タイ国政府観光庁（TAT）は、日本人観光客をタイに呼び込むために頻繁にキャンペーンを実施している。
3月からはエアアジアと共同で「今こそ、最高の旅へ！THAILAND」と題したキャンペーンを連続して実施中だ。
5月20日からは第3弾が開始となった。このキャンペーンは今回が最終となる。
広告
今こそ！最高の旅へ THAILAND
タイ国政府観光庁とエアアジアの共同キャンペーンだ。
日本発タイ行きのフライトが対象となる。
最終章となる第3弾では、より安価なキャンペーン運賃を提供する。日本からバンコク行きだけでなく、プーケットとチェンマイ行きもキャンペーン運賃を用意したとのこと。
さらには8月1日から運航再開となる、名古屋＝バンコク線もキャンペーン対象だ。
予約期間：2024年5月20日から5月26日
旅行期間：2024年5月20日から10月31日
東京・大阪・札幌発
⇒バンコク（スワンナプーム） 15,990円より
名古屋発（8月1日運航再開）
⇒バンコク（スワンナプーム） 16,758円より
福岡・沖縄発
⇒バンコク（ドンムアン） 11,790円より
日本発バンコク経由
⇒プーケット・チェンマイ 20,900円より
プロモーション対象となるのは。タイ・エアアジアX（XJ）タイ・エアアジア（FD）の便。
スワンナプーム発着はタイ・エアアジアX、ドンムアン発着はタイ・エアアジアだ。
バンコクからプーケットとチェンマイへのフライトは、タイ・エアアジアが運航している。タイ・エアアジアXは国際線のみだ。
実際の運賃は？
6月の沖縄発バンコク行きを見てみる。
12,990円で出ている。
かなり安い。
福岡発は13,790円がある。
最安値の11,790円の日程もどこかに残っているかも。
次に、タイ・エアアジアXによる関空発バンコク行き。
6月から7月は、最安値の15,990円がごろごろ出てくる。
曜日によっては1日2便あって、どちらも15,990円。
バンコク発関空行きの復路は14,990円。
往復合計で30,980円。
普通に3万円でバンコク往復ができる。
なお、トリップドットコムでバンコク行きチケットを購入するともっと安くなる。
エアアジアのホームページでは関空発バンコク行き片道15,990円のところ、トリップドットコムでは15,420円で出ている。
タイ国政府観光庁とトリップドットコムが共同で実施している「今からタイへ！」キャンペーンを利用すれば、さらに安くなる。
キャンペーン対象となる航空券が3％割引だ。
15,420円が15,090円に割引された。
エアアジアホームページでの直接購入より900円安い。
さらにいえば、エアアジア直接購入ではクレジットカード決済手数料がかかるが、トリップドットコムは無料だ。おそらく合計で1700円ほどトリップドットコムのほうが総支払額が低く抑えられるだろう。
プーケット行き
いちおう関空発プーケット行きもチェックしてみよう。
バンコク経由便が21,990円となっている。
ただ、最安値のフライトは、所要時間が16時間15分もあって、バンコクで1泊を余儀なくされる。
23,190円のほうは、同じバンコク乗り継ぎで、所要時間は13時間50分。これなら当日中にプーケットに着くことができる。
この乗り継ぎ便は、スワンナプーム空港利用となる。タイ・エアアジアはドンムアン空港がメインとなるが、一部の国内線でスワンナプーム空港を利用している。ただし便数が少ないため、乗り継ぎの接続が悪くなってしまう。
むしろクアラルンプール空港乗り継ぎにしたほうが、所要時間が短いほどだ。
福岡・沖縄発バンコク行きは、ドンムアン空港乗り継ぎとなるため、選択肢は豊富になる。ドンムアンからプーケット・チェンマイへの国内線は便数が多い。
日本からプーケットへの直行便はない。
日本からチェンマイへの直行便は、タイ・ベトジェットによる関空発のフライトのみ。
エアアジアのバンコク乗り継ぎだと、通しチケットでの購入となる。いわゆるスルーフライトとなり、もし遅延などがあった場合でもエアアジアが対応してくれる。
まとめ
タイ国政府観光庁は日本人観光客を呼び戻そうとがんばっている。
次から次へと日本人向けのキャンペーンを実施。
とりあえず今回でエアアジアとの合同キャンペーンは最終となる。
とはいえ、エアアジアは単体でプロモーションを頻繁に開催しており、タイ国政府観光庁とのコラボはそこまで重要じゃないかも。
今回のキャンペーン提供価格は激安とまではいかないにしても、片道で1万円台前半でタイへ行くことができるもの。
どうせなら少しでも安く購入しましょう。
広告