スワンナプーム空港国際線到着制限エリア内から免税店が撤去された。
国内での消費を促すための措置だ。
スワンナプーム空港だけでなく、AOT(タイ空港公社)が管轄する主要空港で実施されている。
2024年8月1日からは、スワンナプーム空港、プーケット空港、チェンマイ空港、ハジャイ空港、ドンムアン空港の国際線到着時のKING POWER免税店は営業しなくなった。
ドンムアン空港でも、以前はバゲージクレームエリアに免税店があったが、現在はきれいさっぱりなくなっている。
スワンナプーム空港やドンムアン空港国際線到着時に免税価格でタバコが買えるのがありがたかったのだが、現在は不可。免税店は国際線出発時のみ利用できる。
ドンムアン空港のバゲージクレームはもともと狭いエリアなのでさほど代わり映えはしない。
でもスワンナプーム空港のバゲージクレームエリアは巨大だ。いくつもあった免税店がなくなり、空きスペースが大量に発生。
そこで、スワンナプーム空港では、バゲージクレームに、多くのソファーや椅子を設置することにした。
画像と情報元⇒https://www.facebook.com/SuvarnabhumiAirport
ここで荷物が出てくるのをくつろぎつつ待ってほしいということらしい。
たしかに、以前のバゲージクレームにはベンチや椅子が少なかった。各レーンの前にちょっとだけベンチがあるだけ。ずっと立ちっぱなしだった。
空いたスペースの有効活用にもなるし、いいこと。
タイ開国直後は、スワンナプーム空港の地上スタッフの運用がうまくいっておらず、ターンテーブルに荷物が出てくるまで30分以上かかったものだった。
その後は改善されていき、今は待ち時間がかなり短くなった。
せっかく新設されたソファーだが、荷物をゆっくり待つ必要はなくなったかもしれない。
なお、免税店以外のSIMカード売り場や両替屋などは営業を継続している。
空港内の両替はレートがよくないため、スワンナプーム空港であれば地下のエアポートレイルリンク駅脇にある両替所がおすすめ。
ドンムアン空港であれば、レッドライン駅構内にある両替所がいい。
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