パタヤのブレックファースト探索シリーズ。
今回はソイダイアナにあるカフェ店のブレックファーストを食べてきた。
ブレックファーストも悪くないけれど、コーヒーがおいしい店だ。
パタヤの100バーツ以下の格安ブレックファースト店としては、コーヒーが最上位においしいと思う。
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CUPPA CABANA CAFE
ソイダイアナとソイブッカオ交差点のCHARLIE PLACEという老舗ホテルが建っている。
ホテル入口脇にあるのが今回紹介するカフェだ。隣はサブウェイ。
屋台タイプのカフェができたのは、たぶん2024年後半だったか。
ブレックファースト95バーツという案内も出ていて、気にはなっていたが、ずっと利用できずにいた。
店名はCUPPA CABANA CAFEというようだ。まあたぶん誰も気にしていないが。
以前はホテル入り口にシャワルマ屋台もあったが、現在は撤退済み。そのシャワルマ屋台があった場所は、カフェのテーブルと椅子が置かれるようになった。
また、CHARLIE PLACEのロビー内に置かれたテーブルもカフェ利用ができるようだ。
けっこう座席数多めだ。
テーブルには灰皿が置いてあって、喫煙可能。
店は女性二人で切り盛りしていた、どちらも愛想がいい。
昼過ぎに訪れると、「グッドモーニング」と挨拶されて、「もう午後だけどねえ」と笑っていた。
「午後だけどブレックファーストはある?」と聞くと、もちろんとの返事だった。
どうやらブレックファーストは終日提供らしい。
メニュー
ブレックファーストが95バーツ。
コーヒーもしくはオレンジジュースもしくは紅茶が付く。
クロワッサンもある。
バタークロワッサンが40バーツ
ホットコーヒーとのセットで85バーツ、アイスコーヒーとのセットで95バーツ。
各種クロワッサンサンドとワッフルが120バーツ。
コーヒーとセットにすると、ホットで159バーツ、アイスで169バーツ。
コーヒーメニュー。
エスプレッソ、フラットホワイト、アメリカーノ、ラテ、カプチーノなどホットが50バーツ、アイスが60バーツ。
バタークロワッサンとのセットでは、コーヒー代が5バーツお得になる計算だ。
クロワッサンサンドでは11バーツお得に。
ブレックファースト
まずはブレックファーストを。
コーヒーとセットで95バーツは、パタヤではかなり安い部類に入る。問題は中身である。
卵の調理方法は、スクランブルエッグでお願いした。ドリンクはホットコーヒーで。
まずはコーヒーから。
いい香りが漂ってくる。
最初にブラックで一口。
お、これは、いい。
けっこう濃いめ。
明らかにインスタントではない味。また、安いブレックファーストセットのコーヒーにありがちな、インスタントコーヒーに毛が生えた程度の薄いやつでもない。
安っぽさがまるでない。苦みも酸味もコクもあって立派なコーヒーである。
ただブラックはあまり好きではないので、砂糖とミルクをいれる。
ミルクはお願いすれば用意してくれる。砂糖はテーブルの上にあり。
ばっちりだ。さらにうまくなった。
格安ブレックファーストの中ではぴかいちのモーニングコーヒーである。
続いてはブレックファースト本体。
まあ、これは予想通りだ。見本写真通りとも言える。
ベーコン1枚、ソーセージ2本、スクランブルエッグ、生スライストマト、それにトースト1枚。
ソーセージは、高級品ではないけれど、いちおう皮付きだ。セブンイレブンでも売っているレベルのものだけど、ちょっとだけ高いやつ。皮がぱりっとしていて、日本のソーセージにちょっと近い。
トーストは、これまたセブンイレブンで売っているレベルのものだけど、真四角でぺらぺらの一番安いやつではない。山切りカットで厚みもある。
ベーコンも上等ではないにしても、安っぽさはない。
タイ人がやっているローカル店のブレックファーストでは、ソーセージもベーコンもトーストも一番安いものを使っていることが多いけれど、ここは1ランク上のもの提供している。ちょっと頑張っているなあ。
もちろん、イギリス系レストランのイングリッシュブレックファーストのハーブの効いたソーセージやバックベーコンなんかに比べるとかなりしょぼく感じるけれど、これはこれでオッケー。
すごく食べやすい。むしろ日本人にはこれくらいがちょうどいいかもしれない。
量的には、やはりフルイングリッシュブレックファーストには遠く及ばない。
逆にこれくらいの量がちょうどいいのかもしれない。
なによりコーヒーがおいしい。
フルイングリッシュブレックファーストで腹ぱんぱんになると、食後のコーヒーですらしんどいことがある。しかもそういった店のコーヒーはいまいちなことが多い。
ここのコーヒーは文句なし。
ほどよい量のブレックファーストを食べたあとに、おいしいコーヒーを飲みながら、タバコで一服する時間が心地よい。
アイスエスプレッソ
ホットコーヒーを飲みきってしまった。もう少しコーヒーが飲みたい。
というわけで、追加でアイスエスプレッソをオーダーした。60バーツ。
甘さは50%を指定。
氷が多いなあ。
甘さ50%でもまだまだ甘め。
でもコーヒーの味がしっかりして、なかなかの濃さだ。けっこう自分好み。
すぐに飲むと甘さと濃さが舌と喉ににまとわりつく感じだが、氷が解けてくると、ちょうどいい塩梅になる。
なるほどそれで氷の量が多いのか。
その場で一気に飲むのはもったいない。
時間をかけてじっくり飲みたい。
今回は店先で少し飲んでから、あとは持ち帰りにしてゆっくりと飲んだ。
アイスエスプレッソではなく、アイスカプチーノかアイスラテにしてもおいしそうだ。
エアコンのない店舗で、ホットコーヒー50バーツとアイスコーヒー60バーツはちょっと高め。
そもそも屋外でタバコを吸いながら、おいしいコーヒーを飲むのが目的なら全然ありかと。
あと、ブレックファーストセットのコーヒーは、10バーツ追加すれば、アイスコーヒーにしてもらえると思う。未確認のため、現地でお確かめを。
地図
現在で確認した営業時間は、午前8時から午後6時。
(Googleマップ情報では、午前8時から午後6時半まで)
立地は素晴らしい。
ソイダイアナ、ソイブッカオ、ソイレンキーの変形十字路にあり、熱心なパタヤリピーターにとっては、パタヤのど真ん中ともいうべき場所だ。
上階は、CHARLIE PLACEというホテル。
ホテル宿泊者は必ずカフェ店内を横切って、ロビーに入っていくことになる。
沈没系ファランが多いのがCHARLIE PLACEだ。
ホテルの宿泊レポートはこちらから。
関連記事:めざせブッカオ沈没ファラン!チャーリー プレイス (Charlie Place)宿泊レポート
ファラン向けの沈没ホテルで、やや古臭い部屋だけど、決して汚くはない。
立地は最強だ。
ここに泊まり、昼過ぎに起床して、1階のカフェでブレックファーストを食べて、コーヒーとタバコを吸いながら、通りをぼんやりと眺めるになれば、あなたも立派なパタヤ沈没者になれる。
まとめ
物価高のパタヤにあって95バーツのブレックファーストはうれしい。
ブレックファースト単体でみてみると、パタヤ最強レベルとは到底言えない。
100バーツのブレックファーストでは、ニッキーズやキャプテンズバーのほうがはるかに上だ。
でもコーヒーの味まで含めると、格安ブレックファーストの中ではパタヤトップクラスだと思う。
Pangpondのブレックファーストといい勝負だ。コーヒー単体の味ではPangpondのほうが好きだけど、ブレックファーストの中身は今回のCUPPA CABANA CAFEのほうがやや上回る。価格もわずかに安い。
ブレックファーストの中身はほどほどでいいから、おいしいコーヒー付きの朝食が食べたい人にはおすすめできる。
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