2024年6月、ついにパタヤにスシローがオープンした。
場所はセントラルパタヤの6階だ。昔の名称ではセントラルフェスティバルパタヤビーチ。タイ人風にいうならばセンタンだ。
待望のスシローパタヤ店。
平日の昼間にふらっと寄ってみた。完全に日本のスシローそのまんまでした。
広告
スシロー セントラルパタヤ店
センタンに入ると、あちこちにスシローの宣伝が貼ってある。
吹き抜けには巨大なSUSHIROの宣伝が吊り下げられている。
6階のビーチ側にスシロー。立派なものができたなあ。
迷うことなくたどり着けるはず。
訪問したのは平日の昼12時半頃。
開店当初は長蛇の列ができていたという話を聞いたが、平日昼頃だと待ち時間はゼロだ。誰も並んでいない。
店内に入ると、「イラッシャイマセー」と日本語で威勢のいい挨拶があちこちから聞こえてくる。
まず受け付けで人数を告げる。テーブルかカウンターバーのどちらにするか聞かれるので、好きなほうを。
今回は一人なのでカウンターバーへ。
さすがに受け付けでは日本語は通じないみたい。タイ語が英語で。
まあ、ワンパーソン、カウンターバーとかそんなレベルの英語で充分だけど。
中に入ると、すでに寿司がまわっている。
カウンターバーは2人掛けで、隣とは仕切りがあるため、プライバシーは確保。
カウンターの上に、おしぼりや箸や醤油皿や湯呑みが用意される。
もちろん、無料のお茶もある。粉を湯呑みに入れて、卓上に設置された蛇口からお湯を注ぐスタイルだ。ザッツ日本流。
タイ人は初見プレイできなさそう。
醤油も旨だれも日本のスシローのやつ。
卓上にはないけれど、無料の冷たい水も用意されている。
ソフトドリンク飲み放題もあって、40バーツ。
あと、会計用カードも渡される。これを使って最後に会計する。
なお、混雑時は時間制限あり。60分まで。
ただし空いているならばタイムリミットなしだ。
説明はここまで。
もうね、すべてが日本なのよね。
回転寿司のシステムは日本と同じだ。
目の前のベルトを回ってくる寿司をとってもいいし、端末からオーダーしてもいい。
皿の色によって料金は異なる。
一番安い赤皿は40バーツ。あと、60バーツ、80バーツ、120バーツと続く。
わさびとガリは回転してくるやつを自由に取る。
オーダーした皿は、別のレーンで目の前まで運ばれてくる。
端末は、完全日本語対応。
なんでも好きにオーダーしてくれ。
どこを切り取っても日本そのまんま。
定番のまぐろから何から何まで。
うどんやラーメンもあるよ。120バーツ。
タイご当地メニューもちょっとあるけれど、まあ日本人はあまり気にしなくていいかと。
細々とした説明など不要。日本語でオーダーするだけだ。
寿司は日本そのまんま
寿司のサイズも味も日本そのまんま。
まぐろ、生サーモン、はまち。
軍艦ねぎまぐろ。
いか。
オーダーした品は端末で確認できる。
鉄壁のシステムだ。文句のつけようがない。
タイでありがちなオーダーミスとか品物が届かないとかそんな事態は日本が構築したシステムによって排除される。
スシロー最高。
個人的な好みでは、軍艦ねぎまぐろの海苔がぱりぱりでおいしかったことに感動。
こんなにぱりぱりでおいしい海苔はタイではなかなか食べられない。
はまちもおいしかったなあ。
タイのスシロー一皿40バーツは安いのか高いのか?
というわけで、一皿は40バーツから。
これを高いと考えるか安いと捉えるかは人それぞれ。
現在の円安状況下では、40バーツが170円ほどだ。
日本のスシローの状況はよく知らないけれど、店舗によって価格が異なるようで、一番安い皿が120円、130円、150円という価格設定。
世界的なビーチとして年間1000万人の観光客がやってくるというパタヤの一等地にある店舗として考えると、一皿170円の値付けは決して高くないと言えるはずだ。
ましてや、今はひどい円安である。
もし1バーツ=3円ほどの為替レートであれば、一皿120円ということになる。日本と同じ価格設定だ。
こういったものは為替レート次第で、日本人からすると価格の受け取り方が大きく変わってきてしまうもの。
バーツ建てで考えないといけない。
タイで生活している日本人の感覚からすると、このレベルの寿司とこのレベルのサービスが受けられて、一皿40バーツは素直に安いと感じる。
タイ人向けのローカル寿司屋台では、1貫が10バーツで売られていることが多い。でも、サーモンなんかは、ネタも小さく、シャリもただの白米だったりする。
スシローでは、味もサイズも日本そのままで、一皿2貫で40バーツ。
単純比較ではローカル屋台の2倍の価格だけど、味も量もスシローのほうが3倍から4倍は上回る。
タイ人向けの日本料理屋の寿司も同様で、質と量はスシローの圧勝だ。
サービスも断然スシローが上。
それでいてスシローのほうが安い。
そりゃあ、タイでスシローが続々とオープンして、人気になるはずだ。
タイ人もこぞってスシローへやってくる。何十分も並んでまでも入店する。
日本のスシローと比較して、高いだのなんだの言っているのは、あまりにもナンセンスだと思う。
タイ在住者、それもパタヤ民からすれば夢のような存在だ、スシローは。
日本からの旅行者がわざわざ訪問すべきは別の話。
今回日本から友人がパタヤに遊びに来ているけれど、日本では頻繁にスシローへ通っているそうで、パタヤのスシローには見向きもしなかった。せっかくパタヤに来ているんだから、タイ料理やイサーン料理を食べると。
会計
と、御託を並べるより、寿司を食え。
食った。
うまかった。
最後に会計。
端末から店員を呼んで、皿を数えてもらう。日本と同じ。
タイのスシローでは、店員が皿についたバーコードなのかICチップなのかよくわからないが、端末で読み取り確認していた。
そのデータが会計用のボードに転送される仕組みらしい。
ボードをレジに持っていき支払う、という流れ。
今回は、寿司を5皿食べた。
40バーツ×4、60バーツ×1で、合計220バーツ。
別途スペシャルチャージ(10%)がかかるため、総合計は242バーツだった。VATは込みとなっている。
現在のレートで日本円になおすと、1060円くらい。
まあ、こんなもんでしょう。
パタヤに長期滞在していても、頻繁に寿司が食べたくなるわけでもないし、たまに無性に食べたくなったら、さくっと訪問すればいい。
平日昼間なら空いているしね。
地図
営業時間は、午前11時から午後10時までとのこと。週末は午後11時まで営業しているようだ。
週末や晩飯時は混雑している可能性あり。
オンライン予約可能なアプリもある。
事前予約しておけばあまり並ばずに済むようだ。
すき家もオープン
ちなみに、センタン6階には、すき家もオープンした。
牛丼並が89バーツ。
円安の今でもほぼ日本と変わらない価格となっている。
日本でも同じだけど、回転寿司よりも牛丼のほうがはるかに安上がり。
庶民の味方はすき家です。
センタンがますます便利になるなあ。
広告