こちらは、寿司も食べ放題で、599バーツ(+税)。
サードロード店よりも高いが、寿司付き。
しゃかり432"
パタヤではたぶん2店舗目。
もろに日本式居酒屋。
11月4日は本鮪解体ショー開催。午後3時から。
当日は特別価格、大トロにぎり2貫300バーツ、赤身にぎり2貫120バーツなど。
ミスタードーナツ
タイでもすでにおなじみのドーナツ店。
外に持ち出すと、チョコレートが溶けてしまいがち。気をつけよう。
やよい軒
これまたお約束の日本食チェーン店。
しゃぶしやすきしとMKは、もちろん入居している。
ラーメン幸楽苑
パタヤ初登場の日本最大ラーメンチェーン。
中華そばが名物。うまい。
関連記事:らーめん幸楽苑@ターミナル21パタヤ。中華そばはまさに懐かしい日本の味。今なら半額49バーツ。
8番ラーメン
タイで日本ラーメンといえば、8番ラーメン。
ターミナル21にももちろん登場。
価格は他店舗と同じのようだ。
とっきゅうすしトレイン
回転寿司ではなくて、オーダーするたびに、新幹線のような容器に乗せられて寿司が運ばれてくるシステムらしい。
料金は39バーツから。
豚骨火山ラーメン
これもパタヤ初登場のラーメン屋。
バンコクではパッポンで見かけたことがある。
名物火山ラーメンは、こんな価格帯。
うーん、うまそうだけど、手がでない。
マツモトキヨシ
日本の有名薬局がパタヤ初上陸。
品揃えは日本製のものが数割、あとはタイのもの。
日本製の歯ブラシが買えるのはちょっとありがたいかも。
ツルハドラッグ
マツキヨのすぐ近くにはツルハドラッグまである。
こんな近くで競合してどうする。
品揃えはマツキヨと似たり寄ったり。
Moshi Moshi
よくわからんが日本っぽいファンシーショップ。
ダイソー
パタヤでは数店舗目か。センタンにもある。たしかロイヤルガーデンにもあったような。
100円均一ではなく、60バーツ均一。一部高い商品もある。
日本ほど雑多な品揃えではなく、外国人に受けそうなものを中心に扱っているような印象。
ユニクロ
ターミナル21内に2店舗構えている。
南国パタヤでダウンジャケットなんて誰が買うんだろうと思うが、たぶん、ヨーロッパの人が買っていくと見た。あとは海外旅行するタイ人か。
オニツカタイガー
タイ人人気高しのオニツカタイガー専門店。
日本関係店感想
他にも小物ショプやスイーツ系で日本に関係ありそうな店がいくつある。
飲食店では、吉野家と丸亀製麺が入ったのは高評価。
パタヤ在住者たちが待ち焦がれているCoCo壱番屋と大戸屋が来なかったのが非常に残念なことろ。
まあ、個人的には日本食をそれほど求めてはいないけれど、CoCo壱番屋のカレーは食べたいかなと。
フードコート PIER 21
ターミナル21バンコクと同じく、フードコードのPIER 21が入っている。
斜塔越しのフードコートである。
バンコク同様、驚きの低価格帯を実現。
カオトム32バーツ
ラートナー29バーツ
他にも、カオカーム32バーツ、カオマンガイが35バーツなど。
水は7バーツ。
スカイラックも入っていて、これまた安い。
ステーキセットが35バーツから。カツ丼が40バーツだ。
窓際のテーブルに座ると、景観良好。
ただし、窓側は人気のため、空きテーブルが少ない。
奥のほうへ行くと余裕あり。
閉店時間は午後11時。この時間まで営業しているフードコートは珍しい。
FOOD LAND
24時間営業のスーパーマーケット。
フードランド名物の格安レストラン、TOOK LAE DEEも併設。こちらも24時間営業。
関連記事:TOOK LAE DEEの朝食は62バーツから。フードランド各店でどうぞ。
関連記事:ロイヤルガーデン地下のTOOK LAE DEE。新メニュー、イングリッシュブレックファーストスペシャル。
ブレックファーストは微妙に値上がりしたみたい。それでも65バーツ。安い。
ターミナル21パタヤ自体の営業時間は、午前11時から午後11時。
たぶん、映画館とかフードランドだけが遅くまで営業しているのだと思う。
映画館
ハリウッドフロアに映画館あり。
なかなか豪華なたたずまい。
ウォシュレット付きトイレ
1階パリフロアにあるトイレ入口。
中もおしゃれ。
列車のコンパートメントを模した個室がずらり。
しかも、すべてウォシュレット付き。
これはすごい。
両替所TTカレンシー
1階G6出入り口付近に両替所がある。有名なT.T.カレンシーだ。
同時刻のレートは調べられなかったが、たぶん町中のTTと変わらないレートだと思われる。
買い物中にタイバーツがなくなったら、ここで両替しましょう。
Grande Centre Point Pattaya(グランデセンターポイントパタヤ)
ターミナル21パタヤにくっつく形でホテルが建てられている。バンコクと同じ構造だ。
まさにそびえ立つ高層ホテル。
10月26日に無事に開業を迎えた。
セカンドロード側にホテル入口あり。
ターミナル21内からでも入ることはできる。
一度は泊まってみたいホテルだ。
高層階の眺めはさぞ絶景でしょうなあ。
まとめ
駆け足で紹介してきたが、それでも長い記事になってしまった。
他にも非日本系のレストランやショップ多数。
じっくりウィンドウショッピングするだけでも半日はゆうにかかる。
上へ下へ歩き回ったので、すっかり足が棒になってしまった。
訪問時はオープンから10日ほど経過した平日だったせいもあるが、思ったりよりも客足は少なめ。
混雑してどうしようもないという雰囲気ではない。
ゆったりと散策可能。レストランはどこも空いていたし、フードコートにも簡単に座れた。
土日はまだまだ混み合いそう。できれば平日午後がいいと思う。
とにかくでかい施設だ。
何度も足を運ぶ価値はありそう。
日本関連以外の飲食店やファッション系店舗情報はこちらから。
⇒ターミナル21パタヤ、店舗紹介続き。レストラン、ファストフード、スイーツ、ファッション系。
個々の店については、訪問次第、おいおいレポートしていく予定。
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