パタヤのローカル市場探訪シリーズ。
パタヤの各ソイには、たいてい小さな市場や商店があるものだ。大規模な市場でなくても、いくつかの店が集まって、野菜や惣菜などを売っている。
近隣に住む人にとっては、便利な場所だ。
ソイユメにある小さな市場にひさしぶりに立ち寄ってみた。わざわざ訪れたわけではなく、たまたま立ち寄っただけ。
でも意外と使える。しかも安い。
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ソイユメ市場
ソイユメとは、パタヤカンのビッグCエクストラが建っているソイだ。地図上では、Paniad Changとなっているし、標識にもそう書いてある。でも誰もそんな名称では呼ばずに、ソイユメと呼ぶ。ユメは日本の夢から来ている。昔にユメというカラオケ屋があったそうだ。
ソイユメ入口にビッグCエクストラがあり、そのまま遠くノースパタヤのバスターミナル近くまで道が続く。
長いソイではあるが、大きな市場はない。
パタヤカンからソイユメに入って少し進んで右手のセブンイレブンの裏手に小さな市場がある。
Googleマップの登録名は、タラートサワディーとなっている。
まあ、たぶん誰もそんな名前では呼んでいないと思う。せいぜいがタラートソイユメかな。
地図
昔はもうちょっとごちゃごちゃしていたが、たしかパンデミック中にリノベーションというか整理し直したはずだ。
規模は小さい。
屋台の数は昔より減ったと思う。
セブンイレブン側にも屋台が並ぶ。
カオマンガイは40バーツ。
ケバブ屋が人気だ。
サラダロール(生春巻き)が25バーツ。
よく見ると、揚げ春巻きも売っている。
4本入りのサラダロールが25バーツは安い。100円ちょっとである。さっそく購入。
ソースは複数種類あって、好きなものを選べる。
メインの屋台群を見て回るが、目についたのは惣菜屋だ。
ラープやらミミガーやらヤムやらが並ぶ。
豚肉のラープは一袋30バーツ。ラープが30バーツはお得だ。購入。
それから、豚肉揚げも購入。一皿30バーツ。
最近の物価高騰で、カイジアオ屋台にぶら下げられた干し豚肉の素揚げでも1本20バーツもする。
ここの豚肉揚げは量が多くて30バーツ。お得だ。
白ご飯は一袋10バーツ。
買い出しは以上。
サラダロール25バーツ、ラープと豚肉揚げとご飯が70バーツ。合計95バーツ。
家に持ち帰ってさっそく食べる。
ラープが強烈だ。
豚の赤身よりも、背脂部分がたくさん入っている。辛さは完全イサーン仕様だ。
うまいけれど、辛い。ひたすら辛い。
白ご飯がとにかく進む。ご飯で辛さを和らげないと食べ続けられない。
豚肉揚げは、下味がしっかりついていておいしい。でも肉は脂身が多め。それに揚げ油もぎとぎとだ。
これまたご飯が進む。ご飯で油っこさを和らげないと食べ続けられない。
まあ、口直し的に、生春巻きを食べるとよし。
中身は、カニカマとレタスや人参やキュウリなどの野菜だ。マヨネーズをつけて食べる。
ラープと豚肉揚げの味が濃くて、白ご飯はあっさりと食べきってしまう。
ラープも豚肉揚げも生春巻きも半分ほど余った。
実質的に50バーツ分くらいかな食べたのは。
で、残りは冷蔵庫に保存しておき、あとでレンジで温めなおして食べる。セブンイレブンの15バーツの白ご飯を買ってくる。
二食目としても充分だった。
市場で95バーツ、セブンイレブンで15バーツ、合計110バーツ。これで2食。
一食分55バーツ。
市場の惣菜をうまく活用すれば、食事代はけっこう抑えられる。
ソイユメの市場は小さいけれど、安い惣菜は見つかるね。
イサーン料理食堂
あと、ソイユメ市場からソイユメに出てすぐのところに、新しくて大きめのイサーン料理食堂ができていた。
次々と客が来ているところを見ると、人気店のようだ。
ソイユメのビッグC近くに、以前は使い勝手がよくて味もいいイサーン料理食堂があった。
が、パンデミック中に食堂周りがすべて撤去されて、更地になってしまった。
街中でイサーン料理が食べられるパタヤだけど、意外とこういうイサーン料理食堂って、少なかったりもする。
まあ外国人観光客相手の店ではなくて、完全ローカル仕様のため、タイ語の料理名がわからないと少々ハードルが高いけれど。
ここは今度利用してみたい。
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