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フライト情報

エアアジア:自動ビザチェック機能導入、TDAC登録義務化、成田=バンコク線12時間遅延

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日本とタイを行き来するのに役立つエアアジア。日本の各都市からバンコクへの直行便を飛ばしている。
そんなみんな大好きエアアジアの情報をまとめて。

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タイ・エアアジアXの成田=バンコク線が12時間遅延

LCCといえば遅延がつきもの。
エアアジアはわりと定時運航率が高めのはずだが、それでも多少のディレイは発生する。
多少どころか12時間もの遅延が発生したのが、バンコクと成田を結ぶタイ・エアアジアXのフライトだ。

4月18日のこと、タイのSNSで、成田空港で12時間もの遅延を言い渡されて、途方に暮れているというタイ人のポストが話題になった。

成田からバンコクへ向かうXJ607便が、当初の21時15分発予定から、翌朝の9時15分に変更になったとチェックインカウンターで貼り紙がされた。
航空会社は、乗客に対して、寝袋と飲料水とスナックと1500円分のミールクーポンのみを提供。
ホテルや代替便の提供はなかった。
成田空港は一部エリアは夜間に閉鎖されるため、朝までどこで寝ればいいのか、寝袋で寝ても大丈夫なのかと、タイ人乗客はすごく困ったそうだ。

調べてみると、成田発のXJ607便の遅延の前に、バンコク発成田行きのXJ606便が機材トラブルにより大幅遅延していた。


(FlightAwareより)

4月18日の午前11時55分発予定のXJ606便が、機材変更のうえ飛び立ったのが翌日の午前0時6分だった。この時点で12時間のディレイ。
で、そのまま、成田発バンコク行きのXJ607便も12時間のディレイが決定になったという経緯だ。
結局、成田発XJ607便は、19日の午前9時58分に出発して、午後2時17分にドンムアン空港に到着した。
もともとの到着予定は19日午前2時40分だったので、やはり12時間遅れでの到着とあいなった。

XJ606便のためにドンムアン空港で12時間待ちぼうけをくらった人、XJ607便のために成田空港で夜を明かした人は、本当におつかれさまでした。
さすがに12時間ディレイはきつすぎる。
成田空港では寝袋がベッド代わり。ミールクーポン1500円。
LCCにつき、そのようなリスクも覚悟の上で利用すべきなんだろうけど、まさに修行ですな。飛ばないよりはマシ、不良機材のまま強行して途中で落ちるよりはマシと割り切るしかない。
最近のフライトステータスを見ていても、大幅な遅延は特に見られない。
今回ほどの12時間遅延はめったに起きることではないけれど、たまには本当に起きる。
そういうものです。

エアアジアよりTDAC登録のお知らせ

2025年5月1日から運用開始となるタイデジタル到着カード(TDAC)について、エアアジアからもお知らせが出ている。

タイ入国管理局は、2025年5月1日以降、タイへ入国するすべての外国籍旅行者に対し、「タイデジタル到着カード(TDAC)」の事前登録を義務付けると発表した。

TDACの提出は、観光客、ビジスネ渡航者、長期滞在者なども含むすべての外国籍パスポート保持者が対象となる。
ただし、タイに入国せずに乗り継ぎ・乗り換えする旅行者は対象外。またボーダーパスを利用して入国する旅行者も対象外。

TDACは従来の紙の到着カードに代わるもので、TDACオンラインでの登録は無料。
入国審査の迅速化、書類手続きの簡略化、国境セキュリティの強化を目的としている.

以上が、エアアジアからの発表。
5月1日以降にタイに入国する人は必ず事前にTDACに登録しておきましょう。
申請は、タイ入国予定日の3日前から可能となっている。

エアアジアからの発表はないけれど、おそらくは、タイ行きフライトのチェックイン時にTDAC登録が済んでいるかどうかの確認はされるはず。
チェックイン時にTDAC未登録だとその場で登録するよう促されると思われる。
TDACが未登録だからという理由で搭乗拒否されるかどうかはわからない。
タイ入国管理局からの発表では、TDACの登録ができないもしくは書類提示ができない旅行者のために、タイ到着後のイミグレーション付近で登録を手助けするとのこと。よって、TDAC未登録でもタイ行きフライトに搭乗はできるはずなのだが、チェックインカウンターで無用なトラブルや余計な時間のロスになるため、必ず事前に登録しておくべし。
登録を終えると、QRコードが表示されるので、それをスクショするかプリントアウトしておくといい。

エアアジア、自動ビザチェック機能を導入

セパンにあるエアアジアより、自動ビザチェック(Auto Visa Check,AVC)機能を、エアアジア公式アプリであるAirAisa MOVEおよび公式ウェブサイトに導入したと発表があった。

AVC機能によって、ビザや電子渡航認証(ETA)が必要な国際線においてオンラインチェックインがスムーズになるという。

これまでは、ビザが必要な国へ渡航する旅行者は、ビザ書類確認手続きのために、空港でチェックインしたり再チェックインが必要だった。オンラインチェックインやモバイルチェックインしていても、わざわざ有人チェックインカウンターでの書類確認を求められていた。

今回のAVC機能により、オンラインチェックインを使う際に、出発予定の14日前から1時間前までリアルタイムでビザを確認できるようになった。

AVCを利用したチェックイン方法
1.アプリもしくはホームページにアクセス
2.チェックインしたいフライトを選択
3.パスポートに貼付されたビザをスキャンするか、Eビザをアップロード
4.ビザの確認が成功すると、Eボーディングパスが発行される
5.確認できなかった場合は、書類確認のためカウンターへ立ち寄る必要がある

ビザ確認が成功して、機内持ち込み手荷物だけで搭乗する場合は、Eボーディングパスを利用して、そのまま搭乗ゲートへ進むことができる(一部空港はのぞく)。
また、セルフチェックインKIOSK端末でボーディングパスを再印刷することもできる。預け荷物がある場合は、指定の手荷物預けカウンターで預けること。

AVCの入国審査は、マルチプルエントリーのビザを持っている人のみが対象となる。シングルもしくはダブルのエントリービザを持っている人はカウンターでチェックインが必要。

エアアジアの英語版のお知らせは以上の内容となっている。

エアアジアの日本語のお知らせでは、追加情報が掲載されている。
いわく、「日本の空港では、必ずチェックインカウンターでパスポート確認が必要です。」とのこと。
つまり、日本から出発する場合はAVC機能は使えないということになる。たとえ、AVCが使えたとしても、結局は、カウンターでドキュメントチェックを受けないといけない。
これは、オンラインチェックインやE搭乗券についても同じことだ。日本発のエアアジア便では、事前にオンラインチェックインしてPDF搭乗券やEボーディングパスを発行していても、そのまま利用することができない。必ずカウンターに立ち寄って、書類確認を受けて、紙の搭乗券は発行してもらう必要がある。(少なくとも関空ではそうなっている。成田ではEボーディングパスで保安検査場を抜けることができるそうだが、最終的には搭乗ゲート横のカウンターで書類確認を受けることになる)

また、エアアジア日本語版では、2025年4月16日現在、日本人はマレーシアやタイへフィリピンや台湾へは観光目的の短期間滞在の渡航であればビザは不要となっており、これらの国々では電子渡航認証は導入されていないと、付け加えている。

そもそも、日本人はタイへ渡航する際には観光目的であればビザが免除される。
タイは電子渡航認証をまだ導入していない。
5月1日から開始されるTDACは、電子渡航認証ではなく、入国カードに過ぎない。

たしかに、日本の空港でタイ行きのエアアジア便のチェックインをする際に、帰国便航空券の有無を確認されることがある。タイのビザがあれば、帰国便の有無は問われない。

もしも、今回のAVC機能が日本発エアアジア便でも完全適用されることがあれば、タイのマルチプルエントリーを登録することで、チェックインカウンターに立ち寄らずに搭乗できるようになるはず。
まあ、そもそも、Eボーディングパスでの搭乗がまだできない時点でアウトなわけだけど。

あと、タイから日本へのエアアジア便でも、事情は似たようなもの。
現状では、EボーディングパスやKIOSKで印刷したボーディングパスで保安検査場を通過することができるけれど、最終的には搭乗ゲート横のブースで書類確認を受けないといけない。日本人が日本に帰国するのにビザの確認なんて不要なわけだけど、EボーディングパスやKIOSK発行搭乗券をわざわざ紙の搭乗券に引き換えて渡される。
預け荷物がない場合は、有人チェックインカウンターに立ち寄る必要がないのはタイの空港のほうが楽でいいし、搭乗ゲートで書類確認を受けるのは大した手間ではないけれど、できればもっとスムーズに搭乗したいもの。
日本とタイのフライトでもAVC機能ならびにEボーディングパスを完全に使えるようにしてほしい。

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