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パタヤ近況

ナックルア・ランポー市場の現状レポート 改修工事終了で生まれ変わる

投稿日:2025年2月20日 更新日:

ナックルアのある海鮮市場がランポー市場だ。
新鮮なエビやイカや貝や魚を一般向けにも販売していて、近くの焼き場やレストランに持ち込んで調理もしてくれる。
観光客に人気のスポットだ。
ランポー市場は大規模改修工事をずっと続けているが、ようやく工事完了が目の前に迫ってきた。
2022年7月以来、ひさしぶりに現地の様子を確認してきた。
工事はすでに90%を終えていて、たしかに大きく変貌していた。

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ナックルア・ランポー市場

ナックルアのかなり奥のほうにある。
パタヤ中心部からはけっこう遠い。

地図

簡単な行き方をおさらい。
バイクがあれば、ナックルア通りをひたすら北上していくだけでいい。特に迷うことはない。

パタヤ中心部から乗り合いソンテウで訪問することもできる。
まず、セカンドロードを走るソンテウに乗って、ノースパタヤ方面へ向かう。ソンテウによっては、そのままナックルア通りに入っていくので、終点まで乗っていればいい。ナックルアの終点が市場前となっている。

セカンドロードとパタヤカン交差点の旧PSボーリング場前から出発するソンテウは必ずナックルア行きとなっている。
その他セカンドロード上を流しているソンテウは必ずしもナックルアまで行くとは限らない。
もしノースパタヤが終点だったり、ドルフィンロータリーでパタヤビーチ方面へ左折したら、ソンテウを一度下車。歩いてナックルア通りに入って、客待ちしているソンテウに乗り換えればいい。終点が市場前だ。

Boltで配車するとパタヤ中心部から100バーツ程度となるはず。

市場入口の目の前には大きな木が生えている。ここが目印。

帰りは、市場前の道路向かい側で待機しているソンテウに乗れば、パタヤビーチロードまで行く。
あとは自分のホテルの場所に合わせて、別のソンテウに乗り換えるか歩くかすればいい。

駐車場と市場

2024年には、大きな立体駐車場が完成し、すでにオープンしている。

ナックルア通り沿いが出口のほうだ。

駐車場入口は市場の敷地内にある。

市場の敷地に入ってすぐのところはバイク駐輪場だ。ここは無料でとめられる。

以前はなかったけれど、駐輪場の横にもシーフード系レストランが並ぶようになっている。2023年には店ができていたようだ。

昔からの海鮮市場はそのまま健在だ。

手前側には持ち帰り系の乾き物やイカ焼きなどの屋台が並ぶ。

屋根のある狭い入口から中に進むと、小さな店舗が延々と続く。

ここで購入して海産物を近くに焼き場やレストランで調理してもらう形だ。

裏手にまわると焼き場が並ぶ。焼き場の数がすごく増えたように思う。

裏手には、エアコン付きのレストランなんかもある。

中国語表記が本当に多くなった。
観光客の多くが中国人なのだろう。

2022年当時は、このあたりはほぼ解明状態だった。

大きなレストランは閉店。

ここも閉店していた。

今は完全に復活している。
中国人観光客の増加の影響が大きいのだろう。

周囲を歩く外国人観光客の大半が中国人のように思える。
タイ人は買い物だけに来ている。
あとファランと日本人も少々。

2022年の壊滅状態を思えば、よくぞここまで復活したものだ。

公園

ランポー市場の大規模改修工事のメインが公園エリアだ。

まず、大きな門が設置されていて、びっくり。

こちらも2023年にできていたみたい。全然知らなかった。

ちなみに2022年7月時点ではこんな感じ。

まったく影も形もない。

新しくできた門から中に入ると、広い運動スペースみたいになっている。

子どもたちが遊んでいる。

バスケットボールなんかもできる。

アスレチックコースのような器具も設置された。

昔は簡易的なジムになっていたが、子供向けの設備に変わったらしい。

反対側には、キレイな芝生と木陰のベンチのエリア。

すっかり見違えるようになったなあ。

ちなみに2022年7月時点では、完全閉鎖となっていて、公園内に入ることすらできなかった。

その頃の様子。

廃墟同然だった。

それ以前は、このあたり一体は芝生エリアが広がっていて、好きな場所にゴザを敷いて、焼き場で作ってもらったシーフード料理を持ち込んで宴会していたものだ。

すぐ近くに売店があって、ビールも買えた。

昔は何度もシーフード宴会をやったものだ。
仕事が休みのバービア嬢たちに混ぜてもらったとかいろいろ思い出深い。
食事したあとは一緒にバドミントンやったりね。

が、現在の運動公園スタイルになったため、どうやらシーフードの持ち込みや宴会は不可能になったようだ。

誰もゴザを敷いて飲食していない。

すっかり子どもたちの遊び場となった。
まあそれはそれでいいような気もするが。

公園の奥へと進むと、海沿いの広いスペースに出る。

ここは昔とさほど変わっていない。ちょっと綺麗になったくらいかな。

涼しい時間帯になると、みんなで体操したりダンスしたりする。

夕日の眺めも美しい。

店舗新設とイートインスペース

この広いスペースの端っこの橋を渡ったところで、新規エリアを開設している。

まだここの工事は終わっておらず、オープンもしていない。

新しいテナントエリアと、イートイン用テーブルが設置となる。

このテーブルは自由に使えるようで、市場で購入して焼き場で調理したシーフードを持ち込んで、食べることができるそうだ。

反対側から見ると、こんな感じ。

夕日も眺められるし、なかなかいいんじゃないかと。

その横に未完成部分は、新しく販売店が設置される。

パタヤ市によればテナントの数自体は増やさないとのこと。現在すでにある店を移転する形となるそうだ。

現在の市場内はかなりごちゃごちゃしており、衛生的にもちょっととどうかと思う部分がある。
きっちりと整理するのはいいことだろう。

パタヤ市からの発表では、ランポー市場の改修工事の進捗率は90%を超えたとのことだ。
たしかにあともう少しといったところ。

ちなみに、海産物持ち込み調理可レストランとしておすすめなのは、民家のあるエリアに入ったところにある3階建ての店だ。

場所がわかりづらいが、なんとか探し出してほしい。

狭い階段を登ったところに客席があって、パタヤの海を眺めながら、食事することができる。

3階テラス席からの眺めがいい。

市場で購入したものを持ち込んで調理してもらってもいいし、、メニューで普通にオーダーすることもできる。
2022年は営業していたが客はゼロだった。
その後、外国人にも知られるようになり、客が増えているようだ。たぶん中国人だらけのような気もするが。

Pattayarak Health Unit

公園のメインゲートに入らずに、右手へ進んでいく。

このあたりには普通の屋台が並ぶ。

そして、Pattayarak Health Unitが建っている。

懐かしい人も多いんじゃないでしょうかね。

パンデミック中には、ここでPCR検査を行い陰性証明署を取得した日本人旅行者が多数いた。

関連記事:パタヤ最安値PCR検査場Pattayarak Health Unitでの陰性証明書取得と日本帰国まで

あれからもう3年近くになる。
いやはやなんだったんだろうね、あの頃は。
PCR検査だの陰性証明署だのに振り回されていた。

パタヤのPCR検査場の多くがすでに撤退したり、普通のラボやクリニックに戻った。
Pattayarakはもともと保健省疾病対策局の施設だし、別になくなったりはしない。普通の公的施設として存続している。

お土産はガーリックイカ

視察はここまで。
公園の変貌にはちょっとびっくりした。

最後に、乾き物屋台など持ち帰り品が並ぶコーナーでお土産を買っていこう。

イカのガーリック焼きにする。

卵付きのイカと、卵なしのイカの2種類あり。
小が50バーツ、大が100バーツ。

卵なしの大サイズを購入。

小さなイカがたっぷり入っている。
唐辛子とシーフード用激辛タレも添えられているけれど、ガーリック風味が効いていてそのまま食べても十分おいしい。
これ好きだなあ。
ビールのアテにも最高だ。
お土産にしてバービアに持ち込んでもいいね。
パタヤでは、エビよりイカっすね。

まとめ

ランポー市場は大きく変わった。
改修工事はまもなく終了する。
正式なオープン日は未発表だが、そう遠い日ではないはず。
改修工事はパンデミックの時期にかぶっていて、結果的にはちょうど良かったのかもしれない。
ここまで来るのにすでに3年以上経過した。
今度こそ新生ランポー市場の誕生だ。
芝生にゴザ敷いて宴会するスタイルはもう無理っぽいけれど、新しいイートインスペースで新鮮なシーフードまつりはできそう。

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