2024年3月28日にスワンナプーム空港にGrab専用ピックアップポイントが開設された。
4月に実際に現場を訪れた。
たしかに設置済みだ。大きくGrabと書いてある。
さらに奥のレーンで新しいピックアップポイントを工事していた。
近日完成予定とあった。
広告
スワンナプーム空港の新しいGrabピックアップポイント
7月中旬、再度現場を見に行く機会があった。
スワンナプーム空港1階の4番出口から外へ。
タクシー乗り場レーンが2つあって、その向こうにGrabのピックアップポイントがある。
以前のピックアップポイントの建物はすべて撤去されて、一番奥のレーンの大きなピックアップポイントが設置された。
早くもニューアルした形だ。
こっちが本来計画していたものだと思われる。
横断歩道を2つ渡った先がピックアップポイントだ。
現場付近は大混雑。人であふれている。
ただ、新しいピックアップポイントはきちんと整備されている。
車の流れがすごくよくなったように見えた。
Grab専用レーンみたいになっていて、ピックアップポイントには車数台が並んで停車できるようになっている。
車が到着すると、番号がアナウンスされる。たぶんナンバープレートの番号。
客が乗り込むと、停車場所からそのままレーンに合流できるようになっている。流れがスムーズだ。
以前は手前の一般レーンとごっちゃになって混乱していたが、今はとてもすっきりした。
とはいえ、混んでるよなあ。
数十人が車の到着を待っている状態。
係員がちゃんと誘導案内してくれるとはいえ、待つのはなかなか大変そうだ。
空港タクシーかGrabか
一方、空港タクシーは多くの車両が待機している状況だ。
すぐに乗車できそう。
が、空港タクシーは何かと評判がよくなかったりする。
本来はメーターを使う義務があるが、平気で交渉制にしようとする。相場がわからない初心者はカモにされがち。相場がわかっていても、交渉自体が面倒だ。またメーターを使うにしても、空港使用料50バーツは必ず必要だ。また大きな荷物がある場合は追加料金も必要。
Grabだと交渉は不要で、最初から料金が決まっている(Grabタクシーを選択するとメーター制だが)。空港使用料も荷物代も不要。
いろいろと見ていると、スワンナプーム空港からバンコク市内(たとえばアソークあたり)まで、Grabでは400バーツ前後することが多いようだ。高速道路を使うと別途100バーツほどかかる。
空港タクシーの交渉だと総額で500バーツほどに落ち着くことが多いようだ。これは高速代込みや空港使用料込みの価格。
結局はGrabも空港タクシーも同じような価格となる。
まあ空港タクシーをメーター使用にして、高速道路を使わないならば、空港タクシーのほうが安くなりそう。
スワンナプーム空港のGrabが必ずしも安いわけではない。でも、面倒な交渉やらが一切不要。
とりわけスワンナプーム空港やタイに慣れていない人は、待ち時間が少しかかっても、Grabを使ったほうが気が楽かもしれない。
広告