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タイのエンデミック化計画に変更なし、5月入国規制緩和提案へ

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タイではエンデミック移行化計画を立てている。
7月1日にパンデミックをエンデミック(風土病)とする宣言を行い、入国制限や規制措置を解除し、元の生活に戻ろうとする狙いがある。
現在の課題はソンクラン明けの感染状況と5月からの入国規制緩和だ。

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エンデミック化計画に変更なし

タイ保健省は、ソンクラン明けに感染者が増加し、高齢者の死亡数が増加するとの予測があるが、7月1日のエンデミック宣言計画はこのまま維持すると発表した。

1日あたりの新規感染者が10万を越えるという最悪のシナリオが想定されているが、そのとおりになるかどうか見極めるには2-4週間かかると疾病管理局。
ソンクラン前と比較すると、現在のPCR検査による新規感染者は約3万人から16,000人程度へと減少している。
ただし、死亡者数と人工呼吸器が必要な患者は増加しており、疾病管理局では5月第一週にさらに増加すると見ている。
過去7日間での死亡者の平均は107人で、そのうち9割以上が高齢者だった。
7月1日のエンデミック化にそなえて、200万人以上の高齢者に対してワクチン接種が必要だとしている。

また、アヌティン保健大臣は、金曜日のCCSA本会議にて規制緩和を提案するための準備をしていると発表。
観光スポーツ省によるPCR検査を国際線到着時の迅速抗原検査へ切り替えるという提案にも応じるとのこと。
7月1日のエンデミック宣言のための準備ができていることを確認するため、感染者数を評価する必要があるともしている。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2296626/endemic-switch-on-track

タイ入国規制緩和へ

タイのエンデミック化計画は段階をわけて実施していくことになっている。

ソンクラン明けから5月にかけては、新規感染者が高止まりするだろうとの予測だ。ソンクラン明けの感染者増加は織り込み済みとなっている。
5月下旬からは減少に転じて、7月1日にエンデミックを宣言する。
その過程において、入国規制も段階的に緩和していく。

フェーズごとの規制緩和案は、発表ごとに修正されている。
現在は第1フェーズにあり、出発前のPCR検査陰性証明書の廃止と、非ワクチン接種者の強制隔離期間が5日に短縮された。
次のフェーズでは、到着後PCR検査を到着空港でのATK検査に切り替える計画となっている。

次の規制緩和は4月22日のCCSA本会議において議論される予定だ。
観光スポーツ省のピパット大臣は、PCR検査のATKへの変更のほか、タイランドパスとTest&Goの終了も提案したいと述べていた。
今回のアヌティン保健大臣の発言では、ATKへの変更については言及されている。
タイランドパスとTest&Goの終了については不明。
どうやら4月21日の保健省内会議において提案内容を決定するようだ。
その翌日のCCSA本会議で保健省の提案について決定していく流れとなる。

タイ完全開国の遅れ

アメリカ時間の4月18日、米疾病対策局(CDC)は、世界各国の渡航警戒レベルの見直しを行った。
タイや日本など約90カ国に対して、これまでの警戒レベル4からレベル3へ引き下げを実施。
ワクチン接種済みであれば、タイや日本への旅行は許可することとなった。ただしワクチン接種非接種の場合は不要不急の渡航は避けるよう推奨している。
CDCがワクチン接種済みであればタイへ行ってもいいよとお墨付きを与えている。

シンガポールは4月1日より入国制限を大幅に緩和し、開国といえる状態となった。
ワクチン接種済みであれば、入国時の検査も隔離も不要としている。観光目的での入国も可能だ。
ただ、出発前の検査陰性証明書は必要としている。
シンガポールではできるだけ速やかにワクチン接種済み入国者に対するすべての検査を撤廃すると発表した。
今後数週間のうちに実現したいとしている。そうなれば完全開国状態といえよう。

タイのエンデミック化計画では、7月1日にすべての検査を撤廃することになっている。
シンガポールが一足も二足も早くエンデミックへ移行しそうな情勢となってきた。

タイは2021年のうちにサンドボックスとTest&Goで他の東南アジア諸国よりも開国への道を進み出したが、今となっては後塵を拝する形となってしまった。
周りの国は検査なし隔離なし入国に一気に加速し、タイランドパスやら到着時検査とホテル待機やら制限が多く残っているタイはすっかり逆転されてしまった。

5月からのタイ入国制限はどうなるのか。
PCR検査をATK検査に変更するのか。
はたまた、Test&Goとタイランドパスの終了についても議論されるのか。
4月22日のCCSA本会議でどのような結論が出されるのか注目だ。
ちなみに、日本は外国人の観光目的での入国を認めるつもりは当分ないようで、もはや論外レベルとなっている。

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