パンデミックによってパタヤは大きなダメージを受けた。
ナイトライフ施設は長いあいだ強制的に閉店させられ、やむなく撤退してしまった店も数しれない。
個別の店だけでなく、エリアごとなくなったところもある。
パタヤを代表するバービア街であったドリンキングストリートとソイメイドインタイランドがその代表格だ。
個人的にはこの2大バービア群の消滅がパンデミックでの最大のショックだった。
更地になった風景を見た時には泣きそうになった。
が、ここに来て、なにやら動きが出来てた。
まさかの復活がありそうな雰囲気である。
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ドリンキングストリート
ノースパタヤのターミナル21パタヤ手前にあった大きなバービア群がドリンキングストリートだ。
いや、ドリンキングストリートのあとにターミナル21ができたというのが正しい。ターミナル21は新参者だ。
ターミナル21はパンデミック中でもそれなりに繁盛していた、今では大盛況だ。
が、ドリンキングストリートはパンデミック発生以降、一度も営業再開することはなかった。
売りに出され、廃墟となり、そして建物はすべて取り壊された。
2023年2月にはこんな感じになっていた。
悲しい光景だ。
つい数日前に様子を見に行くと、敷地は工事フェンスで覆われた状態となっている。
フェンスから中をのぞくことができる。
一部瓦礫やコンクリートが残っているものの、すっかり更地になった。
これから整地していくような感じがする。
ずっと廃墟状態で放置されていたものが、いよいよ動き出すのではないか。
次の借り手が見つかったということなのかもしれない。
次に何ができるのかはまったく不明。
ノースパタヤのナイトライフ娯楽施設は苦しい状況だ。
パンデミック前でもドリンキングストリートはそこまで繁盛している様子はなかった。
ノースパタヤのメイン顧客が中国人団体旅行者と韓国人とインド・アラブ人へと変貌してしまったので、バービア好きのファランが減ってしまったのが原因だろう。
次にできるとしたら、中国人向けのナイトマーケット、インド・アラブ向けの娯楽施設ということになるのだろうか。
ドリンキングストリートを運営していたのSIMONグループだ。
そのSIMONグループはウォーキングストリートでSIMONバービア群も運営していた。
ウォーキングストリートのSIMONは撤退してしまい、現在はFrog's Landというバービア&ディスコみたいな施設に変わった。
ドリンキングストリートもまた別のバービア群になる可能性もあるけれど、まだ何もわからない。
ソイメイドインタイランド
次にソイメイドインタイランドだ。
セントラルフェスティバル向かい側で、ソイブッカオからも行きやすいという最高の立地にある巨大バービア群だった。
パンデミック中も一時期は営業していたものの、2021年11月に突如として取り壊し工事が始まった。
それ以降、更地状態が続いていた。
が、先日セカンドロードを通りかかると、工事用フェンスが開いているではないか。
No Entryと書かれているため、中には入れない。
外からのぞいてみると、敷地の両サイドで屋根の取付工事をしている。
遠くてわかりづらい。
裏手にまわってみよう。
旧カシコン銀行脇、Rコンバービア群とツリータウンの間の路地だ。
右側がRコンバービア群で、表側のテスコロータスを取り壊してバービアエリアを拡張したばかりだ。
左側がツリータウンバービア群だ。有名なOh Barがある。
混同されがちだが、Rコンとツリータウンは地主が別なので、この2つは別のバービア群となる。
昔はこの路地を抜ければソイメイドインタイランドに入ることができた。
ソイメイドインタイランドバービア群取り壊し後は路地奥は通行止めとなっている。
現在もフェンスが設置されているが、隙間から中がよく見える。
土台と骨組みと屋根ができている。
ずらりと店舗が並ぶようになるらしい。
どうせまたフードコートかナイトマーケットだろうなあと思いきや、よくよく観察。
屋根の下には、カウンターらしきものが設置されている。
この形状はまさしくバービアでおなじみのバーカウンターである。
ということは、ほぼ間違いなくバービアができるはずだ。
今のところ、工事をしているのは敷地の両端部分のみ。
中央エリアがどうなるかはわからない。
勝手な予測では、ツリータウンのように構造になりそうな気がする。
ツリータウンのバンコク銀行側のエリアのように、路地沿いにバービアを並べて、中央にレストランや飲食屋台を配置する。
でも大きなレストランを作るスペースの余裕がない気もするので、パッポンスタイルで中央には屋台だけを並べるのかもしれない。
道路がどうなるかはわからない。またソイが復活するかどうか。
なお、ツリータウンでは、またゲートの取付工事が行っている。新しくするようだ。
以前はツリータウン内の路地を進んでいけば、そのままソイメイドインタイランドへ入ることができたが、今は完全に塞がれている。
ツリータウン側に大きなバーが建っているため、道が再び開くことはなさそうだ。
まとめ
ドリンキングストリートの再開はまったく不透明だが、とりあえず更地にはなった。近々動きがありそうな気もする。
ソイメイドインタイランドの復活は間違いないだろう。
バービアができそうな気配が濃厚だ。
オープン時期や規模などはまだ何もわからない。
この手の簡易的な作りのバーは意外とあっさり完成するので、あと1ヶ月もすればそれなりの姿になりそうな気もする。
お盆休みにはちょっとしたソイメイドインタイランドの復活があるかもね。
全体が完成するのはまだまだ先だろうけど。期待しよう。
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