いよいよ7月15日からサムイ島開放計画のサムイプラスが開始される。
ワクチン接種済み旅行者は14日間強制隔離を免除されて、タイに入国できる。
日本からも利用可能で、COE申請も始まっている。
関連記事:サムイプラスサンドボックス対象は69カ国。日本も対象。COE申請開始。
プーケットサンドボックス開始の際と同じように、ぎりぎりにいった決まったことが多い。
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サムイプラス利用可能ホテル
サムイプラスでは、宿泊可能なホテルが決められている。
プーケットサンドボックスでは、SHA+承認済みのホテルの事前予約が必要だ。
サムイプラスでは、滞在最初の7日間は、サムイ島内にあるSamui Extra Plus認定ホテルに宿泊しないといけない。
当初はALQホテルという話だったが、サムイエクストラプラスホテルに変わった。
実際にはALQを兼ねているホテルも多いようだが、強制隔離施設であるALQホテルとの区別をはっきりさせるためサムイエクストラプラスという名称を使うようだ。
COE申請の際には、サムイエクストラプラスの予約票が必要となる。
サムイエクストラプラスの予約は、ホテルに直接連絡する必要があるとのこと。
サムイエクストラプラスホテル地図
各地区ごとに掲載されているが、チャウエンビーチは含まれていないようだ。
詳細はTATで確認のほどを。ホテル連絡先も掲載してある。
なお、滞在後半8日目以降は、サムイエクストラプラス以外のSHA+認定ホテルでも滞在可能となる。
サムイ島から離れて、パンガン島やタオ島への移動もできるが、宿泊できるのはSHA+ホテルとなる。
スラタニー県のSHA+ホテル一覧はここでチェックできる。
⇒https://www.thailandsha.com/shalists/index?type=shaplus-SHA+Plus++&province=84-Surat+Thani
サムイ島には数多くのSHA+ホテルがある。価格はALQより断然安くなる。
パンガン島にSHA+ホテルがあるし、タオ島(ロケーション表示はKo Pha-nganとなっている)にもあるが数は少なめ。
それしても、開始直前になって利用可能なホテルを公表するとは、さすがにきついものがある。
COE申請が間に合わないだろう。
サムイプラス初日の観光客到着はゼロ
サムイ島観光促進協会によれば、7月15日のサムイプラス開始初日にサムイに到着する旅行者は、メディア関係者の外国人11人のみで、観光客はいないとのことだ。
その11人は、サムイプラスをテストするためのメディア代表だという。
開始2日目となる16日金曜日には、4人の外国人観光客がサムイに到着する予定。
サムイ島への国際線長距離路線が利用不可能なため、多くの外国人旅行者はまずスワンナプームへ国際線で入り、そこからサムイ島のバンコクエアウェイズ便に乗り換えることになる。
バンコクエアウェイズ便はサムイプラス専用乗り換え便となっており、通常の国内線乗客は利用不可となっている。
(8月1日からはシンガポール発サムイ行きのバンコクエアウェイズ国際直行便が運航開始予定)
7月から9月の間に、スワンナプーム発サムイ行きのバンコクエアウェイズ特別乗り換え便を予約した外国人旅行者は80人いるとのことだ。
また、サムイ島にある671軒のホテルのうち177軒がすでに再開した。
参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/40003237
やはり初日には誰も間に合わなかった。
COE申請開始が7月12日、利用不可なホテルの正式発表が7月14日、これではどうしようもない。
もともと、サムイプラスは利用者が少ないと見られている。
サンドボックスよりも厳しい制限がつけられており、一部の熱心なサムイ島・パンガン島・タオ島リピーターくらいしか利用しないだろうと当局も見ているほどだ。
また、タイはこれまでで最悪の感染状況にあり、改善されるかどうかを見定めようとする外国人観光客も多い。
まとめ
問題は多々ある。
それでも、サムイ島開放は実現に至った。
サムイプラスで用いられるシールドルートは、9月開始予定のパタヤ開放計画であるPattaya Move Onでも採用されると見られている。
サムイプラスの行く末はパタヤ開放にもつながっていく。
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