AOT(タイ空港公社)が運用するタイの主要6空港では、生体認証システムによる自動ゲートの導入が進んでいる。
チェックイン時に顔を撮影し、顔認証登録することで、保安検査場で書類を提示することなく本人確認を通過することができる。
国際線でも国内線でも利用可能だ。
スワンナプーム空港国際線では、国際線出発のセキュリティチェックポイントいZONE2へ至るエスカレーターの手前に顔認証システムが設置されている。
国際線出発2と書かれたところだ。西側のM/N列にある。
エスカレーターを登った先に、保安検査場があり、さらにパスポートコントロールがある。
エスカレーターに乗る前に搭乗券や本人の確認が必要となっているが、以前は書類を機械に読み込ませたり、係員が目視で確認していた。顔認証登録しておけば、搭乗券もパスポートも不要で、顔パスでの通過が可能となる。
顔認証登録は、友人カウンターでのチェックインする際に撮影できる。
また、KIOSKでのセルフチェックイン時にも撮影可能となっている。
顔認証登録した人は、国際線出発ZONE2へ行けば、顔パス通過ができる。
スワンナプーム国内線では、国内線出発搭乗券チェックポイントRow Bに顔認証システムが設置されている。
国内線搭乗時には、制限エリアに入る際に、IDカードと搭乗券のチェックが必要だ。以前は係員が目視確認していたが、顔認証登録しておけば、顔パス通過できるようになった。
こちらも、チェックイン時に顔を撮影して情報を登録しておけば利用可能。
顔パス通過は一度体験しておくと、すごく楽に感じる。
まだ試したことがない人はスワンナプーム空港でも実践してみましょう。
スワンナプーム国際線のパスポートコントロールでは、以前より自動化ゲートが導入済みだ。最近ではさらに数が増えた。日本のパスポートは自動化ゲートが利用可能だ。
自動化ゲートではまずパスポート情報を読み取らせたあとで、少しだけ前に進み、顔をカメラに向けて顔情報が認証されると、自動的にゲートが開くシステムとなっている。
どうやらここではパスポートなしの顔パスは無理みたいだ。
なお、ドンムアン空港、チェンマイ空港、チェンライ空港、プーケット空港、ハジャイ空港でも生体認証システムは導入されているとのこと。
タイの空港はどんどんと便利になっていく。
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