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パタヤ近況

パタヤの外国人観光客が年間1000万人超えに

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2024年のパタヤは外国人観光客が増加した。
パタヤに滞在していれば、いやというほど実感できたことだ。
インドや中国からの旅行者がどんどんと増え、アラブ系の旅行者も目立った。
パタヤは一千万人規模の国際的大観光地に戻った。

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チョンブリ県への旅行者数

タイ国政府観光庁(TAT)パタヤ局より観光統計が発表されている。
2024年1月から11月までの統計だ。
パタヤを含むチョンブリ県を訪れた観光客はトータルで24,784,289人。前年比で17.92%増。

内訳
タイ人14,335,441人
外国人10,448,848人

あくまでチョンブリ県全体の統計となるが、外国人観光客のほとんどはパタヤを訪問したと推測される。
タイ人は、よりバンコクに近いバンセーンなどにも多く訪れているが、外国人はパタヤ一択といえる。せいぜいシーラチャーやレムチャバンなどへ出張するビジネスマンはいるだろうが。

1月から11月までで外国人旅行者が10,448,848人だ。軽く一千万人超えとなる。
12月分を加えると、パタヤを訪れた外国人旅行者が1千万以上となるのは確かだ。

2023年全体の統計は以下のとおり。
合計:21,017,666人
タイ人12,523,506人
外国人8,484,160人

2024年は1000万人超え。
パンデミック前の2019年も1000万人を超えていたので、パタヤの観光はもはや元に戻ったといえる。

2025年1月1日から1月5日にタイを訪れた外国人旅行者は、505,411人。
中国人、マレーシア人、ロシア人、韓国人、インド人がトップ5。
いずれもパタヤを一番の目的地としていた。
TATパタヤ支部では、パタヤこそがタイで最大の旅行先だと分析している。

なお、スポーツ観光省からは、タイ77都県別のデータが発表されている。

2024年11月のデータ
旅行者全体29,909,052人(タイ人・外国人合わせて)

1位バンコク
2位チョンブリー
3位カンチャナブリ
4位チェンマイ
5位プーケット
6位アユタヤ
7位プラチュワップキーリーカン
8位ペッチャブリー
9位ナコーンラーチャシーマー
10位スラータニー

バンコクから近いチョンブリー、カンチャナブリは強い。タイ人旅行者が気軽に週末旅行に出かける。

売上ベースになると順位は変動する。
1位バンコクは変わらないが、2位がプーケット、3位がチョンブリーとなる。
プーケットでいかに物価が高くて観光客が金を落とすかという現れ。
チョンブリーは、バンコクから近くて、バンセーンなどタイ人向けローカル観光地に集まるため、どうしても売上という点では下がるのだろう。

また、2024年第3四半期の観光統計も発表された。

タイの国全体のGDPに対する観光業の占める割合は、14.16%となった。
観光産業への雇用は、473万人。
総雇用者数が4004万人なので、11.8%の人が観光産業において雇用されている。

2024年にタイを訪れた外国人観光客は約3500万人。
2019年は約4000万人。
人数的には完全復活とはいえない。
2025年の目標は4000万人。
パタヤだけでも余裕で1000万人を超えていきそうだ。

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