日本外務省では、各国に対する感染症危険情報を発表している。
本日4月1日付けで、情報レベルの改訂が発出された。
タイは、レベル3からレベル2へ引き下げとなる。
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各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き下げ及び維持)
4月1日、外務省は各国に対する感染症危険情報レベルの変更を発表した。
レベル3からレベル2への引き下げ、レベル3の維持、レベル2の維持の3パターンがある。
レベル1は指定なしのまま。
レベル3:「渡航は止めてください。」(渡航中止勧告)
レベル2:「不要不急の渡航はやめてください。」
タイは、レベル3から、レベル2にレベル引き下げとなった。
これまでタイは渡航中止勧告となっていたが、本日より「不要不急の渡航はやめてください」に変わった。
現時点では、レベル1指定の国はない。
外務省としては、渡航をすすめられる国はないという建前となっている。
4月1日より、アジア・太平洋地域は、すべてレベル2となった。
レベル2へ引き下げ:インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ミャンマー、マレーシア、モルディブ、モンゴル、フィジー
レベル2継続:韓国、北朝鮮、シンガポール、台湾、中国、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、ラオス、豪州、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニウエ、ニュージーランド、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、マーシャル、ミクロネシア
レベル3(渡航中止勧告)が残るのは、中南米、欧州、中東・アフリカの一部国々。
全世界の感染症危険情報マップ(4月1日時点)
参照:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T038.html
これは、あくまで感染症危険情報レベルであり、危険情報とは別。
たとえば、ウクライナに対しては危険情報レベル4の退避勧告が出されている。
全世界危険情報マップ
タイ国内でいえば、ナラティワート、ヤラー、パッタニー、ソンクラーの一部に対して危険レベル3(渡航中止勧告)が出ている。
まとめ
感染症危険情報が出ていても、海外渡航が制限されるわけではない。
一つの目安のようなもの。
日本政府は、自国民の海外旅行に対して、感染症危険情報をもとになんらのの出国制限を課してはいない。
とはいえ、タイの感染症危険情報がレベル3の「渡航中止勧告」からレベル2の「不要不急の渡航はやめてください。」に下がったことは、心理的にはちょっと安心感が出るかもしれない。
渡航中止勧告が出ている国に行くのではない。不要不急ではない用事があるからタイに行くのだと。
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