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フィリピン・アンヘレス関連

フィリピン・マニラ空港のSIMカード販売所と両替レート

投稿日:

2023年7月、フィリピン旅行でのSIMカードについて。
マニラのニノイ・アキノ国際空港のSIMカード販売所と両替所の様子を見てきた。
空港のSIMカード売り場はとんでもない価格設定だった。

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マニラ空港(NAIA3)到着ロビーの両替所

マニラ・ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル(NAIA3)に到着し、入国審査場と税関を抜けると、到着ロビーに出る。

到着ロビーには、ツーリストインフォメーションや両替所やATMやSIMカード売り場などが並ぶ。他国の到着ロビーと変わらない。

両替所はいくつもある。
両替レートは統一化されておらず、ばらばら。

フィリピンの銀行大手であるBDOの両替レート。

1円=0.3829ペソ

1万円を両替すると、3,829ペソとなる
1ペソ=2.61円

名称は忘れたが、別の両替所のレート。

1円=0.3780ペソ

1万円が3,780ペソになる。
1ペソ=2.64円

このように両替レートは異なる。
他にもいくつか両替所があるため、いくつかまわってみて、一番いいレートのところで両替すればいい。

ちなみに、同日のアンヘレスの両替所のレート。

100ドル=5,505ペソ
1万円=3,850ペソ

NAIA3のBDO両替所と比較すると、ドルは同じレートだが、円はアンヘレスのほうが上だ。
まあ1万円で21ペソの差なので、そこまで気にする必要はないかも。
とりあえず1万円だけでも空港で両替しておき、あとはマニラ市内やアンヘレスの高レート両替所でまとめて両替する方法もいい。

空港SIMカード売り場

NAIA3に出店しているSIMカード販売所は、SMART社とGlobe社だ。フィリピンの二大通信会社。
おそらく他のターミナルでも同じだろう。

ブースはいくつも出ているが、どこも同じ価格設定のようだ。
SIMカードとデータ通信がセットになったパッケージ販売だ。

SMARTの料金表

1,500ペソ 30日有効 国内通話87分
2,000ペソ 30日有効 国内通話150分
2,500ペソ 30日有効 国内通話212分
3,000ペソ 30日有効 国内通話275分
3,500ペソ 30日有効 国内通話373分

データ通信は無制限となっている。
それにしても、一番安いパッケージが1,500ペソというのがひどい。約4,000円だ。
30日有効といっても、一般的な短期旅行者には宝の持ち腐れだ。
87分も通話しないし。

以前は最低料金500ペソのパッケージも販売していたように思う。
現在でももっと安いパッケージはないのかと聞けば、500ペソのものを出してくるかもしれない。

GLOBE社のブースも確認したが、SMARTと同じ料金設定だった。

日本で事前手配

日本で事前に手配したほうが断然安い。

Amazonでは、フィリピンのSIMカードを販売している。

SmartのSIMカードで、7日間6GBまでデータ通信可能。1,930円。
3日間2GBでよければ、1,090円だ。

また、KKdaysでは、マニラ空港で受け取り可能なSIMカードを手配できる。

GLOBE社のSIMカードとなる。
マニラ空港(NAIA)以外にも、セブ島やクラーク空港のGLOBE社のブースでも受け取り可能となっている。

7日間10GBで、765円。
15日間29GBで、1,275円
30日間49GBで、2,550円。
(価格は為替レートにより日々変動する)

日本で事前申し込みして、決済する。
バウチャーが送られてくるので、あとはフィリピンの空港にあるGLOBEのブースでバウチャーを見せて、SIMカードを受け取るという流れだ。

kkday⇒フィリピン・グローブテレコム SIMカード:フィリピン空港受取り (フィリピン・SIMカード)

マニラ空港でのSIMカードは最低4,000円から。
事前手配では最低765円から。
差は大きい。

市内で購入

むろん、一番安く上げる方法は、フィリピン入国後に市中にある販売店でSIMカードを購入することだ。
ショッピングモール内にあるような正規店ならば、手数料不要で購入できる。

安いものなら30ペソからある。(街中にいくらでも商店では手数料が上乗せされる)
おおむね50バーツで、電話番号付きかつデータ付きだ。
データ容量が足りない場合は、追加でロード(いわゆるチャージ)して、ネットパッケージをアドオンすればいい。
滞在期間が7日ほどなら、合計150ペソもあれば足りるだろう。
最初はとっつきにくいが、一度やればすぐに覚えられる。

こう見ると、マニラ空港で売られているSIMカードがいかに高額がわかる。
日数とデータ容量次第ではあるが、一週間150ペソで充分なところ、空港では1,500ペソである。
30日間使い放題のSIMカードなのでボッタクリとは言わないが、価格差10倍はたしかにひどい。

なお、フィリピンではSIMカードの情報登録が義務付けられるようになった。
空港でSIMカードを購入する際にはスタッフが全部やってくれる。
市中のSIMカード販売店でどこまでやってもらえるかは不明。

本来のルールでは、SIMカードの登録は義務だが、短期滞在ですぐに出国してしまう外国人が登録せずにいても、問題になりそうもないが。

また、外国人観光客はSIMカードの有効期間が30日までに制限されているとのこと。
登録するにしてもしないにしても、短期旅行者はフィリピン訪問のたびにSIMカードを買い直すしかなさそう。

個人的には、2022年8月にアンヘレスでSIMカードを購入したが、登録はしておらず、もう有効期限も切れているはずだ。
新規でSIMカード購入もしていない。

今回のフィリピン旅行では、日本で契約した楽天モバイルを利用した。
フィリピンは楽天モバイル海外通信の対象国だ。
海外では1ヶ月2GBまでなら追加費用不要でローミングが可能。
マニラ空港でもアンヘレスでも、ほぼ問題なく接続された。
フィリピンでスマホを使うなら、一番手っ取り早いのは楽天モバイルかもしれない。いちいちSIMカードを入れ替える必要もなく、そのまま使うだけ。

最低料金プランの980円でも海外で活躍する。

まとめ

空港の両替レートがあまりよろしくないのはどこの国も事情は似たようなもの。
また空港で売られているSIMカードが割高なのも同様だ。
旅行者向けのパッケージ販売となっているため、どうしても高い料金設定となりがちだ。
バンコク・スワンナプーム空港のSIMカード売り場の情報はこちらから。

関連記事:スワンナプーム空港到着ロビーのSIMカード売り場、各社料金プラン (2023年最新版)

タイでもツーリストSIMを買うよりも、Amazonで買っていくほうが安い。

それにしても、マニラ空港のSIMカード売り場はひどい。
日本出発前に手配するか、フィリピン入国後の市内で自力購入と手続きをするか、安く上げる方法を取りましょう。

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