6月3日はヴィサカブーチャ(仏誕節)によりタイは禁酒日となった。
コンビニやスーパーの酒売り場ではこのような貼り紙をして、酒類販売を禁止している。
6月2日の24時から6月3日の24時までアルコール販売は許可されない。
6月3日は終日酒類販売が禁止だ。飲食店での酒類提供も不可。
レストランは営業可能だが、ドリンクはソフトドリンクのみ。
バーやクラブなどの娯楽施設は酒類の提供がメインとなるため、営業できない。
そんな6月3日のパタヤの様子を。
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パタヤの禁酒日の様子
6月2日は24時までは通常通りに営業が可能。
実際に見て回ってはないが、ほとんどバーが営業していたはずだ。
本来なら閉店時間は午前2時だが、禁酒日となるため午前0時をまわってから順次閉店していくという流れ。
6月3日禁酒日当日。
夕方のソイLKメトロはすでに暗い。
一部のスポーツバーレストランのみがひっそりと営業。娯楽施設扱いではないため、営業はできる。ただしアルコールの提供は不可だ。
深夜0時を過ぎ、アルコール販売禁酒措置は終了。
コンビニではもともと午前0時から午前11時までは販売不可なので、酒は売っていない。
ルール上、娯楽施設は営業しても問題はない。ただし閉店時間は従来どおりに午前2時だ。
営業可能なのは表向きは2時間のみだ。
この条件でどれだけのバーがわざわざ開店させるのか。
深夜1時台のLKメトロは真っ暗だった。
スポーツバーのほか、わずかに一店舗のバービアが営業しているのみ。
ソイブッカオ沿いも営業しているバーはごくわずか。ゼロではないが、本当に少ない。
何かを求めてさまよい歩く外国人もいるが、もうみんな諦めて部屋に籠もっているようだ。人は少ない。
ソイチャイヤプーンも暗い。
これはだめっぽいな。
パタヤビーチへ出てみた。
ビーチの遊歩道を歩く人は多い。特にインド・アラブ系、それにファランだ。
砂浜の上もけっこうな人が集まっている。
ゴザを敷いてまったり宴会しているたちだ。
他に行くところがないため、ビーチに集まっているといった感じだ。まあ部屋にいても暑いだけだしね。
もう禁酒日は終了しており、自前の酒を持ち込んでの宴会は問題ない。
ウォーキングストリート近くのビーチが特に盛り上がっていた。
ウォーキングストリート
ウォーキングストリート内へ。
おっと、予想を上回るほどの暗さになっている。
バーは全滅だ。
クラブもミュージックバーもほぼ全滅に近い。
禁酒日開けでここまでウォーキングストリートが暗いとは思っていなかった。
午後10時くらいからなんとなくソフトオープンして、午前0時を持ってネオンサインと音楽と酒を全開オープンする店が多かったイメージだが、今のパタヤでは厳しいようだ。
真っ暗なソイダイアモンド。
ソイBJの屋台も全滅。
いやここまでひどいとは。
まあ完全にゼロではないけれど、ほぼ全滅状態だ。
ウォーキングストリートでも駄目なら、他も無理。
ちなみに、TTカレンシーのレート。
1万円=2465バーツ
こちらも厳しい。一週間前から全然変わっていない。
ウォーキングストリート内で煌々と灯りがついていたのだ、HIGH Timesという店。
緑の葉っぱは元気だ。
ウォーキングストリートを出て、ワットチャイモンコンへ立ち寄ってみる。
一部屋台が残っているが、そろそろおしまいの雰囲気だ。
6月3日にはウィエンティアンといって、蝋燭を持って仏塔や本堂をぐるりと3周するイベントがあったが、もう日も変わったこともあり終了。
というわけでヴィサカブーチャの禁酒日のパタヤの夜はほぼ全滅という結果となった。
次の禁酒日は8月2日と8月3日。
今回と同じ状況であれば、8月2日の娯楽施設は完全閉店で、3日もほとんどが閉店となるはずだ。ということは2日連続で暗いままということになる。
なかなかに厳しい。
8月頭のタイ・パタヤ旅行は避けたほうが無難かもしれない。
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