タイ国際航空（TG）が、冬期運航スケジュールを発表した。
2021年10月31日から2022年3月26日までの日本-バンコク路線は、大幅に増便となる。運休中の羽田発便は来年1月から再開する。
タイ開国の動きと合わせるかのようにタイ航空の便数も増えていく。
タイ入国情報も併せて紹介する。
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タイ航空冬期運航スケジュール
まず、現在（3月28日から10月30日まで）の夏期運航スケジュールがこうなっている。
成田発TG643 週3便（水金日）
羽田発TG683 9月2日以降運休
関西発TG623 週2便（金日）
中部発TG645 週2便（木日）
計週7便で運航している。
バンコク発も同じ便数で運航されている。
そして、こちらが9月17日付けで発表された冬期スケジュール（10月31日から2022年3月26日まで）となる。
日本発
成田発TG643 週4便（火水金日）成田発11:45 バンコク着17:05
羽田発TG683 2022年1月2日運航 週3便（水金日） 羽田発10:35 バンコク着15:40
関西発TG623 週5便（月木金土日）関空発11:00 バンコク着15:45
中部発TG645 週4便（水木金日） 中部発11:00 バンコク着15:40
計16便
関西発は週3便増便、中部発は週2便増便、羽田発が1月2日より週3便で運航再開となり、夏期スケジュールよりも9便増えることになる。（1月1日までは6便増）
すべて午前便となる。
スワンナプーム空港到着が午後の時間帯で、そこから検疫と入国手続きを済ませて、ホテルへ着くのが夕方から日没後となりそうだ。
現在、バンコクから入国する際はAQ（ASQ・ALQ）での14日間隔離が求められる。
バンコク発も便数は同じ。
成田着TG642 週4便（月火木土） バンコク発23:55 成田着07:40
羽田着TG682 2022年1月1日より運航 週3便（火木土）バンコク発23:15 羽田着6:55
関西着TG622 週5便（水木金土日）バンコク発23:59 関西着07:20
中部着TG644 週4便（水木金日）バンコク発00:05 中部着07:30
こちらはすべて深夜便となる。
日本到着が朝方だ。
9月20日より日本の水際対策が変更となっており、タイから日本帰国時の3日間強制隔離は不要となった。空港から直接自宅などに移動して14日間待機する必要はあり。
タイ入国について
9月時点で、あらゆるタイプのタイ入国には事前のCOE（入国許可証）取得が必須となっている。
通常のASQホテル隔離、プーケットサンドボックス、サムイプラスでも同じこと。
以前のように、航空券を購入して、パスポート一つでタイに入国することはできない。
多くの事前準備と申請が必要だ。
10月1日以降にタイ開国第2フェイズの実施が予定されている。対象は、バンコク、パタヤ、チェンマイ、ホアヒン、チャアムの5エリアだ。
プーケットやサムイと同じく、ワクチン接種済み外国人は隔離免除ないし隔離緩和条件で入国することができるようになる計画。
まだ正式承認されておらず、また具体的な内容についても決定していない。
引き続きCOE取得は必須条件となるとみられている。
冬期スケジュールでもタイ入国へのハードルは高いままだろう。
とはいえ、バンコクやパタヤの開放が実現すれば、バンコク行きのフライトの需要が徐々に増していくことは確かだ。
規制が厳しい10月は一般的な旅行者はあまり増えないだろう。
11月にはさらに入国制限が緩和される可能性もあって、タイへ渡る人が増えていくとみられる。
そういった予測も踏まえて、タイ航空も増便を決めたのだと思う。
チケット購入は慎重に
10月のバンコクやパタヤの開放がどうなるかはまだわからない。
11月にずれ込む可能性もある。
また、実現するとしても、どういった規制措置が取られるかもわからない。
おそらくは、ほぼ隔離無しの入国が可能となるはずだが、それでも制限は多く残る。
出発までの準備が大変だ。
日本からバンコクやパタヤへの隔離無し短期旅行がルール上は可能となっても、ハードルは高いままだろう。
また日本帰国時には14日間の自宅待機が必要。10月からはワクチン接種済みであれば10日に短縮されるという話もあるが、いずれにせよ、一般的な短期旅行者にとってもあまりにもきつい条件だ。
安いチケットが売りに出されていても、チケット購入は慎重に。
もう少し状況を見極めてから購入したほうがよさそうだ。
タイでも日本でも隔離と待機は平気という人はさっさと購入してもいいかもしれないが。
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