バンコクからウドンタニーへ行くことにした。
正しくはパタヤが出発地だ。まずパタヤからベルトラベルのバスでスワンナプーム空港へ行き、スワンナプームからドンムアン空港へ無料シャトルバスで移動した。
今回はノックエアのタイ国内線でドンムアンからウドンタニーへ飛ぶ。
ノックエアの国内線利用は今回がはじめてだ。
ノックエア搭乗レポートとあわせて、ドンムアン空港制限エリア内にあるコーラルラウンジの利用レポートも。
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ノックエアのタイ国内線
ノックエアは鳥さんマークでおなじみのタイのLCCだ。
タイ国内線はわりと充実しており、拠点空港はドンムアンとなる。
今回搭乗するのは、ノックエアDD308便。
ドンムアン発16:40 ウドンタニー着17:45
出発3日前に購入して5,130円。ちょっと高めだが、これでもバンコク発ウドンタニー行きフライトでは安いほうだった。他に早朝便や夜便だともうちょっと安かったが、時間帯が悪いのでノックエアの夕方便にした。
ちなみに、バンコクからウドンタニーへは、ノックエア、タイ・エアアジアタイ・ライオンエアがドンムアン空港発、タイ・ベトジェットとタイ航空がスワンナプーム空港発だ。
選択肢はとても多い。
チケットは、まいどおなじみのトリップドットコムで購入した。
ノックエアのホームページで直接購入するより少し安い。
オンラインチェックイン
出発日前日にオンラインチェックインを行った。
トリップドットコムで購入したチケットには、航空会社予約番号(PNR)が記載してあり、ノックエアのホームページで簡単にオンラインチェックインできた。
チェックインを進めると、座席指定画の画面となった。
最前列など一部をのぞいて、無料で座席指定が可能とのこと。LCCにしては親切な設定だ。
有料座席も最前列で99バーツ。400円ちょっと。これまた良心的な価格設定。
まあフライトは1時間程度なので、わざわざ最前列は不要だろうけど。
とりあえず窓際の席を確保しておいた。
オンラインチェックインを終えると、ボーディングパスが発行された。
自分で印刷するか、スマホ画面に保存しておくことで、搭乗券として利用できる。
これで前日の準備は完了。
ドンムアン空港でのチェックイン
出発当日。
ドンムアン空港の国内線は第2ターミナルとなる。
14時45分頃、3階の国内線出発フロアへ。
出発予定時刻が16時40分なので、まだまだ余裕がある。
ノックエアのチェックインカウンターは14と15。
案内板の黄色地に番号があれば、KIOSKによるセルフチェックが可能だ。
残念ながらノックエアはセルフチェックの対象外。
KIOSKは、エアアジアとバンコクエアウェイズとタイ・ライオンエアの3社が利用可能。
ENROLLと書いてあるのは顔認証システムのこと。
オンラインチェックイン済みで搭乗券はスマホに保存してあるため、チェックインカウンターに立ち寄る必要はない。
が、紙の搭乗券があったほうが便利だ。有人チェックインカウンターに立ち寄っておく。
ノックエアのカウンターは広いうえ、ほとんど誰も並んでおらず、待ち時間ゼロ。
パスポートだけを提出すると、簡単に紙の搭乗券を印刷してもらえた。
受託手荷物なしで機内持ち込みのみ。
荷物の重さは計量されなかった。
保安検査場とか搭乗口とかで搭乗券を見せる機会が何度もあるため、紙の搭乗券があったほうが都合がいい。
KIOSKでセルフチェック対応していれば、自分で印刷できるのだけど。
さくっと国内線出発口へ。
保安検査場の手前で、セキュリティチェックがある。
顔認証システムに登録しておくと、自動で通過できるみたい。
今回はよくわからないので有人のブースへ。
搭乗券とパスポートを提示して通過。
次に保安検査場があって、荷物検査を受ける。
ほとんど並んでおらず、あっさり通過。
国内線出発チェックインカウンターに到着してから、制限エリア内に入るまでの所要時間は7,8分。
ドンムアン空港の国内線は楽でいい。
駐機場にはノックエアやタイ・ライオンエアやエアアジアの機体が見える。
ドンムアン空港国内線コーラルラウンジ
出発まであと2時間弱。
今回はドンムアン空港国内線制限エリア内にあるラウンジで暇つぶしをする。
Coral Loungeだ。
トリップドットコムのランクが上がっていて、空港ラウンジの特典があったので利用してみる。
保安検査場を抜けて右手へ進む。
案内板にCoral Loungeの文字。
ムービングウォークを使って延々と進むと右手にコーラルラウンジがあった。けっこう遠い。しかもノックエアの搭乗口は反対方向だった。
受け付けでは、トリップドットコムで申し込んだラウンジ利用のQRコードを提示。あとパスポートと搭乗券も。
これであっさりと入場できた。もちろん無料。
プライオリティパスやラウンジキーでも無料利用可能だ。
コーラルラウンジは、ドンムアン空港国際線やスワンナプーム空港にもある。
調度品が豪華で、食事もおいしいと思う。
ミラクルラウンジよりも好き。
食事、ドリンクなどすべて無料で食べ放題。あと無料のマッサージもある。
国内線ということで、さすがに料理の種類は国際線ラウンジに比べるとちょっと少なめか。でも充分な量だ。
ホットミール、前菜、サンドイッチ、サラダ、フルーツ、デザートなどなど。
アルコール類も当然飲み放題だ。
まずは1回戦目。
コーラルラウンジの前菜が好き。ホットミールではエビの甘辛いやつがいい。
さらに2回戦目。
レタスにシーザーサラダドレッシングをかけるのが好き。うずら卵もポイント高し。
食後にパンナコッタとホットカフェオレを。
大満足でしたな。
これでウドンタニー到着後もすぐには食事しなくても大丈夫そう。
座り心地のいい椅子でまったり過ごす。
搭乗
搭乗券に記載された搭乗時間は16時10分。
ラウンジを出たのが16時5分。
搭乗ゲート35番がラウンジの反対側のコンコースのために、移動に時間がかかりそう。
ずんずんと歩いて搭乗口へ向かう。
35番ゲートはターミナルの端っこにあった。
16時13分、ここまで8分かかった。
まあそれでもスワンナプーム空港に比べたら、ドンムアン空港は狭い。移動が楽でいい。
急ぎ足でやって来たものの、まだ搭乗は始まっていなかった。
滑走路では別のノックエア便が飛び立とうとしていた。
16時30分、ようやく搭乗開始に。
これから乗り込む機体。
くちばしがちょっと怖い。でもかわいい。これぞノックエア。
搭乗口では機内持ち込み手荷物の重量検査はなかった。
ボーディングブリッジを通って機内へ。
前方のシートにはNOK AIRの黄色いカバーがしてある。
通常シートは何もなし。
1列通路で、3×3のシート配列だ。
機材はボーイング737-800。
シートピッチは思ったよりも広めだった。
狭苦しいという感じではない。
まあ1時間のフライトなんで狭くてもそれほど気にしないけれど。
ちなみにシートの表面はかなり傷んできていた。まあこれまた気にしない。
出発
搭乗率は8割ちょっとかな。
6席のうち5人は埋まっているといった印象。
タイ人がほとんどだけど、ファランや中国人韓国人らしき姿も見かける。
搭乗していくペースは早く、さっさとドアを閉める。
16時47分、プッシュバック開始。
16時57分、離陸。
予定より少し遅れた程度で済んだ。
眼下で小さくなっていくバンコク。
フライトが安定すると機内サービス開始。
スターバックスのコーヒーが飲めるようだ。NOK AIR印のスターバックスコーヒー。
アイス120バーツ、ホット100バーツ。
食事は、パッタイとドリンクのセットで250バーツ。
事前オーダーしていれば、いろんな料理があるみたい。
まあ、この短距離フライトでわざわざ食事をオーダーする人はあまりいない。ドリンクを頼む人がいるくらい。
機内サービスが終わりと、すぐにベルト着用のサインが再点灯。早くも着陸態勢に入る。
眼下に広がるのはイサーンの大地だ。
17時50分、ウドンタニー空港に着陸。
飛行時間は53分だった。
ドンムアンからウドンタニーに近い。
定刻より5分遅れの到着となった。
ウドンタニー空港到着
機体はターミナルビルへ移動していく。
17時58分、降機。
ボーディングブリッジでビル内へ。
小さい空港だけど、しっかりブリッジが使えるのはいい。
ほんのちょっと歩いて、エスカレーターを下りると、すぐにバゲージクレームだ。
預け荷物はないため、そのまま出口へ。
はい、到着ロビーに到着。
降機からここまで3分。途中、写真撮影のため少し立ち止まったが、急ぎ足でさっさと進むば2分で出られると思う。
地方空港はこれがいい。スワンナプーム空港ではこうはいかない。
国内線のため、むろんパスポートチェックはない。そのまま外へ出られる。
ウドンタニー空港から出るリムジンサービス(ロットゥーのことだが)のカウンターはすでに営業終了。やはり18時までらしい。
昼間であれば、乗り合いロットゥーでウドンタニー市内へ行ける。
ノンカイの国境行きロットゥーはドライバーが直接声をかけていた。
ウドンタニー市内へ行くには、タクシーか配車アプリのみ。
空港タクシーだと200バーツだ。
Boltで検索してみると88バーツ。
Boltのバイクだと47バーツだけど、まあ車にしておこう。
その前に、恒例のタバコタイム。
ウドンタニー空港を出て、右手に進むと喫煙所あり。
ここでフライト後の一服をするのがお約束だ。
まだ外は明るい。そこまで急ぐ必要はない。
Boltも簡単にマッチした。これが夜遅くなると、ほとんどマッチしなくなり、空港タクシーを使うしかなくなる。夕方到着だと大丈夫だ。
18時15分にBolt車に乗り込む。
18時30分、予約していたホテルに到着。
夕方の渋滞しがちな時間帯であっても、空港からホテルまで15分の道のり。
これがウドンタニーのいいところ。
空港と街中が近いって便利。
まとめ
はじめてのノックエアのタイ国内線移動は快適だった。
ま、タイ国内線なんて特に気にすることはない。ちょっと乗るだけのこと。バンコクからは1時間もあればだいたいの目的地につける。それがタイ国内線だ。
コーラルラウンジは国内線でも国際線同様にかなりよかった。国内線利用時にわざわざ時間を取ってラウンジを使うほどではないとも思うけれど、好きなだけ食事できるのはいい。しかも無料だし。
ウドンタニーに飛行機でやって来るのはたぶん7,8回目か。もう慣れすぎていてなんとも感じなくなった。
バンコクからウドンタニーはバスなら10時間くらい。フライトなら1時間。もはやバス旅には戻れない体になった。
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