カツ丼が食べたくなった。
海外滞在中でも日本食へのこだわりは、ほとんどない。
これまで海外で数百泊もしているが、あえて日本食レストランに行った経験は数えるほどしかない。
せっかくの海外旅行なのに、現地の食事を取らず、あえて割高な日本料理を食べるのは、いろんな意味でもったいないと一旅行好きとしては素直に思う。
が、カツは別である。
カツカレーとカツ丼は食べたい。
あとはどうでもいいかな。
以前、サードロードのラーメンチャンピオンでカツカレーを食べてみた。
⇒ローカル日本食レストラン・ラーメンチャンピオンのカツカレーは、具だくさんで79バーツ
ルーはインスタント丸出しの甘口だったが、具沢山で思っていたよりおいしく食べられた。
次は、カツ丼だ。
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ラーメンチャンピオンのカオムートート
というわけで、ふたたびラーメンチャンピオンへ。
地図
サードロードのパタヤタイ寄り。バイクがないと少々厳しいが、ブッカオから歩いて行けなくもない。
(追記。2017年7月に、わずかに南側へ移転している。ほぼおなじ場所。)
営業時間は夕方5時くらいから深夜12時くらいまで。
ここのメニューは、少々わかりづらい。
写真付きなのはありがたくて、指差しで簡単に注文可能。でも、中には画質が荒くて、なんのことやらよくわからない料理がある。しかもタイ語表記のみで、外国人には不親切。
注文票に自分で書き込むスタイルだが、これもタイ語のみ。
タイ人ローカル向けなので、贅沢は言えない。てめえがタイ語を覚えろって話。
オーダーは口頭でも大丈夫なので、店員を呼ぶ。
メニューでは、どれがカツ丼なのかはっきりしない。
店員に日本語で料理名を注文しようとしても、これまたなかなか通じない。
「カツドン」とオーダーしてみたが、やっぱりダメだった。
そういえば、カツカレーの時も「カツカレー」では通じなかった。
トンカツは、要するに豚肉の揚げたものだ。つまり、ムートートとなる。
それを白ご飯に乗せるので、カオムートートでいいんじゃないのか。
「カオムートート」と言うと、無事にオーダーが通った。
よしよし、これでカツ丼が食べられるぞ。
ほどなくして料理が運ばれてきた。
あ?
カツライスじゃん。
白ご飯に豚カツが乗っかっていて、ソースとマヨネーズがかかっている。
紛うことなきカツライス。
いや、でも、これぞカオムートートだよなあ。
店側は間違ってないぞ。
注文の仕方が悪かったのだ。
たぶん、カオムートートガップカイジアオとか、そんな言い方をしないと駄目だ。
卵付きの豚カツのせご飯みたいな言い方にすれば、きっとカツ丼にありつけるはず。
さて、カオムートートだが、ここの豚カツはそこそこしっかりした作り方だし、量もある。
ソースが甘口なのはいただけないが、それなりにおいしく食べられた。食後は、ちょっと胸焼けしたけど。
これで65バーツなら、特に文句はないです。リピートはしませんが。
まあ、日本でも卵なしのソースカツ丼があるくらいだし、これも立派なカツ丼と言えなくもない。
が、やっぱり、溶き卵でカツをとじてほしいなあ。
次回のカツ丼は、ここラーメンチャンピオンか、もしくはパタヤカンのビッグCエクストラ近くに新しくできたYOUR DONのどちらかで食べる予定。
パタヤの安くてうまいカツ丼はどこだ?
(追記)
YOURDONはけっこうおいしかったが、すでに潰れてしまったようだ。
関連記事:パタヤカンの新しい日本食屋台「YOUR DON」のカツカレーとカツ丼を食べてみた(閉店)
今は、サードロードのジャンボ寿司のカツ丼が一番です。
関連記事:JUMBO SUSHIは、定食50バーツの日本料理食堂@サードロードソイ15
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