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2014年9月-10月パタヤ沈没日記

ファランの誕生日パーティーに参加。客のバービア嬢をナンパしてみる

投稿日:2014年10月19日 更新日:

【ぶっかけ飯と散髪】

24日目。

今日も元気に、ブッカオ市場でぶっかけご飯。
40バーツ。
安い昼飯だ。

レッドカレー

そのまま、近くの散髪屋へ。
Rコン・レジデンスの二本横のソイを入ったところにある。ソイナムケンだか、そんな名前のソイ。
メンズカット80バーツ。
シャンプーはないけれど、もみ上げや耳元などの余計な毛は、ちゃんとカミソリで剃ってくれる。
これで80バーツは安いね。
担当してくれたお兄ちゃんは、コワモテだけど、実は陽気で楽しいやつ。
ちょっとだけ日本語を知っていた。

散髪し終えてから、店のソファーに座っていた女性二人組と会話。
20代後半くらいだろうか。
この二人も日本に興味津々で、いろいろ質問された。
サクラやキモノは、もはやタイ人でも普通に知っているレベル。
フジサンも有名だ。
ホッカイドーで雪が見たいそうだ。
日本へ行きたい行きたいと、ずっと言っていた。
でも、津波とか地震とか、そういう自然災害がちょっと怖いみたい。

さて、散髪もばっちり。
1ヶ月ほど前にも散髪したのだが、あまり切っておらず、すでにボサボサ状態だった。
知り合いのタイ人に会うたびに、「早く切れ」と催促されていたほど。

今日散髪した理由は、ただ一つ。

パーティー行かなあかんねん。
えんやとっと、えんやとっと。

今夜は、なじみのバービアで常連客ファランのバースデー・パーティーがあるのだ。
バービアのママさんから、パーティーに参加するなら必ず散髪してくるようにと厳命されていた。

これで、心置きなくパーティに行けるぞ。

【パーティへ】

誕生日パーティ1 (4)

夕食も抜いて、態勢バッチリで臨む。
なじみのバービアへ到着。
すでにパーティは始まっていた。

今日誕生日なのは、常連ファラン。
元アメリカ海軍軍人。
今はリタイアして悠々自適の生活。
アメリカ軍人だし、恩給いっぱいもらってそう。

パーティの主役は、もちろんそのファランなのだが、目立っているのはタイ彼女のほう。
ファランのかわりに、首に現金の輪っかをぶら下げていた。
カメラを片手にあちこちで記念撮影。
忙しそうだ。

さっそく、二人に挨拶。
ビールで乾杯。
写真も撮ってもらった。

それから、食事だ。
パーティといえば、フリーフード。
夕食を抜いてきたのだ。がっつり食うぞ。

誕生日パーティ1 (1)

バーの対面にはDJステージが設営してある。
DJというかシンガーというか芸人が場を盛り上げる。

あ、このDJ、以前参加したパーティと同じ奴だ。

誕生日パーティ1(2)

わたしの姿を見るなり、
「Where are you from?」
と、前回と同じ質問をされた。

ちょっと待って、今飯食べているところだから。
モグモグしているので、返事ができない。
かわりにバービアのお姉さんが答えてくれた。

恒例の日本の歌をプレイ。

まずは「北酒場」。

ついで、脳天気なイントロが流れる。
「ドラえもん」の主題歌だ。
ファランはきょとんとしているけれど、タイ人には大受け。
目の前にいるファランの連れのタイ女性は、ノリノリで口ずさんでいる。

他の女性DJが、「ハイ タケコプタ~」と大山のぶ代の声を真似て、合いの手。

ファランは相変わらず、きょとんとしている。

そんな微笑ましい光景を見ながら、わたしはここぞとばかりにタダ飯を食べまくる。

なるほど、長期滞在ファランがパーティに参加したがる理由がよくわかる。
そもそもがパーティ好きなのだろうが、このタダ飯も魅力なのだな。

【盛り上がるDJ大会とバービア嬢】

さらに加速するDJ大会。
というか、タダの公開カラオケショーだ。
他のバービアの人まで、歌いにやって来る。
チップは一回50バーツとか100バーツくらいかな。

誕生日パーティ1(8)

写真右下に下着姿の人物が写っているが、これはオカマさんである。
とにかく芸達者で口がうまい。
タイ語と英語を織り交ぜて、タイ人からもファランからも笑いを取っていた。シモネタ連発だったので、ファランは若干ひいていたけど。

そうこうしていると、4人組のタイ女性の一団が来店。
む、一人はかなりかわいいぞ。

バービアでパーティが開かれていると、その知り合いやバービア関連の人が挨拶がてら遊びに来ることが多い。
一杯だけ飲んで、すぐに自分の店に帰る場合もあるけど、そのまま長時間遊んでいることもある。パーティでは、そういった他のバービアの人たちと仲良くなれるチャンスが訪れるのだ。

まさに、今がそのチャンス。
あのかわいい子とお近づきになりたい。
まずは正体を知らねば。

さっそく声をかけてみた。

4人組は、日本人には名の知れた某バービアで働いているバービア嬢とママさんだった。
わたしが気になっているバービア嬢も少しだけ日本語が話せた。
そばで見れば見るほど、かわいい。
こりゃあ、日本人受けするだろうなあ。

とりあえず、挨拶だけ済ませて、自分の席に戻る。
わたしの横に座っているのは、ファランと結婚しているタイ女性。
このバーの常連なので、よく話す間柄だ。
そのタイ女性が、わたしの背中を押してくる。
「あなた、あの子が好きなんでしょ。一緒にダンスに行って来なさい。」

ちなみに、踊ることをタイ語で「テン」という。
踊りに行くは、「パイ テン」となる。

知り合いのタイ女性が半ば強引にセッティングしてくれて、例のかわいいバービア嬢とステージ前にパイテン。
タイミュージックに合わせて一緒にダンス。

あはは、楽しいな。
と、こちらはすっかり有頂天モードだが、肝心の彼女のノリは今ひとつだった。
一曲だけで戻ってしまった。

最後は、営業トーク。
明日お店に来てね

軽く撃沈。
まあ、そりゃあそうか。
仕事あるもんね。
あ~あ。

知り合いのタイ女性に慰められた。
せっかくセッティングしてくれたのに面目ない。

【パーティは終わりぬ】

パーティは佳境へ。
ステージに、誕生日ファランと彼女が上げられ、挨拶と記念撮影タイム。

彼女のお手製のバースデーケーキも登場。
ロウソクの火を消したところがクライマックス。

その後、恒例の風船割り大会。
パパパパパンと気持ちいい。
誕生日パーティ1(5)

誕生日ケーキに彼女自ら入刀。
みんなに振る舞われた。

誕生日パーティ1(6)

わたしも一切れいただく。
でも、やっぱり生クリームとビールは合わないなあ。

誕生日パーティ1 (7)

そろそろパーティはお開き。

いったん、お会計。

豚の丸焼き業者とDJ屋にママさんがお支払いしていた。
DJは、機材も人件費もかかるけど、チップでそこそこ儲かってそうだ。

誕生日のアメリカ海軍さんのお支払いは、ドリンク代だけで7000バーツを越えていた。
ベルを何回も鳴らしていたからなあ。
でも、誕生日の首輪が二重三重になっていたので、それなりに回収できてそう。
バーとしてもドリンクがたくさんオーダーされて、儲かる仕組み。

え、わたし?

はは、ビールをたった3本しかオーダーしてないっす。
あとは全部奢ってもらいました。

でも6本以上飲んだかも。
すっかり酔っぱらった。

 

深夜1時半過ぎにバーをあとにする。
その後、Bちゃんのバービアへ寄ってみるも、すでに電気が消えていた。

まあ、もう飲めないし、今日はいいか。

やっぱりパーティは楽しいな。
タダで飯が食べられるし、ビールもいっぱい奢ってもらえる。
貧乏人にはうってつけである。

まあ、まわりはすべてファランとタイ人のみだけど、慣れればどうってことない。

遊びに来たタイ人女性とも仲良くなれるチャンスがある。
チャンスを活かすも殺すもあなた次第。
わたしは、未だに性交、いや成功したことはないけど。

 

本日使ったカネ。
昼飯40バーツ
散髪代80バーツ
飲み代210バーツ
計330バーツ

散髪して、飯食べて、パーティ参加して、酔っ払って、これで一日1000円か。
安上がりでいいことです。

 

過去に参加したパーティの様子はこちらから。

バーの誕生日パーティに参加したら、客はマッチョなバイカー軍団ばかりだった。

バービアの従業員たちとパーティへ遊びに行く

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