洪水に連続して見舞われ、ウォーキングストリートでは大きな火事も発生したパタヤ。
ここ2,3日のパタヤは、雨が少なく、まずまずいい天気が続いている。
9月1日に施行となった規則措置は9月末まで延長となり、10月以降の規制緩和はまだ未定。
10月1日にはパタヤ開放が予定されているが、正式決定はしていない。
それでも観光再開の機運がパタヤでは感じられる。
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パタヤビーチとウォーキングストリート
雲は出ているものの、日差しが強烈なパタヤビーチだ。
センタン前付近のビーチでは、パラソルが並ぶ。
客足はまだまだ戻ってはいないが、いかにも南国ビーチな気分は味わえる。
2回の洪水で決壊した砂浜は各所でそのまま残されている。
パタヤよりもさらに大きな被害が出たジョムティエンビーチの修復工事はもうすぐ完了予定とのこと。
ジョムティエンのビーチロードの一部通行止めも解除になりそうだ。
ウォーキングストリートでは、ミキサー車が出入りしている。
電線類地中化工事で掘り返した路面を再舗装するのだと思われる。
ウォーキングストリートの店舗はほぼ全滅のままだ。
カフェと薬局とコンビニ2軒が営業しているくらい。
ウォーキングストリートの舗装が綺麗になっても、店はまだまだ再開しそうにない。
ソイブッカオ新店舗
パタヤで元気なのは、なんといってもソイブッカオだ。特にツリータウン周辺はいつもにぎわっている。
ソイブッカオ沿いにもテント型や屋台式の簡易店舗がずらりとオープン。
59バーツのステーキ屋はファランから人気がありそう。
ツリータウン裏側の駐車場では、新しいバービアの建設がほぼ完了したようだ。内装を固めている段階で、ナイトライフ再開許可が出れば、すぐにでもオープンできそうな雰囲気だ。
試運転なのかただの遊びなのか、ビリヤード台のカバーを外して、球を突いている人を見かけるようになった。
ツリータウンの北側出入口では、新店舗の改装工事中だ。
以前はPAGODAというバーレストラン兼ゲストハウスが建物で、今度はCANDY CLUBという店ができる。
店はガラス張りとなっているが、スモークで中は見えない。
雰囲気からすると、ジェントルマンズクラブになるのかもしれない。
ソイブッカオ沿いの同じ並びには、OH... COFFEE & BARという店がオープンした。
現在は規制により酒は出せず、カフェのみで営業となる。
OHコーヒーの少し先が、ソイメイドインタイランドの入り口で、ソイに入ればバービアが向かい合わせで並んでいる。
ここには日本人の間でつとに有名なOh Barがある。
Oh BarとOH Coffee & Barの関連は不明。
この至近距離でそっくりの店名があるのはどうかと思うが、まあバービアやカフェなんて似たような名前が多いし、たとえ無関係でも気にするだけ野暮ってもの。
ソイブッカオ北側のクランク型のRコン前コーナーを抜けた先にもバービアが多い。
現在はレストランとして営業しているバーもあるが、ほとんどは閉店のまま。
でも一部では新規開店へ向けて工事を進めている。
その名もChurchill'sというバービアだ。
ウィンストン・チャーチルを前面に押し出すとは、なかなか渋い。
チャーチルの名言が掲示してある。
Never,Never,Never Give Up!
決して屈するな、あきらめるな、決してだ!
今こそ不屈の精神が必要というチャーチルからのメッセージにように感じた。
パタヤはあきらめない、くじけない、屈しない。
空襲により一度は灰燼に帰したロンドンの瓦礫の山から市民たちが奮起したように、ウイルスによって壊滅したパタヤの街もまた立ち上がる。
パタヤの再開は、間違いなくソイブッカオから始まる。
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