ここ数日、タイは猛暑に見舞われた。
猛暑というか、熱暑だ。
夏の嵐にも襲われた。
いよいよソンクラーンが間近だ。
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タイのヒートインデックス
ここ最近、タイ国内では Heat IndexとHeat Strokeという言葉がよく使われる。
タイ語の報道でもそのまま英語を使うことが多い。
ヒートインデックスは、日本語に直訳すると熱指数といって、実際の気温と湿度から、熱中症など人体への熱の危険度を示す指数。
気温と同じで摂氏何度という形で表される。
ただし、気温ではないので注意。あくまで指数だ。
ヒートインデックスが40度でも、気温は40度に上昇しているとはかぎらない。
ヒートインデックス危険度
27-32度 注意
32-41度 きわめて注意
41-54度 危険
54度以上 きわめて危険
ここ数日でヒートインデックス最高レベルを叩き出しているのが、バンコクのバンナー地区だ。
4月5日から6日は、バンナーで49.4度。
4月9日は、バンナーで50.2度。
クラビでは、54度まで上昇。
チョンブリは、43.2度だ。
ペチャブンは、44.3度だ。
(あくまで予測の指数)
いずれのエリアもレベル3以上。クラビにいたっては最高レベルの54度に達する。
ヒートインデックス54度以上は、屋外活動を控えないといけないほど危ないとされる。生命の危機があるそうだ。
タイ政府からも、ヒートストロークに注意と警告が出ている。
ヒートストロークとは熱中症のことだ。
先日、50代の大物政治家が暑さのせいで亡くなったのを契機に熱中症が取りざたされている。
水分をしっかりとり、涼しい格好で過ごすことが大切。
タイは、中心部のバンコクだけでなく、東部チョンブリでも南部クラビでもイサーンでも暑い。
そして、北部のチェンマイやチェンライはPM2.5により世界最悪レベルの大気汚染となっている。
チェンマイでは在宅ワークが推奨されているほどだ。
パタヤも暑い
パタヤも連日の猛暑となっている。
先週半ばまでは、普通に扱った。
パタヤの隣町のレムチャバンのヒートインデックスは49.4度だった、
危険レベルだ。
金曜日になると、今度は嵐に襲われた。
午前中は夏の嵐により、大雨と風がすごかった。昼からは雨はやんで、曇り空に。
直射日光を浴びないので、少し過ごしやすくなった。それでも蒸し暑いが。
週末土日はまたしても暑さが復活。
雲はあまり出ておらず、青空のもとに強烈な日差しが降り注ぐ。
チョンブリのヒートインデックスは危険レベルだ。
最高気温でいえば、33度ほど。
猛暑というほどではないように思える。
でも暑い。
ひたすらに暑い。
日差しの強さと湿度があいまって、とにかく暑い。
昨日は、太陽が一番高くなる時間帯にちょっと外出した。
20分ほどバイク乗ったり、少し歩いた。
すると、頭痛がしてきた。
日差しと暑さにやられた。
頭が痛くて、体が重い。
部屋に帰り、冷えた水をたっぷり飲んでから、昼寝をするしかなくなった。
昼間の屋外活動は控えたほうが賢明だと思う。
昼間に動くと夜に影響を及ぼす。
特に時間のかぎられた短期旅行者は、夜のために昼間の体力を温存しておくのがベター。
昼間動きすぎると、夜は動けなくなる。
ちなみに、夜になると暑さはマシだ。
蒸し暑さは残るものの、活動はできる。
週末のワットチャイモンコンは縁日を開催していて、タイ人が多く集まってくる。
昼間はどこにいるんだというくらい集結する。
活動は夜にすべし。
もうすぐソンクラーン
今週はいよいよ、ソンクラーンだ。
4月13日から15日、水かけ祭りである。
2020年から2022年までは水かけは禁止されていた。
4年ぶりの水かけ復活となる。
まあこれだけ暑い時期なんで、水かけの一つでやらないと、やってられないという気分にもなる。
ソンクラーン中のパタヤでは、昼間に外出すれば、問答無用で水をぶっかけられる。
外では常にずぶ濡れ状態となるので、多少歩き回っても熱中症にはならないかもしれない。
でも、暑さは変わらない。
体の中は暑くても、表面はずぶ濡れ。
室内はエアコンががんがん効いている。
体調を崩しやすい。
この時期のタイ旅行は体調管理をしっかりと。
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