パタヤには無数のバーがある。
バーの中には、生バンド演奏する店も数しれず。
生ドラムにエレキギターにエレキベースの爆音仕様だ。壁のないオープンバーでも平気で生演奏する。
そんな爆音が街中に溢れているのがパタヤというもの。
が、さすがに規制が入ってきた。
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ソイポットホールのトライアングルバー
ソイチャイヤプーンは、路面の舗装がすぐに剥がれてしまい、いつも穴凹だらけになる。
こんな感じ。
雨が降ったあとは大変だ。あちこちに巨大な水たまりができる。
まさに道路の穴だけら。
というわけで、ファランの間では、Soi Potholeという名称が使われるようになってきた。
Potholeとは、道にできた穴のこと。そのまんま。
最近ではGoogleマップでの名称にSoi Potholeも書き加えられるほどだ。
さらには、Pothole Barなんてバーもできた。
まあソイの名称なんて、あくまで俗称にすぎない。
ソイチャイヤプーンも俗称だ。その俗称がタイ人および外国人在住者や旅行者に浸透して、呼び名が広まっただけのこと。
ソイポットホールという俗称が、ソイチャイヤプーンに取って代わるかどうかはこれから次第。
たぶんタイ人はこれからもソイチャイヤプーンと呼ぶと思うが。
さて、そのソイチャイヤプーンないしソイポットホールの入口にあるのがトライアングルバーだ。
ソイエキサイトと分岐する三叉路に立つことから、トライアングルという名称になったと思われる。
わりと老舗のミュージックバーである。ファラン人気も高い。
そのトライアングルバーが改修工事を終えた。
以前は壁のないオープンスタイルだったが、全面的に外壁が設置された。
なんでも、壁がない状態で生演奏するバーは新しい営業許可が降りないという話だった。
ライセンス更新できないため、壁の設置工事をしたようだ。（直接確認したわけではなく、あくまで推測だけど、たぶん合っている）
他にもソイブッカオ界隈には、壁のない店舗で爆音生演奏している店はいくつもある。
ロックファクトリーなんかは、相変わらず壁のない店舗で、爆音でハードロックやらヘヴィメタルやらを演奏している。
ここは最新のPAで音が拡散しにくくはしているが、それでも爆音が流れ出す。
他にも壁のないバーでの生バンド演奏はまだまだ多い。
トライアングルバーへの規制は、なんとなく嫌がらせのような気がしないでもないが、これからはそういう指導や規制が増えていくものと思われる。
トライアングルバーは、壁の取り付けにともない、店内にはエアコンも設置されたようだ。
ただ、夜の営業時には、扉と窓を開けていたので音はダダ漏れだったけれど。
パタヤタイの新しいパブエリア
パタヤタイ（サウスパタヤ通り）には、新しいパブバーが増えている。
ガーデン168、マハナコーン、PTYなどなど。
さらに、ここ数ヶ月でも一気に横並びでオープンした。
以前は何もなかったところにレストラン、パブ、クラブが登場。
地図
パブでは生バンド演奏もしている。
で、オープン直後に地域住民からクレームが入った。
防音対策をしておらず、音がダダ漏れがうるさいと。
パタヤ市当局が店の指導に入っていた。
最近の様子を見ていると、この界隈のパブやバーには壁が設置されるようになった。
マハナコーンは、もともとオープンスタイルだったが、今ではいちおう壁が設置されていて、屋内型となっている。
PTYは現在閉鎖中だ。改修工事のためか、それとも不人気のため閉店したかは不明。
パタヤタイ界隈は本当にうるさくなったと思う。
特にGrassコンドあたりに住んでいる人は大変だろう。
部屋の向きにもよるけれど、周囲に生演奏パブがいくつもできたため、夜中までうるさい。
新しいパブエリア周囲にもホテルや民家がある。
クレームが入るのも無理はない。
規制緩和によってパタヤ中心部の娯楽施設は深夜4時までの営業が可能となった。
バンド演奏は周囲への配慮から午前2時くらいで終了とする店が多いようだが、それでもうるさい。
生バンド演奏に関しては、これから規制が厳しくなっていくはずだ。
ディスコのようなちゃんとした箱型店舗では夜中まで大音量で営業するが、音がダダ漏れの店には規制が入っていくだろう。
とはいえ、パタヤには無数にあるバービアすべてを規制するのは無理な話。
生バンド演奏ありの店すべてに防音設備を取り付けることはちょっと考えにくい。
静かなバービア街なんてパタヤじゃないしなあ。
そもそもパタヤで静かな環境を求めるのが野暮な話ではあるけれど。
ホテル選びではけっこう重要な要素なんで、泊まる部屋の向きには気をつけましょう。
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