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ウドンタニー

ウドンタニー沈没の地、Chanatinad PlaceとUdon Mansionと大学前エリアは激安ゾーン

投稿日:

はじめてウドンタニーに来たのは2012年だったように記憶している。
以来何度となくウドンタニーを訪問しているが、いつもはソイサンパンタミット周辺にホテルを取る。
セントラルプラザ、バスターミナル、鉄道駅が近い。そしてなによりバービアが多い。日中から夜遊びまで滞在にはベストなエリアだ。
が、たまには趣向を変えて、ウドンタニーのちょっと南側のローカルエリアに行ってみよう。ソイサンパンタミットより安いローカルアパート系のホテルがあって、沈没系旅行者に人気があるらしい。大学前で物価も安いとのこと。
さて、筋金入りのウドンタニー夜遊び旅行者から見て、大学前ローカルエリアでの沈没はどうなのか。試してみた。

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ウドンタニーの朝食

ウドンタニー滞在2日目の朝となった。

初日⇒ウドンタニー初日夜は日本語のみでラーメンとバービアを

ホテルは、ソイサンパンタミットから少し北上したところにある。

滞在ホテル⇒ウドンタニーの新しくて綺麗な格安ホテル、タンブリホテル (Thanburi Hotel)宿泊レポート

このあたりもローカルエリアだ。昔はアングラな置屋通りでもあったのだが、いまは健全化された。

健全に午前10時起床。
ホテルの近所で朝食を探す。

通り沿いには屋台や食堂がちらほらと並ぶ。

イサーン屋台もある。
朝っぱらからガイヤーンとソムタムも買える。

まずはコーヒー屋台で、タイティーを。25バーツ。

次にサンドイッチ屋台。

バゲットというよりコッペパンに豚肉を挟んだものだ。
1個12バーツという安さ。

ちゃんとパンは焼き直してくれるので熱々だ。
ムーヨー入りでなかなかおいしい。
ボリュームもあって1個12バーツ、約50円。
2個購入したけれど、1個で充分だった。1個余ったのであとで食べよう。
タイティーとパン1個で37バーツ。150円で朝食が取れた。

近くにあるコインランドリーは20バーツから。

パタヤのコインランドリーは40バーツが主流となってきた。たまに30バーツがあるけれど、20バーツはかなりのレアもの。
ウドンタニーのローカルはパタヤよりも確実に物価が安い。

ホテル代もパタヤより安いけれど、ソイサンパンタミット周辺以外にはもっと安いエリアがある。
本日はそんな安いエリアのホテルに泊まってみる。

ウドンタニー中心部の南側

泊まるのは、Chanatinad Placeというところ。
アゴダでみると、301バーツと安かったので予約。

タナブリーホテルとは、セントラルプラザを挟んでかなり南側に位置する。
歩くと30分くらいかかりそう。
さくっとBoltでバイクタクシーを呼んで移動。
30バーツもしないなら、断然バイタク移動。7月のウドンタニーは猛暑であり、30分も歩くと体力が著しく削られる。

ほんの5分足らずであっという間に到着。12時15分だ。

なんだかローカルなアパートのようなたたずまい。
管理人の自宅の居間のような部屋がレセプションになっている。赤ん坊が簡易ベビーベッドで寝ていた。
管理人からチェックインは2時からと言われる。
しょうがない。
セントラルプラザで時間を潰そう。

大きな通りの交差点まで来ると、センタンが遠くに見える。

センタンへ向かう途中の右手にバスターミナルだ。

ひさしぶりのセントラルプラザ(センタン)。
ここがウドンタニーの中心部といって場所。何をするにせよ便利。ソイサンパンタミットは真横になる。

まず4階だか5階だかにあるノマドスペースでしばらくPC作業。
それから地下に降りる。

地下にある山崎パンのカレードーナツが34バーツ。さっき食べたローカルパンの3倍近くする。
パタヤのセンタンの山崎パンにはカレードーナツが置いていない。ウドンの勝ち。

でも、結局は、フードコートで69バーツのとんかつを食べる。

いやまあ、肉の薄いただのとんかつでわざわざ食べる必要はなかったかな。ソースはてりやきでちょっとおいしいが。

大学前

チャナティナートプレイスへ戻ろう。

この看板を曲がればチャナティナートプレイスだが、あえて大回り。周囲の様子を見てみる。

ロータリーに銅像。プラジャクシラパコン記念碑だそうな。

しばらく歩くとセブンイレブン。チャナティナートプレイスからは徒歩2,3分くらいの距離。

道路向かいには大きな大学があるようだ。

ラーチャパッド大学ウドンタニー分校とのこと。

大学前だけあって、学生向けの屋台や食堂がたくさん出ている。
が、昼間はまだ静かだ。

いくつもの食堂が集まる屋台村のような食堂街もあった。昼間はあまり営業していない。

Chanatinad Place近くにも屋台や商店が多い。

このあたりは便利そうだ。

ウドンマンション

そして、Udon Mansion(ウドンマンション)。

昔からウドンタニーの格安宿として少しは名が知られていたが、実際に目にするのはこれがはじめて。
このあたりに来るのもはじめてだ。

見た目は、よくある地方都市の大きなアパートって感じ。

エアコン無しの扇風機だけの部屋なら安い。200バーツ台。
エアコン付きの部屋は300バーツ台。

そして、これからチェックインするChanatinad Placeはエアコン付きで301バーツだ。
ウドンマンションからは目と鼻の先にある。

Chanatinad Place(チャナティナートプレイス)

午後2時をまわりチェックイン可能となった。
改めてチェックインを申し出る。

なお、Chanatinad Placeの日本語表記は、アゴダではチャナシンナットプレイスとなっている。
Googleマップでは、チャナティナートプレイス。
まあ、チャナティナートプレイスでいいかと。

チェックインは簡単でパスポートを提示するだけ。
注意書きの紙と小さな鍵を渡されて部屋へ行く。

階段のみで3階の部屋だった。

廊下。

いかにもローカルアパートの雰囲気だ。
本来はアパートのところ、一部の部屋をホテルとして貸し出しているといったところか。
住人はローカルタイ人が大半だと思われる。
夕方以降は住人の生活音がけっこう響いてきた。

スタンダードダブルルーム

アゴダで予約した部屋の名称はスタンダードダブルルーム。

年季の入った木製ドアと普通のシリンダー錠。

部屋は想像していたより広くて整っているように映った。

まあまあいいんじゃないかと。

ダブルベッド。

ベッド脇にはサイドテーブル。コンセントもあり。
ベッドのマットレスはかなりヘタっている。枕もぺたぺた。シーツは汚くはないが、くたびれ感は否めない。

クローゼットはハンガーが入っているが、扉はきっちり閉まらなかった。

冷蔵庫は中型。無料の水が2本。

バスタオルは、海賊の宝箱みたいな箱に入っている。

丸テーブルと椅子が2脚。

液晶テレビの映りは非常に悪かった。

窓はバルコニー側にある小さなものだけ。
部屋の採光が足らず、日中でもちょっと薄暗い感じがする。

ぱっと見ではそれなりに綺麗に映ったが、よく見るとかなり痛みが進んでいる。
部屋全体が陰気だし、すえた匂いもちょっとする。

エアコンの痛みは激しいが、いちおうちゃんと部屋は冷える。
そのかわり、室外機の音がすごくうるさい。

浴室はタイのアパートでおなじみのシャワーとトイレと洗面台が一体型。

シャワーを浴びると、床全体がびしょ濡れになる。シャワーの真下が便座のため、トイレは全濡れ必至だ。
シャワーの水圧と温度は、さほど強くないものの、許容範囲。こういった安宿ではホットシャワーが浴びられるだけで満足しないといけない。

アメニティは小さな固形石鹸のみだ。

狭いながらもバルコニー付き。

こちらはかなりの痛み具合。ドアも壁も床も汚れがひどい。

素足では歩きたくないレベル。

洗濯物を干すところがないのはちょっと面倒くさい。
室内禁煙なので、喫煙はバルコニーで。

バルコニーからの眺めは、向かい側のアパートが見えるだけ。

Wi-Fiはパスワードを入力すれば接続できる。
通信速度は30Mbps出ていた。
ただ、通信状態はあまりよくない。廊下に近いところで接続すれば安定しやすい。

アパートにつき、館内設備は特に何もない。
ジムもプールもない。

アパート入口に共同スペースがあって、ここではタバコを吸ったりのんびりできる。

地図

地図

セブンイレブンは徒歩3分くらいのところ。
周囲に屋台や商店は多いため、日中の生活には全然困らない。
バスターミナル、セントラルプラザ、鉄道駅あたりも徒歩圏内だ。

宿泊料金

今回はアゴダで1泊301バーツで予約することができた。約1300円だ。
エアコン付きのそれなりの部屋が300バーツは安いほうだと思う。

ウドンマンションのファン部屋だともっと安いが、たぶん、チャナティナートプレイスのほうがいいと思う。

なお、レセプションでマンスリー家賃を聞いてみた。
たしか電気代水道代込みで9,000バーツと言っていた気がする。高すぎると感じて、細かい額はどこかへ飛んで行ってしまった。8,000バーツだったかも。
どのみち外国人向けの価格設定だろう。全部込みとしてもちょっと高すぎる。
住んでいるタイ人がこんなに払うわけがない。電気代水道代別で、家賃が4,000バーツくらいじゃないかと。
わざわざマンスリー契約するよりも、アゴダで都度予約したほうがよさそうだ。
まあ沈没して長期滞在するにしても、最初はお試しで1,2泊したほうがいいのはいつものことだが。

チャナシンナット プレイス (Chanathinat Place)予約先

アゴダ

トリップドットコム

なお、ウドンマンションの8月と9月の料金を見てみると、ファン部屋が250バーツ、エアコン部屋が350バーツほど。
事前のクレジットカード払いだと高くなるみたい。

ウドン マンション (Udon Mansion)予約先

アゴダ

トリップドットコム

大学前屋台群で大量買い

夕方になり、外出。
18時半過ぎ、大学前の屋台は大賑わいだった。

授業や部活を終えた学生たちが屋台に集まってきている。
若者パワーだ。

おっと、たこ焼き。

ついつい買ってしまうイサーンのたこ焼きだ。

カオマンガイやガパオライスが20バーツで売られている。

ガパオは目玉焼き付きで20バーツ。これは安い。
カオマンガイが飛ぶように売れていた。

ルークチン(つみれ)屋は1本5バーツだ。
いろいろ安い。

サラダロール屋にいくと、なぜか店番は日本人だった。
こんなところで日本人に会うとは。
ちょっとだけ日本語で会話しておく。

飲食店が集まるフードコートのようなところ。
真っ昼間はあまり営業していなかったが、夕方には大方が営業。

カオマンガイとか普通のタイ料理屋が並ぶ。
おっと、こんなところにも日本人らしき姿があった。たまにYoutubeで見かける人なので日本人だとわかった。
この半径50メートルか100メートルくらいの範囲で連続して日本人に遭遇するとは。

昨日はサンパンタミット近くの狭い範囲で日本ラーメンと日本バービアと連続したが、本日はローカルエリアで連続日本人。

そして合気道ウドンタニーまで。

どうなっているんだ、ウドンタニー。

物価はこの大学前が安い。
やはり学生相手の商売だと安さを優先させているようだ。

安い安いと舞い上がってしまい、いろいろ買い込んでしまった。
結局、高く付くパターン。

ガパオライスと焼鳥がおいしい。
たこ焼きは典型的なタイのローカルたこ焼きの味。
サラダロールは無難にいける。
一度に食べきれずに、翌日回しにした。
そういえば朝飯に買ったサンドイッチもまだ残っていたっけ。

関連地図

今回登場する場所を地図上で示しておく。


(地図情報:Googleマップ)

北はタナブリーホテルから南はウドンマンションまで、いちおう徒歩圏内ではあるけれど、実際はかなりしんどい。

夜遊びには不便

暑さで体力が削られていたようで、食後は部屋でのんびり過ごす。というか寝入ってしまった。
PC作業などもしていると、すっかり遅くなる。

23時頃にようやく外出。
ウドンタニーの夜でソイサンパンタミットに行かないなんてありえない。

チャナティナートプレース周辺の道は暗い。
治安的には問題なさそうだけど、怖いのは野犬だ。とにかくタイの田舎街での最大の脅威は犬。
昼間に犬を見かけていた。
暑い昼間はただ寝ているだけの犬だけど、夜は活発になり、正直怖い。
暗い道でいきなり吠えてくる。その恐怖たるや。
夜道にはやっぱり犬が潜んでいた。なんとかやりすごして、中心部へ。

チャナティナートプレースからソイサンパンタミット入口までは急ぎ足でも徒歩12分かかった。
距離的には許容範囲内だけど、犬がうざい。そして夜でも大汗をかく。

暑さを和らげるにはビールだ。
今宵もDay&Nightで飲む。
うん、ローシーズン真っ只中だが、Day&Nightのレベルは全然悪くない。

24時をまわると、Day&Nightの看板の文字が消灯していた。
いちおう閉店は24時ということになっている。実際には客次第では1時か1時半くらいまでは営業するそうだ。

日本ラーメン屋台そばのバービアへ立ち寄ってみる。日本語ママさんのいる店だ。

が、この並びはすでに全店営業終了済み。

Nutty Park内はまだ営業していたが、そろそろ終了モード。

ウドンタニーの夜は早い。
パタヤだと23時から動き出してもまったく平気だが、ウドンタニーでは致命的だ。

部屋に戻ろう。
でも、暗い夜道に犬が待ち構えていることを思うと、徒歩で行くことが億劫になった。
酒も入っているし、歩きたくない。

ということで、配車アプリでバイクタクシーを手配。
夜中でもかろうじて1台だけつかまった。配車まで5分くらい待つ。
バスターミナル前あたりからチャナティナートプレースまで30バーツでお釣りが来る。

沈没系バックパッカーなら30バーツを使ってバイクタクシーに乗るなど愚の骨頂だ。余裕で歩ける距離なのに。
が、もう無理。
いや、犬が無理。

というわけで、ウドンタニーで夜遊びもするという旅行者や沈没者には、チャナティナートプレイスやウドンマンションはおすすめしない。
暗くなったら部屋に籠もるだけというならば、まだオッケー。

ちなみに夜はすごく静かだった。周囲の騒音はない。
深夜は他の住人も寝静まるため、安眠はできる。

翌朝、チャナティナートプレイス周辺を散策。

さっそく犬がお出迎え。朝は何もしない。
すぐ近くには、イサーン系屋台が出ている。焼き物が中心だ。

大学前の屋台はほぼやっていない。

一部食堂はオープン。
夕方ほどではないものの、朝も昼も食べるところにはさほど苦労しないと思う。
センタンまで徒歩圏内だし、いざとなればセンタンにはフードコートもチェーン店系レストランも多い。

まとめ

ウドンタニー歴10数年にして、はじめてウドンマンション&大学前エリアに滞在してみた。
物価は確かに安い。
沈没にはいいかもしれない。

チャナティナートプレイスも決して悪い宿ではないと思う。300バーツでエアコン付きのダブルベッドルームでWi-Fiも無料で使える。
夜遊びはしないという健全沈没系旅行者にはいいかもしれない。
でも夜遊びメインの不健全沈没旅行者にはやっぱりおすすめできない。

ウドンマンションではなく、ウドンパーフェクトマンションのほうが立地的にははるかにいい。部屋も広くて、綺麗だ。

関連記事:ウドンパーフェクトマンションで、ウドンタニー完全沈没はできるのか

夜遊び派ならば、普通にソイサンパンタミット周辺にあるホテルがいい。
無難に過ごすならば、やはりアットホームアットウドンかトップホステルだ。値上げしてきたが、この利便性には勝てない。

関連記事:ウドンタニーの夜遊び定番ホテル:トップホステル対アットホームアットウドン

チャナティナートプレイスより200か300バーツ高くなるが、部屋の内容も立地の良さも断然上。
暗くて犬のいる夜道を歩いて、毎日バーへ通うのはあまりにもしんどい。
アットホームやトップホステルならホテルを出てすぐにバービアだ。

滞在日数の短い健全旅行者でも、安さだけを求めてウドンマンションとチャナティナートプレイスのあるエリアに滞在するのはどうかと思う。
大学前屋台村は安くていいんだけど、逆にいえばそれだけ。
部屋代は安い。ローカルアパートや激安ゲストハウスに慣れているような人なら平気だろうけど、短期旅行者がわざわざ沈没ホテルとして利用するほどではない気がする。
まあ人それぞれだ。
いい経験にはなったけれど、個人的にはもうこのエリアに泊まることはないと思う。
やっぱり夜遊び旅行者にはサンパンタミットが基本ですな。

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