バンコク・スワンナプーム空港からパタヤへ行くには、空港発のバスが安くて便利だ。
空港ターミナルビル1階から出発してパタヤのバスターミナルまでノンストップで行ける。
バス自体に変更はないけれど、売り場が少し変更になっている。
またドンムアン空港からパタヤへの直行バスについても少し触れおく。
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目次
スワンナプーム空港発パタヤ行きバス
スワンナプーム空港からパタヤへ向かうバスは2種類ある。
Roong Ruang Coachによるパタヤ行きエアポートバスと、Bell Travelによるパタヤ行きバスだ。
通常、スワンナプーム空港とパタヤを結ぶエアポートバスといえば、Roong Ruang Coachによるバスを指す。
パタヤのバス停は異なる。
Roong Ruang Coachはジョムティエンにあるターミナルが最終ストップ。
ベルトラベルはノースパタヤにあるバスターミナルに到着する。
違いは料金はエアポートバスは143バーツで、ベルトラベルは190バーツだ。
Roong Ruang Coachのエアポートバス車体
Bell Travelのバス車体
ベルトラベルのほうが豪華で乗り心地も良い。また、ベルトラベルはバスターミナルからホテルまでの送迎サービスも利用可能で、追加で110バーツ払えば、パタヤ市内にあるホテルまでミニバンで送迎してくれる。つまり合計300バーツでスワンナプーム空港からパタヤのホテルまで送ってくれることになる。パタヤに慣れていない人にはありがたいサービスといえる。ちょっと高いけど。
チケット売り場
スワンナプーム空港のパタヤ行きバス乗り場は1階にある。
1階8番出口付近にチケットブースが設置されている。
パタヤ行きバス自体に変更はない。エアポートバスもベルトラベルもきちんと運行されている。
バスチケット売り場に少し変更があった。以前は一つだったブースが2つに分かれるようになった。
どちらもオレンジの看板で、PATTAYAとHUAHINと書かれている。
看板の下には、PATTAYAとJOMTIEN、PATTAYAとHUA HINとなっている。
向かって左側が、Roong Ruang Coachによるエアポートバスのチケット販売ブースだ。
右側は、Bell Travelの販売ブース。
以前は同じブースを使っていたが、いつの間に別々のブースに分かれた形だ。
Roong Ruang Coachのエアポートバス
Roong Ruang Coachによるエアポートバスを利用したいならば左側のブースへ。
PATTAYAとJOMTIENの2つの窓口があるがどちらも同じもの。バスの行き先は一つしかない。
パタヤまで143バーツ。
最新の時刻表。
始発が午前7時で、以降1時間ごとの出発。最終が午後9時だ。
実際には増便が出ることも多い。
販売ブースがオープンするのは、おそらく午前6時頃。
始発は人気のため、早く並ばないと売り切れる可能性あり。
空港で夜を明かしてからバスチケットを購入するなら、寝込んでしまわないよう要注意だ。
昔寝過ごしてしまい6時半頃に窓口に行ったら売り切れだったことがある。
心配な人は、ネットで事前購入しておくといい。
少し手数料がかかるが、確実に乗ることができる。
⇒https://airportpattayabus.com/
パタヤでは数か所に停車する。ノースパタヤとサウスパタヤで途中下車可能で、最終ストップはジョムティエン（実際にはタップラヤ通り沿い）のバスターミナルだ。
ホテルの場所によって最適な降車地は変わってくる。
関連記事：スワンナプーム空港からパタヤへのエアポートバスの現状、値上げとパタヤ降車場所
Bell Travel
Bell Travelのちょっと豪華なバスと送迎サービスを利用したいならば右際のブースへ行きましょう。
パタヤまでバス代のみ190バーツ。
ブースに向かって左側の窓口がパタヤ行き、右側の窓口がホアヒン行きと分かれているようだ。
ベルトラベルのパタヤ行きバスの始発は8時30分となっている。1日6本とバスの本数は少ない。
パタヤの降車場所はノースパタヤのバスターミナルとなる。
追加の110バーツを払えば、パタヤ市内のホテルまでミニバンで送迎してもらえる。ホテル送迎付きを依頼する場合はスワンナプーム空港でバスチケット購入時にホテル名を告げておけばいい。
ノースパタヤバスターミナルからホテル近くまでの乗り合いソンテウは50バーツ。
パタヤからスワンナプーム空港へもベルトラベルのバスが利用できる。
関連記事：パタヤからスワンナプーム空港へBell Travelバスを初めて使ってみた
ベルトラベルではホアヒン行きのバスも運行している。
ホアヒン行き時刻表
本数はけっこう多い。
また、ベルトラベルでは、パタヤとホアヒンを結ぶバスも運行している。
本数は少ないが便利。
関連記事：ホアヒンからパタヤへ Bell Travelバスで移動
どっちがいい？
というわけで、スワンナプーム空港のパタヤ行きバスチケット販売ブースは2つに分かれた。
はじめての人はどちらに並んでいいのか悩むところ。
個人的は本数が多くて安いRoong Ruangのバスがおすすめ。向かって左側のブースに並びましょう。
より快適なバスがいいのならば、Bell Travelで。ホテルまでの送迎をつけてもいい。パタヤはじめての人は送迎付きが一番安全かな。トータル300バーツで安心と快適さを買おう。向かって右際のブースへ並びましょう。
まあ結局は早く乗れるバスを利用すればいいかと思う。
ドンムアン発パタヤ行きバス運行開始？
タイ・エアアジアXがスワンナプーム空港からドンムアン空港へ移転したことに伴い、ドンムアン空港からパタヤ行き直行バスに乗りたい人も多いだろう。
残念ながら、ドンムアン空港からパタヤ行きバスは運行されていない。
パンデミック明けくらいに、ベルトラベルが一度運行再開した。
ベルトラベルのチケット販売ブースが一度設置されたものの、その後撤去された。
現在、スワンナプーム空港のパタヤ行きバスチケット売り場には、このような張り紙がしてある。
タイにおける旅行と輸送についての調査
この調査の提案は、スワンナプーム空港/ドンムアン空港と旅行観光地間の輸送を立案して発展させるもの。
QRコードを読み取ってみたが、現在有効とされていないと表示されてしまい、中身はわからない。
スワンナプーム空港とドンムアン空港とプーケット空港からのバス路線の拡大は、タイ国営バス会社のトランスポート社から発表されている。2024年7月の話だ。
関連記事：スワンナプーム・ドンムアン・プーケット空港から地方都市への新しいバス路線増設へ
主な目的地は、パタヤ、チャンタブリー、トラート、コラート、ホアヒンなどで、空港からのアクセスを向上させる狙いがある。
サービス開始は2024年末ころという予定だった。
ドンムアン空港発パタヤ行きバスに期待が寄せられる。
今のところ、各空港からの新バス路線運行の話は出ていない。
でも、確実に話は進行しているようだ。
実は、ドンムアン空港には、パタヤ行きバスのチケット販売ブースがすでに設置されている。
国内線ターミナル1階の到着ロビーにある。
以前は、ベルトラベルのパタヤ行きバス販売ブースがあったところだ。
動画サイトで見かけただけで、現地確認はできていない。
ひょっとして、すでに運行開始になっている可能性もある。
担当するのは、スワンナプーム空港同様にRoong Ruang Coachとなるはず。
気になる人は、一度現地で確認のほどを。
国際線到着ロビーから隣の国内線到着口までは歩いて5分くらい。
もしも本当にドンムアン空港発パタヤ行き直行バスが運行されれば、本当に便利になる。
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