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タイ国内情勢

タイでのマスク着用義務解除ガイドライン

投稿日:

6月17日のCCSA本会議にて、タイ国内でのマスク着用義務が見直されて、着用義務化が解除されることになった。
完全にマスク非着用となるわけではないが、主に屋外でのマスク着用は不要となる。
正式な開始日はまだ決まっていない。
まずはタイ保健省がマスク着用に関するガイドラインを定めた。

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タイのマスク着用ガイドライン

タイ保健省によるマスク着用に関するガイドライン。

どういった場所、どういったシチュエーション、どういった人がマスクを着用すべきか否か。

マスク不要
・屋外の開けた場所
・一人でいる時
・ソーシャルディスタンスが確保できている屋内
・混雑していない場所
・飲食中
・運動中
・ステージでのパフォーマンス中
・自宅(ただし感染者や脆弱グループと一緒にいる際はマスク着用を)

マスク着用が要求される場面
・他人と一緒にいる時の高リスク者やワクチン非接種者
・近くに他人がいるときの感染者
・客にサービス提供時のサービススタッフ
・混雑した場所
・飛行機や電車やバスなど公共交通機関利用時

ワクチン接種済み者は、混雑した場所のみ着用が原則。
ワクチン未接種者は、他人と一緒にいるときは常に着用。

ざっくり以上のような内容。
簡単にいえば、屋外ではマスク不要。
屋外でもコンサート会場といった混み合った場所ではマスク着用。
屋内では混雑していなければマスク不要。
公共交通機関ではマスク着用。

これまではマスク着用は強制措置だった。
違反すれば刑罰あり。実際には逮捕者はいないかったようだが、義務は義務だった。
これからは義務ではなくなり、保健省のガイドラインに従う形で、自主的に判断していくことになる。

これらはまだ正式決定ではないし、開始日も決定していない。
官報掲載後に正式決定となる。
おそらく7月1日に施行されるものと見られているが、詳細はCCSAよりあらためて発表があるだろう。

マスク着用世論調査

なお、タイ国内でマスク着用に関する世論調査が実施された。

規制解除となったあとでもマスク着用を続けますかという質問だ。
引き続きマスク着用すると答えたは93.3%、着用したくないと答えたのは6.7%。

自主的にマスク着用を続けるタイ人が多そうだ。

ちなみに、パタヤでは欧米人やインド人など外国人観光客の多くがマスクを着用せずに歩いている。
一方、ほとんどのタイ人はマスクを着用して外出している。炎天下の中を歩く際でもでもきっちりマスク着用だ。
さすがに一箇所で作業しているときは外している人も増えてきたけれど。
ショップ店員やレストラン店員は常時マスク着用だが、バービアスタッフはマスク着用無し。クラブのスタッフはマスク着用している。

バンコクのBTSや地下鉄では全員マスク着用だ。
電車内では欧米人もマスクをつけている。
マスク規制緩和後でも、公共交通機関内ではマスク着用が必要とのことなので、おそらく改札口ではマスク非着用は注意されることになるだろう。

予定どおりに7月1日にマスク着用義務が解除されても、現在の状況と大きな変化はないかもしれない。
強制義務と自主的では大きく意味が変わってくるが、もうしばらくマスク生活は続きそう。
外出時の屋外では自由に決めればいい。

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