タイの電気料金が値下げされることが決定した。
新しく発足した内閣において、電気料金の引き下げを議論していた。
現行の電気料金は1ユニットあたり4.45バーツ。これを4.10バーツに引き下げることで合意していたが、その後、3.99バーツへとさらに引き下げることになった。
これを受けて、エネルギー規制委員会(ERC)が承認して、新しい電気料金が発効した。
今年9月から12月までの電気料金を新たに計算するとのことだ。
タイでの発電に用いられる燃料の約6割は天然ガス。一部の電力はラオスから輸入している。
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パタヤでの先月の電気代
タイの電気代は1ユニットあたりいくらという計算方式となる。
日本の電気メーターと同じ仕組みだ。
毎月1日のメーター数値から先月の数値を引いて、電気使用量を算出する。
それが使用ユニット量となり、毎月の電気代が決まる。
パタヤで住んでいるコンドミニアムでは、月初めにメールボックスに電力会社(PEA、地方電力公社)からの請求書が投函される。
ローカルアパートやサービスアパートメントでは、電気代は管理会社からの請求となる。管理会社が独自の設定をしており、1ユニットが7バーツから10バーツほど。電力公社へ直接払いするより2倍ほど高くなる。
9月の電気料金はこんな感じだった。
227ユニットを消費。
サービス量やら税金やら何やらで、最終支払い額は1,058バーツ。
税込みにした上での単純計算では、1ユニットあたり4.66バーツ。
一般家庭でも戸建てや集合住宅などで契約が異なるようで、ユニット単価も変わってくるらしい。
ちなみに、コンドミニアムは1ベッドタイプで、エアコンが2台付いている。
ただ、エアコンは極力使わず、扇風機でやり過ごすようにしている。
居候がいるため、シャワーは二人で1日4,5回は使う。洗濯機は週に2回ほど。キッチンで自炊はほぼ毎日。
これで月に227ユニットで、料金1,000バーツほど。
タイが一番熱い時期である4月から7月にかけてのユニット消費量が一番多い。300ユニットを越えることもある。
次回の請求からは、ユニット単価が大きく値下げされるし、雨季が終われば気候はさらに涼しくなり、エアコン使用も減るだろう。
毎月の電気代も節約できそうだ。
円安と物価高の中、電気代値下がは素直に嬉しい。
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